運動会、子どもたちが精いっぱい頑張る姿を見られるイベントですね。
そして、運動会では大人が参加する競技もありますよね。
PTA競技です。
私が小学生の時の運動会では、大人たちが綱引きをやっていました。
大人たちが引く姿を見て、自分たちがやっている運動会と違うし、何より大きい!と思っていました。
今年PTA役員になり、どんな競技にしようか悩んでいる人もいることでしょう。
小学校のPTAだと初めてのことばかりでしょうし、忙しいですよね。
「競技を考えなければいけない。でも、昨年と同じはちょっと」
「参加する人にわかりやすい競技にしないと」
「日々の生活が忙しくて考える時間がない」
そうやっていくうちに時間はどんどん経ってしまってなかなか決まらないなんてことはありませんか。
今回は、PTA競技のアイデアを5つ紹介いたします。
小学生が見ても楽しめる競技を一緒に見ていきましょう。
小学校運動会のPTA競技アイデア5選! その1:二人三脚
まずは、学生以来という人もいることだと思われる二人三脚。
私が小学生の時にやった時には、とにかく転ばないようにしないとと必死になった思い出があります。
ペアの人と声掛けをして、短期間でコミュニケーションを取る機会になるのでおすすめです。
二人三脚のルール
- ゴム紐を用いて互いの足をその輪に入れる
- 二人が足並みをそろえてゴールを目指す
練習をする時間がないことを考慮する場合は、切れやすい紙テープを利用してみるのもいいですよ。
大人たちが競技している動画を紹介します
速さ遅さ関係なくチームワークが出ていて楽しそうです。
ゴム紐は児童が使うことがあるので学校にあるでしょうが、紙テープはもしかすると自分たちで準備しなければばらないかもしれませんので、おすすめを2点紹介しますね。
マンモス 紙テープ [5巻入] KT-5P
容量が多いので、アイデア次第でほかのことにも利用できそうです。
10色組 トーヨー/5色組 HEIKO(ヘイコー)
色の数をどちらか選べます。
カラフルな足元にしても楽しいですよね。
この競技をアレンジして盛り上げたい場合は、二人二脚にしてみてはいかがでしょうか。
背中合わせになって足を結ぶので、難易度がとても高くなりますが面白いです。
時間の問題もありますから、アンカーの二人にだけでもやってもらうとインパクトが強いですよ。
小学校運動会のPTA競技アイデア5選! その2:綱引き
次は綱引きです。
大人が頑張っている姿を見せたい人は綱引きにすると迫力があるでしょう!
ルールは児童もよくわかっているでしょうし盛り上がりますよ。
綱引きのルール
- 自陣に4メートル綱を引き入れたチームの勝ちです。
- 並び方は男女交互に身長の高い順に並ぶのがおすすめです。幅は1.1~1.3メートルで。
- 一番後ろのアンカーには綱を身体に巻く。
ちなみに地面にお尻をつけると反則です。
児童も見ていますのでルールを守って楽しく競技しましょうね。
この競技の見どころは、大人が全力で踏ん張って勝とうとしている姿です。
私が小学生の頃に見た競技も綱引きだったのですが、他に大人がやっている競技で覚えているものはリレーくらいです。
多分、大人が必死でやっている姿が小学生ながらに印象に残っていたから今でも思い出せるのかなと思っています。
子どもにかっこいいところを見せる気持ちで頑張ってください!
実際の動画を紹介します。
男女混合で力いっぱい引っ張っていますね。
小学校運動会のPTA競技アイデア5選! その3:後ろ向きリレー
次は少しユニークな後ろ向きリレーです。
この競技のいいところは、走るのが得意な保護者の人もそうでない人も足の速さを気にせず参加できるところです。
速さを競うというよりかは、いかにコースアウトしないかという点が大切で面白いところなので、楽しく見ることができます。
後ろ向きリレーのルール
- スタートからゴールまで後ろ向きで走る
- バトンを渡すときやタッチの時も後ろ向きで
コースアウトも面白いところですが、バトンの受け渡しも落としたりぶつかったりと楽しい競技です。
最後まで盛り上がりたいときのアレンジを考えてみました。
アンカーは目隠しして回りの声援で走るやり方や、一人案内役を前に走らせて声をたどってゴールするのも面白いかもしれません。
小学校運動会のPTA競技アイデア5選! その4:ひっくり返し競争
「走るのが苦手!」「楽しく競技したい」という声が役員や保護者の中で上がることも少なくないことでしょう。
楽しく競技したい人におすすめなのがひっくり返し競争です。
ひっくり返し競争のルール
- 真ん中のパネルまで走っていく
- 赤と白の二つ異なる色のパネルを自分のチーム色にひっくり返していく
- 自分のチームのパネルが多ければ勝ち
オセロのようなゲームですね。
走るというよりはパネルをひっくり返す速さが大切になってくるので、走るのが苦手な人でも楽しいはずです。
おすすめアレンジですが、パネルの色や絵をその年に流行ったものを使ってみましょう。
今はやっているアニメのキャラクターを描いたり、2020年はオリンピックですので選手や競技の絵をかいたりと工夫をして応援してくれる子どもたちにも楽しんでもらいたいですね。
保育園での様子ですが保護者がやっている場面です。
走ったりとはあまりしていないので体力に自信がなくても楽しめそうです。
小学校運動会のPTA競技アイデア5選! その5:二人でボール運び
最後に紹介するのは二人でボールを運ぶ競技です。
これは手を使わず背中を合わせてボールを運ぶ競技です。
走る速さより、チームワークと楽しさ重視なので、プレッシャーもなく楽しく競技できるのではないでしょうか。
二人でボール運びのルール
- ペア二人が背中を合わせて腕を組む
- その二人の背中にボールをはさみゴールを目指す
- 手は使わない
二人のペースを合わして進んでいく競技なので、ペアの人とのコミュニケーションの機会になりますね。
声かけをしながら走っていくと思うのでおすすめです。
メンバー構成は、男女混合や男性陣、女性陣で分けてもいいでしょう。
実際に競技している動画を紹介します
ボールが落ちるハプニングがあったりと楽しそうです。
運動会におけるPTA役員の役割は?
運動会では、PTAの人たちの力が必要不可欠な一日です。
先生方も忙しいでしょうが保護者の方の協力と参加が大切な日となります。
朝は児童よりも早く学校に行き準備を行います。
- テントの設置
- 役員メンバーの確認
- 機材の確認
運動会が不備なくスムーズに行えるようにチェックをします。
運動会が始まれば、保護者だけでなく地域の方々、来賓の方々などたくさんの方が来られます。
- 受付
- 来賓者への接待
- 観覧席のマナーチェック
- PTA競技参加
と大忙しですね。
運動会終了後は、週明けには通常通り運動場が使えるように元通りにしていきます。
- テントや周辺機器の片付け
- 役員会があるところも
これらがPTAの一日の大まかな流れではないでしょうか。
保護者の方がやることが多いですよね。
今まではこれらはPTAや保護者の力でやってきましたが、令和になり新しい時代となりました。
例えば来賓への接待などにはお茶出しがあると思いますが、自分の飲み物は自分で用意してもらうといった改革をやっていいのではないでしょうか。
また、テントやその周辺機器の片付けなどは終わった後全員参加型に変えるなどしてみてもいいですね。
観覧者への注意も保護者が全てやる必要はないかと思われます。
すべてを一度に変えていくことは難しいですが、自分の子どもがPTAをやるような時代には負担にならずにいい形で運営できるよう意識して変えていけたらいいですね。
まとめ
- 二人三脚 息を合わせてコミュニケーションを。アンカーは二人二脚で行っても盛り上がるかも。
- 綱引き 力いっぱい引いて子どもにかっこいいと思ってもらおう。
- 後ろ向きリレー 速さより楽しさ重視。アンカーは目隠ししても面白い。
- ひっくり返し競争 走るのが苦手でも大丈夫。パネルはその年に流行したものなどに。
- 二人でボール運び 背中を合わせて走るので速さ遅さはあまり関係ない。ハプニングがあって楽しい。
- PTA役員の役割 準備から受付、接待などいろいろ。時代に合わせて改革を。
定番のものからあまり経験したことがない競技まであったでしょうが、どれも楽しく全力で取り組めそうな競技ばかりです。
PTAは大変でしょうが、せっかく参加するのですから楽しむ気持ちで取り組めるといいですね。
気持ちよく一日を終えられるように頑張ってください。
【こちらも読まれています】

コメント