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運動会の感想例文!幼稚園児の保護者向けの学年別例文!

運動会は、学校行事の中でもメインエベントの一つです。

ましてや幼稚園ともなれば、わが子の運動会は初めてという親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

運動会の感想文を保護者に書いてほしいと頼まれる幼稚園もあるようです。感想文なんて何年も書いていないし、実際何をどう書けばいいのか困惑している方も多いようです。

決して難しく考える必要はありません。何てったって目に入れても痛くないわが子の運動会なのですから。とはいってもどうせ書くなら自分の気持ちがきちっと伝わる感想文にしたいですよね。

そこにはちょっとしたコツがあるのです。

この記事を読めば、感想文に対する悩みがなくなりますよ。5分ほどで読める記事です。では、さっそく行きましょう。

親が書く運動会の感想文に何を書く?盛り込むポイントは?

そもそも運動会の感想文はなんのために書くのでしょうか。

園児の親全員が書くような感想文は、運動会のアンケートとしての役割が大きいのです。

字数なども気にせず、自分の思ったことを簡単に書けばいいのです。それとは違い、幼稚園の広報から頼まれたり、会報などに乗せたりする場合は、字数制限がある場合もあります。アバウトに字数が決められている幼稚園もあるようです。

だいたいですが、400字詰め原稿用紙2、3枚でしょう。

いったい何を書けばいいのでしょうか?

わが子の成長をみられて楽しかったです。一言でいえば、こんな感想になるでしょう。でもこれでは残念ながら感想文としては落第ですね。

そこで、文章構成が必要になってくるのです。とはいっても難しく考える必要はありません。

起承転結とか序破急という言葉は聞いたことがあるかと思います。

桃太郎の話を例にとると、

  1. 桃から桃太郎が産まれます。
  2. 鬼が島で鬼があばれているので、桃太郎は仲間を集めて鬼退治に行きます。
  3. 鬼が島に乗り込み鬼退治をします。
  4. 財宝を持ち村に帰ってきます。

こう書いていくとわかりやすくなりますね。

物語ではないので、もっと簡素化していいでしょう。

  1. 最初に
  2. 本文
  3. 締めくくり
  1. 運動会当日の天候などから入っていく
  2. わが子の様子、どんな種目に出たか、その時の親の気持ちも書いていくといいでしょう。
  3. 勝敗はどうだったか。お礼の言葉。

下記では年少、年中、年長と分けて例文などものせておきますが、全体の構成は同じです。

求められているのは、立派でうまい文章ではなく、心のこもったそのその家庭ならではの特徴です。

園児一人一人が違うように、同じ運動会に出ていても、感想は違っているからこそ面白いのです。

誹謗中傷などはもっての他ですが、ここをもっとこうしたらいいという意見は盛り込んでもいいのではないでしょうか。

結果的に、自分も周りも前向きになれるような感想文を目指していきましょう。

親が書く運動会の感想文例:年少さん向け

 

年少さんは園児にとっても親にとっても初めての運動会ではないでしょうか。わが子の成長した姿を、運動会をきっかけにあらためて実感したことを書ければいいでしょう。

年少さん向けの感想文の例をあげておきますので、参考になさっていただければいいと思います。

例文:年少さん向け

前日が雨だったので、当日は晴天になってほっとしました。子ども親も楽しみにしていたので、晴れて良かったです。祝日の運動会でしたので、主人と祖父母と皆で応援に行きました。新調したビデオカメラをかまえて、主人は一生懸命にシャッターを切っていました。
また、ダンスを披露する場面があったのですが、家でもしっかりと練習をしていたので、当日はその成果を感じることもできました。
半年での我が子の成長ぶりに、感動しました。家族全員が感慨深けでした。
また、他のお母様方との一体感もあり、有意義な時間を過ごしました。
演技や競技の始まる前の、園児たちの不安気な表情と、終わった後の自慢げな表情が、とても心に残っています。
毎日暑い中指導してくださった先生方、そして準備や進行のお手伝いをしてくださった役員の方々に感謝します。皆さまありがとうございました。心よりお礼申し上げます。楽しい運動会でした。

親が書く運動会の感想文例:年中さん向け

年中さんは二度目の運動会ですね。競技も年少さんと比べると増えたのではないでしょうか。

構成自体は年少さん向けの感想文と変わらないのですが、より競技の内容に迫ってみるのもいいでしょう。

例文:年中さん向け

当日は、快晴でお弁当も作り甲斐がありました。朝起きた子どもの顔も晴れ晴れとしていました。
年中さんは障害物競走から始まりました。年少の頃にくらべると、競技のバリエーションが広がり、体もよく動いていたように感じます。
特に印象的だったのは、かけっこ競争です。よーいどんで、4人で走ります。年少になると競争意識も芽生えてくるようで、さらにわが子の成長ぶりを感じます。
かけっこ競争では運よく1位になりました。運動会でかけっこをやるんだと言って、お休みの日に主人と公園で練習していましたので、その成果が出てより嬉しかったです。
パラバルーンではクラスの皆と一体になって頑張っていました。やはり普段から一生懸命練習をしていましたので、当日は、見ていてとても感動しました。
自分が小さいころはただ楽しいだけの運動会でしたが、親として冷静に眺めてみると、運動会を通してみんなで一つになってがんばるというのは、なんてすばらしいことだろうと感じます。
勝った子供は嬉しいし、負けた子供は悔しい、当たり前の感情を目の当たりにして、子供たちはこうやって日々成長していくのだとあらためて思いました。
親も一体となって楽しめた運動会、家族全員とても楽しい一日を過ごせました。
けがをする園児もいなくて、運動会は大成功のうちに幕を閉じました。これもやはり先生方の日頃の指導の賜物だと思います。ありがとうございました。

親が書く運動会の感想文例:年長さん向け

例文:年長さん向け

今年は年長さん。幼稚園、最後の運動会です。年長になった我が子の姿を見て、大きくなったとあらためて思いました。
年少、年中とは違って、年長はこなすプログラムも多い中、どれも一生懸命に取り組んでいるようで感動しました。年少の頃、年中さんの演技をみていて、わが子もここまで成長することができるのか不安でしたが、子供の2年間の成長はすさまじいものがありますね。
競技内容も年少の頃とは違い、鼓笛隊や組体操が入ってきます。
運動会の最中、ぴんと張りつめた雰囲気を感じました。園児たちはきびきびと、めりはりのついた演技で良かったです。真剣に取り組む園児を誇らしく思いました。
最後のリレーでは、練習の成果が表れていました。最近は順位を決めない幼稚園もあるようですが、社会に出たらどうしたって順位はつけられてしまいます。
勝敗は勝敗で認めて、終わったあと皆で頑張ったことをほめたたえるのがいいと思います。
ラグビーではないですが「ノーサイド」の精神ですね。

先生方のご指導、お誉めの言葉、お友達からの励ましは、競技を頑張る園児の底力を生み出しました。仲間と一緒に力を合わせて頑張っている姿は目に焼き付けられました。親子競技も笑顔があふれていました。
会場で多くの拍手を頂けたことは今後の成長につながっていくと思います。
競技を決めたり、細やかな指導をしたり、先生方をはじめ、運動会に携わっていただいた方々に感謝の気持ちでいっぱいです。楽しい一日をありがとうございました。

感想文に使える「書き出し」と「締め」

感想文を書くときに一番悩むことは何でしょうか。

感想文は小説とは違いますので、印象的な書き出しにする必要はありません。無難な話から入っていけばいいでしょう。

当日の天気はどうだったのか?ただ、運動会がすべて晴れの日とは限りませんね。雨の日は体育館で行ったりするのでしょうか。今回は順延での例にしてあります。

書き出し

晴れの日の場合

運動会当日は朝から雲一つない晴天に恵まれました。
一所懸命にがんばってきた園児たちの思いが通じました。

雨で順延した場合

先週は雨続きで、今日も天候が心配されました。晴天とはいかないまでも、降水確率は5%ほどです。開催があやぶまれましたが、順延していただいた園の配慮に感謝します。

上記の例文でも無難に天候を書き出しとしていますが、特に決まりがあるわけではありません。

天候以外

毎日毎日この日のために頑張ってきた園児たち。先生方に励まされながら、皆自分の競技に一所懸命に取り組んでいました。
その成果を思いきりだした運動会でした。

こんな書き出しでもいいでしょう。

当日の天候は気になりますので、途中に少しいれてもいいかもしれません。天候の話から入るよりインパクトがありそうですね。

締め

最後は、やはり頑張ってきた園児と、運動会を成功させるために努力してきた先生方や保護者に感謝を伝えるのが締まりがいいようです。

最後の文章

楽しい運動会は事故もなく無事に終えることができました。
一重に先生方のご指導の賜物です。運動会当日まで準備、練習大変だとお察しします。
親御さんたちも当日まで、風邪をひかないか、参加できるのかひやひやしながら当日を迎えたことと思います。
運動会が成功したのは皆さまの努力あってのものです。
この場を借りてお礼を申し上げます。
本当に楽しい運動会でした。

少し長いですが、上記のような気持ちが伝えられれば、締めくくりとしはいいのではないでしょうか。

まとめ

親が書く幼稚園の運動会の感想文例について書いてきました。

会報などにのって、全員が読むと思うと緊張で先へ進まなくなるかもしれませんが、要は素直な気持ちを感想文にしていけばいいのです。

そのための盛り込み方のポイントや年少さん向けの書き方、年中さん向けの書き方、年長さん向けの書き方を例にあげました。

今回の例文では批判は書いておりませんが、ここをこうしたらもっとよくなるのではないかのような意見もいれれば、次回の参考になるかもしれませんね。

運動会の主役は子どもたちです。

頼まれた方は自分の子供がどういう風に頑張ってきたか、エピソードを盛り込むと、リアリティが出てきて読むほうも共感します。

決して難しく考える必要はないのです。例文を参考に書き始めてみましょう。

一行書けば、あとはどんどん言葉がでてきますよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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