最近は安全面から騎馬戦をやる中学校も少なくなってきましたが、実際にやると十中八九盛り上がる騎馬戦。
それを盛り上げるのに一役買うのが「アナウンス」です。
とはいっても、普段人前で話すことに慣れていない方はどんなアナウンスをしていいか困ってしまいますよね?
今回はそんな方たちの為に中学校の体育祭でそのまま使える騎馬戦のアナウンスをご紹介します!
気の利いたアナウンスをして、参戦する方も、応援する方も皆で一緒に盛り上がりましょう!
騎馬戦(中学校体育祭)のアナウンス原稿例!入場編
まずは入場編。
最初に競技のルールの説明・進行方法をアナウンスするのが親切です。
例
次は大将とチームの紹介をしましょう。
事前に大将やその担任に大将選出の際のエピソードを聞いておくと紹介しやすいです。
例
「〇〇組。大将は〇年〇組の〇〇君です。
学年で背が高いからと言う理由で担任の先生に大将に指名された。とのこと。
大将になったからには優勝を目指します!と元気よく答えてくれました。
ただ、背が高いことと大将になることの関連性はよくわかりません。と首をかしげていました。」
原稿を書きやすいエピソードは下記の2つです。
- 大将になった理由 ⇒ 大将のキャラクターを踏まえて、少し面白おかしく書くとウケがいいです。
- 勝負に対する意気込み ⇒ 大将に事前にインタビューして短くまとめます。
ただ、事前にチームとコンタクトが取れない場合もありますよね。
その場合は「数字」「名前」「当日の天気」など仕入れやすい情報で原稿を準備します。
例
「〇〇組は大将は〇年〇組〇〇君。総勢〇〇人で戦います。
今日の太陽に負けないようなアツイい戦いを期待しましょう!」
騎馬戦(中学校体育祭)のアナウンス原稿例! 団体戦編
実際競技は始まってからはどのようにアナウンスをすればよいのでしょうか?
競技を盛り上がる様なアナウンスをするコツは「競技を盛り上げそうな人材」に目をつけておいて、競技中にその人物を追うことです。
競技を盛り上げそうな人材とは何か?簡単に言うと「運動神経がよい人物」や「いわゆる”陽キャ”」です。
プロスポーツと同じで普段の成績の良い人物は自然と注目されますよね?それと同じです。
運動神経が良い人物は騎馬戦でも良い成績をあげて競技を盛り上げるでしょうし、学校全体の注目度が高い人物の事をアナウンスすることで聴衆は自然と競技に興味を持ち、全体に一体感が生まれ盛り上がります。
例
「生徒会長の〇〇君は苦戦しているようですね、生徒会長選のようにぶっちぎりで勝つことは難しいのでしょうか?票をいれた皆さん、生徒会長選同様今回もも熱い声援をお願いします!」
事前情報が無い場合は「目の前の事実をそのまま伝える」ことに注力しましょう。
騎馬戦の動画などを見て「こういう場合はこのフレーズを使おう」とメモを準備しておくと当日言葉に詰まることは無いかと思います。
- 競技に動きが無い場合 ⇒「両チーム膠着状態が続いています、お互い攻める機会を伺っているようです」
- 勝負がつきそうな場合 ⇒「●●組の手に、だいぶんハチマキが渡っています。〇〇組も諦めずに頑張ってください」
- さかんに取っ組み合いがある場合 ⇒「アツイ戦いが繰り広げられています。見ているこちらまで手に汗を握ってしまいます!」
- ラフプレイが目立つとき ⇒「怪我にはくれぐれも気をつけてください」
↓高校の騎馬戦ですが参考になります↓
騎馬戦(中学校体育祭)のアナウンス原稿例! 大将戦編
1番注目度が高くなると思われる大将戦。
これは「大将のキャラクターをいかにたたせるか」がキモです。
大将に選ばれるほどの人物なので学校全体の認知度、人望は申し分ないはずです。
「身内受け」「適度なイジリ」も大いに結構。
盛り上げていきましょう!
例
騎馬戦(中学校体育祭)のアナウンス原稿例! 退場編
過酷な競技に参加した選手を労うようなアナウンスにしましょう。
例
「全チーム死力を尽くして戦ってくれました。とても見ごたえのある良い試合でした。参加者全てを温かい拍手で見送りましょう!」
騎馬戦のアナウンスでアドリブをいれるコツは?
杓子定規のアナウンスでは少し面白みに欠けるので適宜アドリブを入れてみましょう。
時事ネタ(体育祭当日のエピソード)を絡めて、タイミングをみて入れていきましょう。
例
まとめ
騎馬戦のアナウンス原稿は下記4つに気をつけて作成しましょう。
1.入場編
事前に各組の情報を仕入れて特徴のある原稿を書くのがベスト。難しければ「数字」「選手の名前」「当日の天気」など仕入れやすい情報で原稿を準備しましょう。
2.団体戦
「目の前の事実をそのまま伝える」ことに注力しましょう。
3.大将戦
大将のキャラクター性が際立つようなアナウンスを心がけましょう
4.退場編
過酷な競技に参加した選手を労うようなアナウンスにしましょう。
それでは、アツイ実況とアツい競技を当日は楽しみましょう!
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