運動会競技の中でも人気のある「棒引き」。
私も子供の運動会で見たことがあるのですが、なかなかの白熱ぶりです!
見ている側が盛り上がるのですから、競技している側はもっと盛り上がっているはずですよね。
そんな競技で勝つことができたら、チームが活気づくこと間違いなし!
というわけで、今回は「棒引きの攻略法」をご紹介いたします。
実際に運動会で棒引きに参加していた娘に、どんなことに気を付けてプレイしていたのか。
用具係でずっと勝負の行方を見ていた息子には、どんなチームが強かったのか聞いてきたので、参考になればと思います。
運動会の棒引きで勝ちたい!勝つために必要な3つのコツ!
勝つための3つのコツをご紹介したいのですが、その前にルール説明をさせてください。
いきなりコツから話しても、わけがわからないので(笑)
競技で勝つためには、ルールを把握することも大事です!
もうルールはバッチリ!という方は、少しスクロールしてくださいね。
棒引きとは「棒を自分の陣地に引っ張る競技」。
ただの棒ではなく、とても長い棒なので、運ぶのはなかなか大変!
(棒の素材は、学校により竹だったり木だったりします。)
その棒を敵チームと奪い合います。
わかりやすいように、赤チームと白チームで説明しますね。
- グラウンドの真ん中に複数の長い棒が置いてあります。
(うちの学校は8本でした。これも学校によって違います。) - 赤チームと白チームが、グラウンドの両サイドに分かれて待機。棒を挟んで向かいあう形になります。
- スタートの合図が鳴ったら、両チームが棒に向かって走ります。
- 自分の陣地まで棒を引っ張るのですが、敵も狙っていますので、引っ張り合いです。
- 見事奪い取ることができたら、自分の陣地まで持っていきます。
- 時間内に、より多くの棒を持ち帰ったチームの勝ちです。
※相手側の陣地に入ってはいけません。
※引っ張り合いをしてる最中に終了の合図があったときは、より陣地に近くまで引っ張れたチームの勝ちです。
以上が基本的なルールです。
見てみるのが早いかと思いますので、こちらの動画をご覧ください。
参考動画:運動会 棒引き
棒引きで勝つために必要な3つのコツ!
おまたせしました。
それでは、3つのコツをお話しますね。
基本的なことになりますが、この3つは棒引きに勝つために必要なことなので、しっかり頭に入れておきましょう。
①かけ声を揃える
「かけ声」は、棒を引くときに大切なことです。
綱引きのときもやりますよね。
声を出すと士気も高まりますし、なにより、引っ張るタイミングが揃うと自分たちの陣地に引き込みやすくなります。
チームワークの良さを発揮して、かけ声を揃えることができれば、勝率が上がります!
②棒を引くときは、脇に棒を挟んで全身を使って引っ張る
これが棒引きの持ち方、引き方の理想のスタイルです。
力が入れやすくなりますし、のちほどお話する姿勢にも影響してきます。
力のいる競技なので、効率的に引くのも戦略のひとつですよ!
③捨てる棒を決める
たくさんある棒を、あれもこれも取ろうとしたり、どれにしようか悩んでいると、確実に負けます。二兎を追う者は一兎をも得ず!ですよ。
チーム内で前もって話し合いをして、この棒は捨てる!と決めておくことで、
効率的に棒を取ることができますよ。
この3つは、今年の体育祭で、実際に棒引きに参加していた娘に教えてもらいました。
娘のチームはしっかり優勝してきたので、参考になればと思います!
ではこのコツを踏まえたうえで、次は攻略法をみていきましょう!
棒引き攻略法!その1:最大のキーマンは足の速い子!
スタート地点から真ん中の棒までは、少し距離があります。
つまり、いち早く棒にたどり着いた方が有利になるので、この競技のキーマンのひとりは
「足の速い子」です。
足の速い子が、多くチームにいると勝利にかなり近づきます。
極端な話ですが、赤チームは足の速い子。
白チームは足の遅い子で編成されてしまえば赤の圧勝ですよね。
足の速い子を有効に使う必勝法
- 誰も取りに行っていない棒へいち早く向かって、棒を取ってくる。
(最初に端の棒を狙うのがおすすめ!みんな真ん中に集中しがちなので。) - 単独で動いてもらい状況を見ながら援軍としてきてもらう。
- 足の速い子だけのグループを作って、チームの柱になってもらう。
この例を参考に動いてもらうと、有利に進められそうですね。
棒引きの攻略法その2:チーム内の配置を決めておく
棒を引っ張るときにも、効率的な引き方というものがあります。
大体の人が、綱引きのように棒を引くのですが、物理的に引きやすいほうがいいですよね。
棒を引く時、最前の人を「一番背の高い人」にします。
そして、ほかの人もできるだけ「姿勢を高く」することが大事です!
引くという行為をするときって、どうしても腰を落としがちになるのですが、これは棒引きのときは不利になるのでやめましょう。
引いているうちに、自分たちのチームが有利になってきたかも?と思ったら、腰を落として一気に引き込むようにするといいですよ。
棒引きの攻略法であり必勝法!戦力の差を見極めよう!
これが棒引き最大の攻略法であり、必勝法です!…と、試合を見届けていた息子が言っていました(笑)
これにも、ちゃんと理由がありますので、ご説明しますね。
それぞれのチームには、いろんな体格、いろんな運動能力の子が振り分けられていますよね。
当然ながら、1チームの中の各グループでも、力の差や足の速さの差がでます。
その差をしっかり見極めることができれば、ものすごく強いんです!
- 「取りに行こうとしている棒に、何人編成のチームがいるのか?」
- 「そのチームに自分たちのグループで勝てそうなのか?」
- 「勝てなさそうであれば、どの棒なら取れそうなのか?」
- 「一本取ることができたら、次の棒はどこが狙い目なのか?」
これを制限時間内にできるだけ早く判断して、たくさんの棒をとることが大事なんです。
いままでの攻略法を実践しながら、戦況を見極めつつ棒をとる。
これを指揮する司令塔のような人がいるとなおいいです。
棒引きって力勝負なようで、実は頭脳戦でもあるんですね。
自分たちの対戦相手が前もってわかっている場合は、相手チームの分析をしながら当日の流れを決めておくと、勝利に近づけます!
娘にも聞いてみましたが「そうしようって決めてたわけじゃないけど、確かに指示を出す子がいたから無駄なく動けたのかも!」
と言っていたので、練習のときにでも試してみてくださいね。
最後に
それでは、今回の内容をポイントで振り返っていきましょう。
- 棒引きで勝つにはまずはルールを把握する
- 勝つための3つのコツは、忘れずに取り入れる!
- 足の速い子は棒引きのキーマン!
- チーム内の配置は事前に決めておく
- 棒を引き込むには、背の高いひとは最前に!
- 戦力の差を見極めるのは、攻略に不可欠!
- 同じ棒にこだわらず、諦めてつぎへいくことも大事!
- 力勝負なようで、頭脳戦な棒引き!必勝法をみにつけて、運動会のヒーローになろう!
運動会の人気競技のひとつ、棒引きの攻略法についてお話してきましたが、いかがでしたでしょうか。
コツを掴んで、チーム内の配置をうまくやれば、きっと勝利に導いてくれることと思います!
どうか怪我に気を付けて、競技を楽しんでくださいね。
思い出に残る運動会になりますように。
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