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組体操を保育園児向けの簡単技7選!シンプルだけどかっこいい技とは?

組体操

運動会で一番感動する種目のひとつとして名前が挙がってくる組体操ですが、小学校や中学校だけでなく、最近では保育園や幼稚園に通う小さな子どもたちも一生懸命練習して披露しているようですね。

ただし、最近は大技による事故が多発しており、組体操を行う場合には、指導する先生は子どもたちの安全を守るため、十分な配慮をしなくてはいけません。

こうした事故は、難易度の高い技を無理にやってしまったことが理由で起こります。

わざわざ危険な技を子どもにさせなくても、簡単な技でも、しっかり決まればかっこよく見えるんですよ。

ここでは、保育園児でも簡単にできて、かっこよく見える組体操の技を7つ、動画と一緒に紹介していきます。

さらに、指導方法についても触れていきます。

組体操の技を何にしようか悩んでいる指導の先生方、ぜひ参考にしてみてくださいね。

組体操を保育園児向けの簡単だけどかっこいい技7選!その1:V字バランス(2人バージョン)

V字バランスは1人でもできますが、2人でやるとさらに見栄えが増します。

2人だと、力の入れ具合を工夫しないと成立しないので、協力することの意義を子どもたちに感じ取ってもらえます。

やり方

  • 足の裏を合わせる
  • ひざを伸ばした状態で両手を体の正面でつなぐ

詳しい説明はこちらの動画をご覧ください↓

組体操を保育園児向けの簡単だけどかっこいい技7選!その2:サボテン

言わずと知れた組体操の2人技の定番です。

見に来ている多くの保護者もやったことのある技なので、簡単そうにみえて実は奥が深いこのサボテンを、保育園児がやることでより感動を与えます。

やり方

  • ひざに乗る人と、支える人にわかれます。
  • ひざに乗ったら、支える人は乗った人のひざを持ち、後ろに体重をかけます。
  • 乗る人は足を伸ばし、体重を前にかけるようにして両手を広げる。

詳しい説明と練習の仕方についての動画はこちら↓

組体操を保育園児向けの簡単だけどかっこいい技7選!その3:補助倒立

組体操を苦手とする子どもでも補助役で参加でき、1人では難しい倒立に挑戦できるという利点があります。

2人の息が合わないと成立しないので、協調性も養われます。

やり方

  • 倒立する人と補助する人にわかれます。
  • 倒立する人は床を蹴って倒れこみます。
  • 補助する人は倒立する人の足を受け止めます。

(正面ではなく、横に立つことで衝突事故が防げます)

詳しい説明と練習方法についてはこちらをご覧ください↓

組体操を保育園児向けの簡単だけどかっこいい技7選!その4:ピラミッド

ピラミッドは、3人、5人、…何人でも可能な技です。

人数が増えてピラミッドが大きくなるほど迫力は増しますが、その分危険度も高くなります。

保育園で行うには、3人が適しているでしょう。

やり方

  • 二人が四つん這いになり土台になる。
  • 土台の上に残りの1人が同じく四つん這いになって乗る。
  • 顔を正面に向ける。

詳しい説明はこちらをご覧ください↓

組体操を保育園児向けの簡単だけどかっこいい技7選!その5:ミニ灯台

ミニ灯台は3人で作るもので、高さがあり、見ごたえがある技です。

高さが出るのに危険度はあまり高くないので、おすすめです。

やり方

  • 2人がお尻合わせで四つん這いになる。
  • 残りの1人が2人の腰あたりに乗る、両手を大きく広げる。

詳しいやり方の説明はこちら↓

組体操を保育園児向けの簡単だけどかっこいい技7選!その6:扇

こちらもピラミッドと同様で、3人、5人、…何人でも可能です。

人数が多いほど華やかに見えますが、難易度も上がります。

保育園では、3人扇でも十分華やかに見えるので、おすすめです。

やり方

  • 3人で手をつなぎ、しゃがむ。
  • 両側の2人は空いている方の手を地面につき、真ん中の1人はまっすぐ立つ。
  • お互いひっばり合うようにして状態を保つ。

こちらの動画では、手のつなぎ方まで解説されています↓

組体操を保育園児向けの簡単だけどかっこいい技7選!その7:ジャンボジェット機

こちらは3人で作る飛行機のことです。

高さが出て、見ている人にもすごいと思わせられる技です。

名前から、子どもたちも挑戦したがる技なのではないでしょうか。

やり方

  • 2人の土台は片膝をつきしゃがむ。(先頭と末尾になる)
  • 乗る人(飛行機の胴体部分)は、先頭の人の方に手を置き、足を末尾の人の肩に乗せる。
  • 足が乗るのと同時に土台の2人が立つ。
  • 乗る人は肘が曲がらないように気をつける。
  • 先頭の人は両腕を大きく広げ、翼を作る。

詳しい説明はこちらをご覧ください↓

保育園の組体操の指導方法は?練習期間は?

組体操

組体操の指導は、どうしても本番で技を失敗しないようにするためのものになりがちです。

もちろん本番で完璧な演技をすることで、子どもも、見ている保護者も指導者も満足いくものになるでしょう。

しかし、組体操で大切なのは、技が決まることだけではありません。

むしろ、それよりも一生懸命に取り組む努力を養うことや仲間と協力する大切さに気づくことです。

子どもたちが練習の中で、ひとりひとりが力を合わせ、お互いに頑張れる仲間になることを目標に指導していくことが大切です。

組体操の指導の手順

  1. 技を教える
  2. 技の順番を決める(1人技→2人技→3人技)
  3. 同時に、子どもの組み合わせも決める
  4. 配列・隊形を決めていく
  5. 次の隊形への移動の仕方を指導する

練習期間

練習期間については、長くとる必要があります。

本番でやる技を運動会の練習期間だけでやろうとすると、指導者や子どもの焦りが事故につながる可能性があります。

そのために、体操の時間に組体操の前身である組遊びを取り入れるなどして、徐々に本番に向けて技を仕上げていくという方法をおすすめします。

子どもには決して無理をさせず、楽しんで組体操に取り組める環境を整えることが大事になってきます。

まとめ

運動会

 

簡単だけどかっこいい技

  1. V字バランス(2人バージョン)
  2. サボテン
  3. 補助倒立
  4. ピラミッド
  5. ミニ灯台
  6. ジャンボジェット機

組体操は数ある運動会の種目の中でも、一番感動をよぶものです。

年々その感動をもっと与えたいという思いから、難しい技に挑戦して事故が起きてしまい、今では組体操自体を無くす動きも出てきています。

組体操は、本来相手とかかわり合うことで成立する体操です。

組体操により、相手とコミュニケーションが取れ、相手の力や重みを感じ取り、違いに気づくことができます。

その中で、思いやる心が育まれます。

こうした組体操の本来の意義を大切に、子どもたちが楽しく組体操を行えるように指導を頑張ってくださいね。

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