1年に1度の大イベントの運動会!その年の運動会のイメージを左右するスローガンはもう決まりましたか?
「メインスローガンは決まったけど、もっとかっこよく、わかりやすくするためにサブタイトルをつけたい。でも、なかなかいいアイデアが思いうかばない。」
そこの悩んでいる小学生のみなさん、これを読んですっきり解決しましょう。
ここでは、サブタイトル(サブテーマ)の作り方から、今すぐ使える運動会スローガンとサブタイトルを「四字熟語」「二字熟語」「漢字一文字」「英語・英文」編として、それぞれ5つずつ紹介しています。
さらには、運動会スローガンのサブタイトルの決め方やデザインの紹介、そもそもなぜスローガンが必要なのかまで解説しています。
最後までじっくり読んで、参考にしてみてください。
運動会スローガンのサブタイトル(サブテーマ)の作り方は?
サブテーマの作り方
サブテーマは、スローガンに使うと表現が広がり、うまく使うことができれば、より個性が出てかっこよくなります。
私がおすすめする作り方は、
- 短くインパクトがあるスローガンを決める。(熟語や英語を使うとよりかっこよくなる)
- 1を解説するようなサブテーマを決める。(伝えたい内容をしっかり組み込む)
サブテーマの長さは?
サブテーマは多少文章が長くなっても大丈夫です。
(理想は、メインスローガンの倍くらいの文字数で解説する)
サブテーマを作る意味は?
サブテーマは、メインスローガンを分かりやすくしたり、引き立てたりするためのものです。
例えば、「Show the Spirit!」という、小学校低学年の子には難しい英語のスローガンに決まったとします。
このスローガンだけを掲げていても、意味がわからない子にとっては、何を目的に頑張ればいいのかわかりませんよね。
ここで必要になるのが、サブテーマです。
のように、日本語訳を付け加えることで意味が明確になります。
さらに、学校名を入れることでオリジナリティを出すことができます。
スローガンの中にサブテーマがあると、一層かっこよく聞こえませんか?
サブテーマをうまく活用することで個性が出ます。
なかなか一言でスローガンの意味を伝えることが難しいときにサブテーマを使うことでうまく伝えられます。
サブテーマは、スローガンづくりに非常によく使えるアイデアなのです。
ではここから、今すぐ使える運動会スローガンをサブタイトル付きで紹介していきます。
運動会スローガン「四字熟語」の場合のサブタイトル例5選!
「完全燃焼~あきらめないで走りぬけろ~」
持てる力を出し切って、全力で頑張ろうという意気込みが表現されています。
「一致団結~みんなで勝利をつかみ取れ~」
仲間のみんなでまとまって勝利を手にしようという思いがこめられています。
「一心同体~心をひとつにがんばろう~」
みんなで心をひとつにして、仲間との強いむすびつきを大事にしようという意味がこめられています。
「百花繚乱~咲き乱れろ ○○っ子~」
百花繚乱とは、いろいろな花が咲き乱れること。
また、一度にたくさんの良い花が咲くことです。
ひとりひとりが運動会で輝くようなイメージです。
「威風堂々~最後まであきらめない~」
威厳や活気が満ちあふれて、立派であることを表します。
勢いが感じられて運動会にもピッタリの四字熟語です。
運動会スローガン「二字熟語」の場合のサブタイトル例5選!
「勝利~つかみとれ 光り輝く優勝旗~」
運動会はみんなで頑張ることはもちろん大事ですが、勝負ごとの競技が多いので、シンプルに勝ちにいこうよ!という意気込みが感じられます。
「努力~がんばったみんなが一等賞~」
本番のそのときまでがんばった人みんなが輝ける運動会を目指そうという思いがこめられています。
「不屈~転んでもがんばる君に 金メダル~」
不屈とは、どんな困難にぶつかっても意思を貫くことや、そのさまを表します。
運動会でも不屈の精神でがんばってもらいたいという願いがこめられています。
「一心~心ひとつに、力を合わせて~」
全員の心をひとつにしてがんばろうという意気込みがこめられています。
「必勝~最高の仲間と共に~」
文字通り、必ず勝つぞ!という意気込みがこめられています。
みんなで協力しよう!という意味をサブタイトルで付け加えました。
運動会スローガン「漢字一文字」の場合のサブタイトル例5選!
「絆~こころをひとつに~」
仲間の存在や、協力することの大切さについて運動会を通して学ぼうという意味がこめられています。
「煌~ひかりかがやけ○○っ子~」
ひとりひとりが輝き、きらめく運動会にしようという願いがこめられています。
「魂~優勝めざして燃えあがれ~」
運動会にのぞむ、熱い気持ちが表現されています。
「翔~はばたき きらめけ ○○っ子~」
自分の限界を突破して、鳥のようにはばたいて輝いてほしいという願いがこめられています。
「頂~目指せてっぺん!優勝だ!~」
頂とは、一番高いところを指します。
運動会においての頂を優勝とすると、このスローガンも合いますね。
運動会スローガン「英語・英文」の場合のサブタイトル例5選!
「Never give up!~勝利はそこにある!~」
最後まで決してあきらめなければ、勝てるという意味がこめられています。
「One for All, All for One~自分のために、仲間のために~」
チームワークを第一とするラグビーの有名な言葉。
ひとりはみんなのために、みんなはひとりのためにあるという意味です。
運動会でもチームワークを必要とする場面が多くあると思います。
「Challenge~めざせ優勝~」
シンプルに挑戦という意味の英単語だけのものです。
インパクトがありかっこよくなります。
そこにわかりやすく、みんなが目標とする「優勝をめざそう」というサブタイトルが加えられていいます。
「We are the champion!~ひとりひとりが優秀賞~」
全員が輝ける運動会にしようという意味と、自分たちはひとりひとりがチャンピオンなんだという意気込みがこめられています。
「step by step~輝く未来へ~」
step by stepとは、一歩ずつという意味です。
運動会に参加するひとりひとりが思い描く、明るい未来に向かって一歩ずつ進んでいこうという気持ちを表しています。
運動会スローガンのサブタイトルはどうやって決める?
一年に一度の大舞台である運動会のスローガンを決めるのは、一筋縄ではいきませんよね。
ここでは、どうやったらスムーズに決めていけるかを紹介します。
メインスローガンやサブタイトルを決めるコツ
- 目的を決める
- キーワードを出す
- キーワードを組み合わせる
みんなでこの順番に案を出していきましょう。
1.まずは、その年の運動会の目的をはっきりさせます
(チームワークを大事にするのか、勝ちにこだわるのか、みんなで楽しく過ごすのか、または、あきらめない気持ちを大事にするのか。)
この目的は、サブタイトルを活用すれば、ひとつに限らず、2つ3つと組み合わせることもできます。
2.目的がはっきりしたら、次はその目的に合ったキーワードを出していきます
キーワードは必ず前向きなものにしましょう。
(チームワーク、絆、勝利、必勝、協力、努力、あきらめない、不屈など)
3.キーワードを出し合ったら、そのキーワードを組み合わせていきましょう
(「絆~協力こそが勝利へのカギ~」キーワードで出た「絆、勝利、協力」をメインとサブに組み合わせることでスローガンが出来上がります。)
これらは、ひとりだけで決めようとしても難しいと思います。
不公平な決め方もよくないので、必ずクラスやチームのみんなで話し合いましょう。
そうすることで、ひとりだけのときよりもたくさんの意見やいいアイデアが出るはずです。
みんなで決めることで、思いのこもったスローガンが出来上がります。
みんなで決める時間を先生につくってもらうといいですね。
一から決める時間を取れない場合は、こんな決め方もありますよ。
私が小学生のときの話です。
私たちはクラスで一人ひとつずつキーワードを出していき、そこから3つにしぼりました。
それらを組み合わせてスローガンを作り上げました。
少し時間はかかりますが、みんなの意見がちゃんと聞ける方法なのでおすすめです。
学校でひとつのスローガンを決める場合は、最終的に学校の代表である生徒会のみんなで話し合い、納得のいくスローガンが決められると運動会も大いに盛り上がるでしょう。
スローガンが決まったらデザインしよう!
スローガンが決まったら、運動会に参加する人はもちろん、応援に来る人にもわかるように、ポスターや旗にデザインして掲げましょう。
参考になるデザインを3つ紹介します。
1.「一致団結」
スローガンである「一致団結」の意味をイラストでもわかりやすく描いたデザインです。
スローガンを一目でわかるように大きく真ん中に書き、背景や周りにそれを補足するようなイメージでデザインされています。
2.「Challenge the TOP~頂戦~」
すごくシンプルですが、シンプルだからこそのかっこよさがあります。
わかりやすくてとてもいいですね。
3.「絆~笑顔の花を咲かせよう!~」
メインスローガンを真ん中に大きく書き、サブタイトルをすこし控えめにデザインされています。
また、絆という優しいイメージを、花を後ろに描くことでさらに強調されているように感じます。
デザインはスローガンの文字だけでも、シンプルでわかりやすくなります。
字体を変えることによってデザイン性もいろいろ考えられます。
スローガンの他に絵柄を入れる場合は、スローガンをイメージしたものや運動会のイメージをそれだけで代弁してくれるものを使うとさらにわかりやすくなるでしょう。
そもそもスローガンとはなぜ作るの?効果は?
これまでスローガンについていろいろ紹介してきたわけですが、そもそもスローガンとはなんなのでしょうか。
スローガンとは、「団体の主義や主張を短い文句で表したものやその標語」です。
つまり運動会のスローガンは、その運動会の目的を示したものになります。
目的がなければ、何のためにがんばればいいのか、目標はなんなのかわからなくなってしまいます。
また、ひとりひとり違った目的に向かって動いていては、まとまるものもまとまりません。
そこで、みんなの目的を統一し、何を目標にしたいのかをはっきりさせるためにスローガンがあるのです。
スローガンによってその運動会のイメージが決まります。
スローガンがあることによって、みんなのモチベーションが上がり、運動会がさらに盛り上がることになります。
まとめ
■サブテーマの作り方
- 短くインパクトがあるスローガンを決める。
- 1を解説するようなサブテーマを決める。(多少文章が長くなってもOK)
■「四字熟語」の場合
- 「完全燃焼~あきらめないで走りぬけろ~」
- 「一致団結~みんなで勝利をつかみ取れ~」
- 「一心同体~心をひとつにがんばろう~」
- 「百花繚乱~咲き乱れろ ○○っ子~」
- 「威風堂々~最後まであきらめない~」
■「二字熟語」の場合
- 「勝利~つかみとれ 光り輝く優勝旗~」
- 「努力~がんばったみんなが一等賞~」
- 「不屈~転んでもがんばる君に 金メダル~」
- 「一心~心ひとつに、力を合わせて~」
- 「必勝~最高の仲間と共に~」
■「漢字一文字」の場合
- 「絆~こころをひとつに~」
- 「煌~ひかりかがやけ○○っ子~」
- 「魂~優勝めざして燃えあがれ~」
- 「翔~はばたき きらめけ ○○っ子~」
- 「頂~目指せてっぺん!優勝だ!~」
■「英語・英文」の場合
- 「Never give up!~勝利はそこにある!~」
- 「One for All, All for One~自分のために、仲間のために~」
- 「Challenge~めざせ優勝~」
- 「We are the champion!~ひとりひとりが優秀賞~」
- 「step by step~輝く未来へ~」
■メインスローガンやサブタイトルを決めるコツ
- 目的を決める
- キーワードを出す
- キーワードを組み合わせる
ひとりではなく、みんなで決める。
できあがったらイメージの絵柄や字体を使ってデザインする。
サブタイトルをうまく使って、運動会を盛り上げ、みんなの心に響く素敵なスローガンを作ってくださいね。
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