中学体育祭で応援団を担当することになったあなた。コールや掛け声、演舞や替え歌についてどうすればいいのかお悩みのことでしょう。
指導方法や団員を集める必要もあります。
中学生の教育カリキュラムのある中、しっかりとした練習時間もとれず、どうにかして応援団のプロジェクトを成功させたい。
そう考えているのではないでしょうか。
この記事を読めば、誰でもその悩みを解決することができます。
過去の体育祭応援の事例を参考にしながら、
- コール、掛け声の種類
- 演舞の種類
- 手拍子の種類
- 替え歌
- 指導方法
- 応援団に向いている生徒は?
以上の点について、解説していきます。
数分もあれば読める記事なので、書いてあることを実践していけば、体育祭の応援を見事に成功させることができるでしょう。
それでは早速みていきましょう。
中学体育祭応援団のコール・掛け声の種類は?
応援の際のコール・掛け声についてです。
団長もしくは代表メンバーのコールに応えて、レスポンスをする「コール&レスポンス」。大きな声で、チームで声をそろえて、元気よく、明るく、リズミカルに発声することが大事です。
ここでは、まず、そのフレーズについて見てきましょう。
定番のネタの中にも自分たちならではの独自性をいれてライバルチームに差をつける必要があります。
定番エール
○○組の勝利を祈願してー
フレー、フレー、○○組、ソーレ、(フレー、フレー○○組、フレー、フレー、○○組)
頑張れ、頑張れ、○○組、ハーイ、(頑張れ、頑張れ、○○組、頑張れ、頑張れ、○○組)
応援のはじまりとして、あまりにも有名です。リズムを同じにして独自性のあるフレーズに変えてもいいですね。
(「勝つぞー」、「行くぞー」、「それいけー」、「レッツゴー」、「ワッショイ」)
三三七拍子
応援には必須の型です。笛と手拍子もいいですが、三三七拍子のリズムでフレーズをいれてメッセージ性をだすのもいいですね。
ススメ、ススメ、〇〇組 優勝!ソーレ
勝つぞ、勝つぞ、〇〇組、優勝!
チームの色を連想させるアピール
- 真っ赤に燃える闘魂…赤
- 冬に一面を覆い隠す雪の色は…白
- 鬼滅の刃・善逸が放つ霹靂一閃雷の色は…黄色
チームのスローガンを作りアピール(ことわざ、四字熟語、英語をつかって表現)
横断幕にするのもよいでしょう。
- 当たって砕けろ!…とにかく思い切って行動を
- 一団和気…なごやかな雰囲気の中で、我々は(いい雰囲気で戦うぞ)
- 疾風迅雷…風のごとく、雷のごとく、変化があり、速い動き
- 完全燃焼…最後まで全力でやりきる
- Go for it!…目標に向かって突き進め
- All for one, one for all!…一人はみんなのために みんなは一人のために
- We can do it!…わたしたちならできる
短い単語、フレーズ(コール、掛け声の中で利用できる)
絆、心、本気、元気、意思、勇気、雄姿、
最強、最高、最愛、旋風、努力、根性、挑戦、
つかみとれ、輝け、ほえろ
応援合戦の参考動画です。
とても参考になります。
中学体育祭応援団の演舞の種類は?
応援団の演舞の種類は太鼓をたたいてのパフォーマンスやポンポンを利用してのチアダンスがありますね。
最近、よくみかけるのは、さまざまな曲をつなぎあわせて、振りつけをしてフォーメーションを駆使したダンスですね。
曲を編集するのも大変ですが、ジャンルをわけて、メリハリのある構成で選曲をしましょう。
参考動画です。
昔なつかしのディスコミュージックからアニメ、童謡、J-POP、K-POPとさまざまな曲が使われています。
おすすめ5選です。
NiziU 「Make you happy」
※完コピ動画も数多くアップされていますし、芸能人が踊っている姿もよく見かけましたね。
LiSA 「紅蓮華」
※保育園や幼稚園の子供たちも、この曲を聞くとじっとしていられない幅広い年代に受け入れられた曲ですね。
DA PUMP 「U.S.A.」
※ダサかっこいいダンスミュージックとして流行りましたね。
欅坂46「ガラスを割れ!」
※激しい踊りで盛り上がること間違いなしです。
T.M.Revolution 「HOT LIMIT」
※98年代の曲とは思えない程、多くの皆さんに知られています。
中学体育祭応援団の手拍子の種類は?
体育祭の応援には手拍子が重要な役割を果たします。
コール&レスポンスでチーム一丸となって、しっかり練習して、手拍子をそろえていきましょう。
代表的なのはやはり、コール・掛け声でも紹介した三三七拍子ですね。
- 三三七拍子…タンタンタン、タンタンタン、タンタンタンタンタンタンタン
ほかにも、いくつか紹介しましょう。
- 二三二拍子…タンタン、タタタン、タンタン
- 二三四拍子…タンタン、タタタン、タタタタン
- 二三五拍子…タンタン・タタタン・タタタタタン
チームで手拍子のグループをわけたり、人文字をつくったりすることで更なるバリエーションもできます。
手拍子の練習動画の紹介です。
中学体育祭応援団の替え歌は?
応援団の替え歌は皆さんが知っている曲で替え歌にしやすいものがベストです。
- 歌にはチームの結束をさらに強くする力があります。
- 皆さんが知っているサビの部分をかえるとよりインパクトがあるでしょう。
- チームの色や特徴をいれましょう。
- 勝利に関する単語をいれましょう。
- 仲間とともに協力することを示す為、団結や協力、絆などといった言葉を含めるとよいでしょう。
おすすめ5選です。
山本リンダ「狙いうち」
勝つよ~勝つよ~勝つ勝つよ~
(繰り返し)
この世は〇〇のー為にある~
※高校野球など応援歌の定番です。
RADIO FISH 「PERFECT HUMAN」
We are 常勝軍団
かつぞかつぞ「We are 常勝軍団」
※一番のサビの部分I am a PerfectHUMANをチーム名などにかけるとよいでしょう。
Lisa「紅蓮華」
どうしたって!
消せない夢も 止まれない今も
誰かの為に強くなれるならありがとう ○○組よ~
練習で打ちのめされず、勝てることを知った。
勝利の華よ咲きほこれ! ○〇組を照らして~
※遊郭編が秋に全国TV放送されますね。
爆風スランプ 「Runner」
走る走る〇〇組
流れる汗そのままに今日はたどりついたら、
感動の時がまっている
※いまでも歌番組の元気がでる曲として有名です。
ウルフルズ 「ガッツだぜ!!」
ガッツだぜ パワフル○○組
ガッツだぜ 勝利目指して!
ガッツだぜ ○○組ど根性
みんなで汗かいて 喜んでGo!
※いまでも歌番組の元気がでる曲として有名です。
中学の応援団の指導方法とポイントは?
応援団のとりくみは学校により、さまざまなやり方があるでしょう。
中学ではまだまだ先生が協力サポートする部分があるでしょうが、過去の資料が脈々と受け継がれていたり、そうでないとしても何かこれまでの資料はあるでしょう。
応援団の準備は大変です。
もちろん、選ばれたリーダーひとりでできるものではありません。
ここまで紹介してきたコール、掛け声、演舞の種目決定、選曲、振付、フォーメーション、手拍子、替え歌といった決め事について
役割を決めて、想像力をかきたてて、練習用のビデオを研究したり、決められた時間で計画をたてて実行します。
応援リーダーはサブリーダーと選出された団員とチームワークと統率力で本番当日に向けて準備をすすめます。
学校によっては学年の壁を越えて、さらにはクラス全員で練習ということもあるかもしれません。
応援団はさらに、クラスのメンバーへの指導、手拍子やフォーメーションをビデオや資料を作成して、少ない練習時間で完成できるよう工夫が必要です。
応援リーダーは、まず、所信表明などおこなって、体育祭の成功に向かっての決意をしめすのがよいでしょう。
参加するメンバーに気を配り、モチベーションをいかにたもつか、又、それをサポートするメンバーもしっかりフォローしていきましょう。
苦労が多いほど、本番を終えたあとの喜びはひとしおです。チーム一丸となって、その喜びを味わいましょう。
応援団に向いている生徒は?
これまで見てきましたように、応援団として体育祭を成功に導くにはいくつもの壁を乗り越える必要があるでしょう。
しかし、リーダーを中心にサブリーダー、団員と一致団結し必ずや乗り越えていきます。
この経験は将来忘れられない思い出になりますし、人生のステップアップとしてもいい影響を与えてくれます。
前向きにやる気を出して、立候補する生徒さんがいれば、それが一番です。
リーダーシップを発揮し、団員を、チームを、力強くひっぱっていけるスキルをもった生徒という1つのリーダー像がありますが、
チームによってはサブリーダーや団員がしっかりフォローして成り立つチームもあるでしょう。
演舞の振付やフォーメーション、手拍子の練習などそれを、考えるメンバー、指導するメンバーと多才な違った能力が必要です。
推薦によって、そういったメンバーに協力を要請するのもよいでしょう。
役割を明確にして、最強の応援団を構成していきましょう。
まとめ
コール・掛け声の種類
団長もしくは代表メンバーのコールに応えて、レスポンスをする「コール&レスポンス」
大きな声で、チームで声をそろえて、元気よく、明るく、リズミカルに発声することが大事。
- 定番エール
○○組の勝利を祈願してー
フレー、フレー、○○組、ソーレ、(フレー、フレー○○組、フレー、フレー、○○組)
頑張れ、頑張れ、○○組、ハーイ、(頑張れ、頑張れ、○○組、頑張れ、頑張れ、○○組)
- 三三七拍子
応援には必須の型です。笛と手拍子もいいですが、三三七拍子のリズムでフレーズをいれてメッセージ性をだすのもよい。
サンサンナナビョーシ、ソーレ
ススメ、ススメ、〇〇組 優勝!ソーレ
勝つぞ、勝つぞ、〇〇組、優勝!
- チームの色を連想させるアピール
- チームのスローガンを作りアピール(ことわざ、四字熟語、英語をつかって表現)
横断幕にするのもよい。
- 短い単語、フレーズ(コール、掛け声の中で利用できる)
演舞の種類
応援団の演舞の種類は太鼓をたたいてのパフォーマンスやポンポンを利用してのチアダンス。
さまざまな曲をつなぎあわせて、振りつけをしてフォーメーションを駆使したダンス。
ジャンルをわけて、メリハリのある構成で選曲。
手拍子の種類
体育祭の応援には手拍子が重要な役割を果たす。
コール&レスポンスでチーム一丸となって、しっかり練習して、手拍子をそろえる。
- 三三七拍子…タンタンタン、タンタンタン、タンタンタンタンタンタンタン
- 二三二拍子…タンタン、タタタン、タンタン
- 二三四拍子…タンタン、タタタン、タタタタン
- 二三五拍子…タンタン・タタタン・タタタタタン
チームで手拍子のグループをわけたり、人文字をつくったりすることで更なるバリエーションもできる。
替え歌
応援団の替え歌は皆さんが知っている曲で替え歌にしやすいものがベスト。
- 歌にはチームの結束をさらに強くする力がある。
- 皆さんが知っているサビの部分をかえるとよりインパクトがある。
- チームの色や特徴をいれる。
- 勝利に関する単語をいれる。
- 仲間とともに協力することを示す為、団結や協力、絆などといった言葉を含める。
指導方法とポイント
- 過去の資料を参考にする。
- 応援団の準備は大変。コール、掛け声、演舞の種目決定、選曲、振付、フォーメーション、手拍子、替え歌といった決め事について計画をたてて実行。
- 応援団はクラスのメンバーへの指導、手拍子やフォーメーションをビデオや資料を作成して、少ない練習時間で完成できるよう工夫が必要。
- 応援リーダーは、所信表明などおこなって、体育祭の成功に向かっての決意をしめす。
- 応援リーダーは参加するメンバーに気を配り、モチベーションをたもつ。
- 応援リーダーをサポートするメンバーもしっかりフォローする。
向いている生徒の特長
- 前向きにやる気を出して、立候補する生徒
- リーダーシップを発揮し、団員をチームを力強くひっぱっていけるスキルをもった生徒
- 応援リーダーを団員として、しっかりフォローできる生徒
- 演舞の振付やフォーメーション、手拍子の練習などそれを、考えるメンバー、指導するメンバーと多才な違った能力をもった生徒も必要。
最後に、応援団をまかされたあなた!
今回の記事を参考していただき、あなたたちでしかできない応援ができればと思います。
チームで最高の感動を味わってください。