運動会も終わり一安心。
土煙のついた運動着を洗う日々も、一旦は落ち着きますね。
お弁当も頑張ったし、子どもも頑張ってこられたようでほっと一息。
でもPTAをやっていたらそうはいきませんね。
広報や写真担当になっている人もいることでしょう。
そして、運動会についてまとめなければいけないのではないでしょうか。
書き方もよく分からないし、そのまま使えたら楽なのに…。
今回は、運動会についての新聞の文書と感想の例文を紹介いたします。
この記事を参考にしてサクサク仕上げちゃいましょう!
PTAの運動会感想文の書き方例文!晴れの場合
まずは運動場で開催できた場合の感想文を紹介いたします。
太陽が輝く中で開催された運動会!○月〇日の今年も〇〇小学生の精一杯に元気に頑張る姿を見ることができました。
この日のために毎日練習を頑張ってきた児童たち。たくさんの声援の中で練習の成果を発揮してくれました。一年生ははじめての運動会でかけっこを行い、広いグラウンドを走り抜けました。
二年生は学年全体のダンス、人気の〇〇の音楽と共に難しい振り付けもしっかり踊りました。三年生は玉入れで、双方譲ることなくどんどん投げ入れて行きました。かごの中には玉がいっぱいになっていました。
四年生は綱引き、大地を踏みしめて声を掛け合いながら引っ張っていました。チーム一丸となって力いっぱい闘いました。五年生は棒運びを行い、仲間と共に長い棒を運んでいきました。最後の全員でのジャンプも声を合わせていました。
六年生は対抗リレーで、すっかり大きくなった姿でぐんぐん走っていきました。どの競技も手に汗握る戦いで、児童の真剣さが伝わってくる運動会となりました。
朝は真っ白だった体操服も、終わる頃にはすっかり努力の跡が見られました。この一日で子どもたちの新たな一面が見られました。この運動会で児童たちの絆も強くなったことでしょう。
最後まで頑張った児童のみなさん、お疲れさまでした。応援に駆けつけてくださった保護者の方、指導くださった先生方にもお礼を申し上げます。ありがとうございました。
学年ごとの競技を紹介していますが、長さはどの学年も同じくらいの長さにすると公平でいいでしょう。
PTAの運動会感想文の書き方例文!延期開催や雨で体育館開催の場合
次は延期が二度あり、運動会当日に雨が降り途中で体育館へ移動した場合の例文です。
実は私が小学生の時にこれを経験していまして、狭い中学年ごとに交代で競技した思い出があります。
競技もそうですが、お弁当の時間がいつもと違う雰囲気で楽しかったことを覚えています。
「○月○日、二度の延期がありましたが児童や保護者の方の熱意で、運動会を開催することができました。朝は曇りで涼しい日和でしたが、午前中に雨に見舞われ体育館で開催する運びとなりました。
グラウンドでの競技は、入場行進、一年生のかけっこ、三年生のリレーを行いました。入場行進ではどの学年もそろった動きできれいでした。一年生のかけっこでは緊張した気持ちを振り切るかのように目いっぱい走っていました。
三年生のリレーでは、だんだんと大きくなってきた児童たちの姿とかろやかな走りを見ることができました。体育館に移動した後はできる競技が限られる中で、子どもたちも気持ちを入れ替え運動会に臨んでいました。
二年生のダンス、四年生のひっくり返し競争、五年生の玉入れ、六年生の騎馬戦と競技が行われていきました。スペースの問題で学年ごとに体育館の入退場を行いましたが、とてもスムーズに交代することができました。
二年生のダンスでは、近くで子どもたちの動きが見られて新鮮でした。手作りのポンポンと動きもとてもきれいにマッチしていました。四年生のひっくり返し競争では、体育館でしたがとても白熱した闘いで、鳴り響くシューズの音が印象的でした。
五年生の玉入れでは、どんどん入っていく玉を見てどちらが勝つのかとてもハラハラドキドキしました。どちらのチームもかごいっぱいでした。六年生は騎馬戦で体育館の中でも熱気が伝わってきました。近くで見られたのでより力強さがありました。
どの学年も、どのチームも精いっぱい競技をしていました。広い運動場とは違い体育館での運動会でしたが、近くで競技をするためいつもより違った視点で見られたことが今回の発見です。とても有意義な運動会だったと思います。
延期や室内移動などハプニングに見舞われた運動会でしたが、児童の頑張りと見に来てくださったみなさんの声援と先生方の日ごろのご指導のおかげで盛り上がることができました。改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。」
長い場合は、競技の紹介を少し短くしてみてください。
小学校PTA新聞の運動会特集の構成はどうする?
二つの例文を紹介しましたが、特集の構成としては
- 運動会の開催日、その日の天気、気候などを紹介
- 児童たちの頑張りについて触れる
- 学年ごとに印象に残った競技について感想やその時の様子を交えて書く。
- ねぎらいの言葉と感謝を伝える。
という流れにしていきましょう。
③の学年ごとの競技は長くしない場合は、競技名と感想を手短に伝えましょう。
さまざまな学年の児童、保護者が目にする新聞ですので、全体の感想か、もしくは全学年について触れる文章を考えたほうがいいでしょう。
小学校PTA新聞の運動会特集に使用する写真は?
写真の撮影は広報の担当ですが、一人では難しい場合もあると思いますのでPTA役員の人に相談して何人かで写真を撮っておいたほうが何かと便利だと思います。
運動会は一日しかありませんので、腕に自信がある人でも協力したほうが使える写真が残るのではないでしょうか。
撮影の際は広報担当だとわかる目印を忘れずに身につけましょうね。
Tシャツを広報とわかるように色を明るくする、腕章をつけるなど一目でわかる工夫をしておけば、保護者の方からも理解されやすいですね。
撮影といっても他の保護者の方の邪魔にならないように撮影していきましょう。
脚立などのアイテムなどは禁止している場合が多いと思いますので、確認しておきましょうね。
撮影のポイント
- ピントを合わせる
- 運動会の雰囲気が感じられるものを撮っておく
- ズームのやりすぎに注意
- NGを想定して足元や首から下のなど顔が写っていない写真も撮っておく
撮影はピントがしっかり合うことがもちろん大事です。
児童ばかりを撮るのではなく、運動会で使われているものも撮っておきましょう。
撮るものは、優勝旗や運動会の飾り、得点表など、運動会の雰囲気を感じられるものを意識するといいのではないでしょうか。
私も写真をよく撮るのですが、ズームには気を付けてください。
撮影時にはいいものを撮ったと思いますが、あとで確認してみると画質が悪くなって使えないことが多いです。
使う写真によっては人物の首から下などの顔が写らない構図も意識してみてください。
顔写真NGというときに便利です。
小学校PTA新聞の運動会特集の記事の書き方は?
特集の書き方は、ページにもよりますが、写真をたくさん使って文字も見やすい書体を使うようにしましょう。
写真に負けない太めのフォントがおすすめです。
私のおすすめは「ゴシック」とついているフォントです。
文字がしっかりしていて読みやすいのでぜひ使ってみてください。
構成は大まかに四つの流れを意識して考えてみましょう。
- 目次 書かれていることを最初に箇条書きで説明
- 最初のページは開催日時、スローガンをまとめる
- 運動会の様子をまとめる 競技ごともしくは学年ごとに
- 編集後記 PTAのコメントや先生方学校関係者のコメントも盛り込む
競技についての文章ですが、長く書かなくて大丈夫です。
見たときに思ったことを素直に書けば様子は写真と合わせてよく伝わります。
例えば六年生の騎馬戦の文章ですが、
といった文章で伝えていきましょう。
運動会の様子を思い出したり、写真を見て感じ取ったことを書けば大丈夫です。
読んだ児童、保護者が「そうそう!すごかった」と思えるような文章にしていきたいですね。
まとめ
- 例文は、学年ごとに紹介する場合には長さを均等にする
- 体育館での運動会の場合は、児童との近さを利点と考えるなど前向きに書く
- 構成は
- 開催日や天候を紹介
- 児童たちの競技について
- 学年ごとの競技の印象
- ねぎらいの言葉と感謝
という流れで締める
- 写真を撮る係は、工夫して複数人にすることも検討
写真の撮り方は
- ピントを合わせる
- 人以外にも運動会の雰囲気がわかるものを撮っておく
- ズームには気をつける
- 写真NGを想定して足元など顔を写さない構図も撮っておく
- 特集記事はたくさん写真を使って、見やすいフォントで
- 目次や書かれていることを説明
- 開催日時、スローガンなどを紹介
- 様子を競技や学年ごとに紹介
- 編集後記
といった流れを意識する
時間のかかる作業ですが、見る人が楽しめる記事になるといいですね。
私は案外作業し始めると集中して凝ってしまう場合があるので、こういった例があるとそれずに作成できていいだろうなと思っています。
ぜひ参考にしてサクサク楽しく記事を完成してもらえたら幸いです。
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