選手宣誓と言えば、運動会!
競技の始まる前に、まず注目を浴びる大事な役割です。
マイクの前に立って、自分の声だけが会場に響くことを想像すると、足がすくんでしまいますよね。
まして幼稚園児が選手宣誓するとなると、上手に選手宣誓できるのか心配になってしまいます。
でも、意外かもしれませんが、幼稚園の子供というのは、先生や大人の話をよく聞いてくれます。
しっかり練習すれば立派に選手宣誓が出来るものなんです!
そうなると、覚えやすい宣誓文を考え、宣誓をしっかり覚えられるような練習を行ってあげることが、選手宣誓成功のカギになってきます!
今まさに、幼稚園の運動会での選手宣誓を考えている先生たちは、誰に選手宣誓をやってもらうべきか、どんな文章がいいのか、どんなふうに練習すればいいのか、と、大いに頭を悩ませていることでしょう!
そこで、今回は選手宣誓をする園児の選び方、選手宣誓の例文、選手宣誓の練習方法、そしてトラブルがあった場合の対処法までをまとめてみました!
当日園児が選手宣誓を成功させている姿を想像して、楽しんで選手宣誓を考えてみてくださいね!
幼稚園の運動会選手宣誓! 誰が行う? 決め方は?
まずは宣誓する園児を決めなければいけません!
誰に選手宣誓をやってもらうのか悩みますよね?
そんな時はこの3つを、順を追って進めていきます。
- 立候補
- 話し合い
- くじ引き
1.立候補
まずは立候補です。
選手宣誓というものがどういうものか分かっていなくても、幼稚園の子は、ひとりが手をあげればみんなが後を追って次々に手を上げがちなので、候補が上がらないという心配は無さそう!
あらかじめ園児の性格などを考えて、この子ならできそうだな、という子が手を上げていなかったら促してあげるのもいいかもしれません。
もしここで立候補がいなければ、あらかじめ先生がお願いしたい子に、『元気があるから』『楽しそうにやってもらえそうだから』などの理由を伝えて選手宣誓をやってくれる子が決められます。
2.話し合い
立候補者が多数だった場合には、話し合いをしましょう。
ここでも、先生が話し合いの助けをしてあげて、『誰々くんは元気にできるかな』『誰々ちゃんは練習頑張れるかな』など、選手宣誓をするためにやらなければいけないことを、イメージさせてあげましょう。
立候補した子の人数によっては、3人で、5人で選手宣誓を行うことに決めても構いません。
園児同士が励ましあって練習できます!
3.くじ引き
話し合いでもみんな譲らず(一度やりたいとなったら、なかなか引き下がりませんよね!)選手宣誓をする子が絞り切れなかったら、最後はくじ引きです。
誰がなっても大丈夫!
そんな時はひとりを決められますが、不安があれば3人、5人など人数を決めてくじ引きをしましょう!
くじ引きは最終的に『運』で決まるものなので、選手宣誓する園児が決まったら、あらためて選手宣誓を頑張るぞ、という気持ちを持たせたあげましょう!
なんとなく決まった。 と、ならないように!
幼稚園の運動会選手宣誓例文3選! かわいい例文!
それでは早速、選手宣誓の例文を3つご紹介します!
かわいい例文を紹介しますよ!
お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、応援頑張ってください!
今日は運動会、頑張ります!
練習を頑張ったのは、よくわかりますが、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんに応援を頑張るように言うのは、なんだか可愛らしいですよね!
言われなくてもかわいいわが子を応援しに来ているのを、あらためて園児の口からきくと会場が和みます!
今日は転んでも最後まで頑張ります!
具体的に練習であったエピソードが入ることで、運動会の練習を通して成長したことが想像できてほほえましいです!
他の園児にも諦めないぞと思ってもらえそうです!
みんなが勝利するということは難しいことですが、園児が堂々と宣誓するとみんなが楽しそうにしている画が浮かんできます!
少し内容にツッコミを入れたくなるような宣誓も、幼稚園の運動会だとむしろ可愛らしく思えてきます!
幼稚園運動会選手宣誓! 令和を使った例文!
次に紹介したいのは、変わったばかりの元号、『令和』を使った選手宣誓の例文です!
新しくなった元号とともに新しく吹き始めた時代の風。
という、さわやかなイメージが浮かんできます!
幼稚園児の無垢な様子を表すのにピッタリな選手宣誓です!
新しい元号が可能性に満ち溢れているイメージが湧いてきます。
その可能性の中を、のびのびと自由に成長していくこれからの園児の姿が思い浮かぶ気持ちの良い選手宣誓となりますね!
負けないように、と、令和を一つのキャラクターとして見ている感じが幼稚園児らしいです!
生まれたての元号が、まだ子どもの園児と重なる部分もあり、『令和』と一緒に運動会を楽しむようなイメージを作り出すことができますね!
幼稚園児にとって元号は理解しにくいと思うので、令和以外の文章を出来るだけシンプルにしてあげると、覚えやすくなりますよ!
幼稚園の選手宣誓の練習方法は?
選手宣誓の文章が決まったらさっそく練習です。
もし、文字が読める状態であれば、紙に書いたものを渡しておいて、自分でも練習してもらうことが出来ます。
何度か練習して本番も近くなってきたら、予行練習として年下の園児の前で選手宣誓の発表をすると、本番での緊張が軽くなります。
また、家での練習に頼ってしまうと、親御さんの負担が増えてしまうので、出来るだけ幼稚園での練習だけで選手宣誓が出来るようにしましょう。
ただ、どのような選手宣誓の文章なのかのメモを渡しておけば、親御さんの不安も減るでしょうし、子供が練習したいと言ったときにサポートしてあげることもできますよね!
選手宣誓のトラブル対応!
さあ、いよいよ本番です!
運動会当日の空気はやはりどこか違います。
十分に練習した選手宣誓も、やはり当日の緊張感のなかで文章がとんでしまうことも考えられます!
その対策としては、選手宣誓をする園児のポケットに宣誓の文章を書いたメモを入れておくと良いでしょう。
はじめから紙を見ながらの選手宣誓でも問題ありません!
それでも園児が戸惑っていたら、すかさず園児のそばに駆け寄ってサポートしてあげればまったく問題ありません。
また、子どもは体調を急に崩しやすいもの。
2、3人での選手宣誓にしておくと、体調の急変にも対応できます。
万一セリフがとんでしまった時にも、協力して最後まで選手宣誓ができます!
まとめ
さていかがだったでしょうか?
ピッタリな選手宣誓は見つかりましたか?
もう一度、幼稚園の運動会の選手宣誓についてまとめると、
1.選手宣誓を誰がやるのかの決め方
- 立候補
- 話し合い
- くじ引き
2.どんな選手宣誓がいいのか?
- かわいい選手宣誓
- 『令和』を使った選手宣誓
3.練習方法
年下の園児の前で発表して練習する
4.トラブル対処法
- 選手宣誓の文が書いた紙を園児に持たせておく(紙を見ながらの選手宣誓でもOK! )
- 2、3人での選手宣誓にすることで、体調の急変に対応することができる。(セリフがとんだ時にも選手宣誓が続けられる)
これで運動会での選手宣誓の不安も解消されましたね!
園児ともども、楽しんで練習してください!
運動会の始まりがかっこよく決まれば、応援に駆け付けた保護者も喜んでくれて、盛り上がりますよ!
運動会での選手宣誓が、園児たちの成長のワンステップとなりますように!
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