運動会で行う定番種目って、たくさんありますよね。
なかでも盛り上がる種目、思い出に残っている種目は?と聞かれてわたしがすぐに思い浮かぶのは、学年全員で一体となり踊ったダンスですね〜。
みんなで、一生懸命に練習したこともいい思い出ですし、踊った曲は数十年経った今でも忘れずに覚えています。
しかし、とても盛り上がる反面、先生方がもっとも頭を悩ませる種目でもありますよね。
ダンス指導は任せて!となる先生は、なかなか、いないのではないでしょうか⁈
曲選びから、慣れないダンス指導まで、毎回大変な思いをされていると思います。
そこで今回は…
中学年向けおすすめダンス曲、モチベーションの上げ方から効率の良い練習方法をご紹介します!
頭を悩ませている先生方!ぜひ参考にしてみてくださいね!
小学校中学年向け運動会のダンスおすすめリズム曲5選!その1:Road to Glory
★嵐/ Road to Glory
ダンス練参考動画
今年で解散ということで、嵐の曲から選んでみました。
嵐は子供から大人まで、幅広い世代にとても人気がありますよね!
歌詞も良いですし、振付も簡単すぎず難しすぎず中学年にちょうど良くおすすめです!
小学校中学年向け運動会のダンスおすすめリズム曲5選!その2:君の夢は僕の夢
★ポカリスエットCM曲/君の夢は僕の夢
ダンス練習参考動画
CM曲って誰もが、アッ!聞いたことある!ってなりますよね。
このダンスは、ポカリダンスと呼ばれていて、とても人気のあるダンスです。
一見すると難しそうですが、ヒップホップの初歩的な動きになっているので、頑張ればカッコよく踊れますよ!
小学校中学年向け運動会のダンスおすすめリズム曲5選!その3:P.A.R.T.Y〜ユニバース・フェスティバル〜
★DA PUMP/ P.A.R.T.Y〜ユニバース・フェスティバル〜
ダンス練習参考動画
ダンス曲といえば、DA PUMPは外せませんね!
ダサかっこいいで流行った「U.S.A」カモン!ベイビー!は、みんな一度は踊りましたね⁈
この曲は、その翌年2019年にリリースされ「バイーンダンス」でこれまた流行りました!
カッコよくノリノリで踊って、盛り上がること間違いなしです!
小学校中学年向け運動会のダンスおすすめリズム曲5選!その4:め組のひと
★ラッツ&スター/ め組のひと
ダンス練習参考動画
懐かしの曲から選んでみました!
昔のダンスも今、結構流行っていますね。
荻野目洋子のダンシングヒーローも、バブリーダンスとして流行りました。
青春ど真ん中のわたしとしては、懐かしくとても嬉しくなります!
このダンスは、携帯アプリTikTok に若者が踊って投稿するのがブームになりましたね。
サングラスは無理でしょうが、みんなで白手袋はめて揃えて踊ると、めちゃくちゃカッコいいですよ!
親御さんたちも、思わず一緒に踊りだしてしまうことでしょう!笑
小学校中学年向け運動会のダンスおすすめリズム曲5選!その5:南中ソーラン
★Fischer’s Version/南中ソーラン
ダンス練習参考動画
J-POPもいいですが、日本のダンスといえば「南中ソーラン」ですね!
ん?ソーラン節じゃなくて、南中ソーラン⁈って初耳の方も多いと思います。
「南中ソーラン」とは、民謡歌手の伊藤多喜雄さんが、民謡であるソーラン節をアップテンポにアレンジした曲を用いた踊りのことです。
稚内市立稚内南中学校の教員と生徒が考案したことが名前の由来となっています。
この踊りがとにかくカッコいいんです!
みんなで衣装を揃えて、ぜひ踊ってみてください!
見に来てくれた、おじいちゃん、おばあちゃんにも、大受けすること間違いなしです!
先生向け!運動会ダンスを効率よく練習するには?覚えさせるには?
さぁ、曲は決まりましたか?
5曲ほど紹介しましたが、他にもたくさん紹介しきれなかったおすすめ曲がありますので、一度検索してみることをおすすめします。
では、曲が決まったら、次は振付を決め、どうやって教えて行くか?ですね。
振り付けを考える
今の時代は、とても便利になっていますね。
まず、この曲いいなと思ったら「曲名+踊ってみた」で検索してみてください。
同じ曲のダンスでも、簡単バージョンがあったりと、いくつか参考になりそうな動画が見つかると思います。
探した動画を、いくつか見ていきましょう。
このとき、必ず指導する学年の子たちが踊る姿を想像しながら見てくださいね。
子どもは、1ヶ月の練習でも、見違えるように上達していきます。
しかし、あまり難しすぎてもモチベーションが下がりますし、簡単すぎても同じです。
適度な難易度を見分けるため、できるだけたくさんの先生方に意見を聞いてくださいね。
振り付けの構成がある程度決まったら、次は指導する先生みんなで踊ってみる!です。
すぐに上手くは踊れなくても、できないなりに踊ってみることで、もっとイメージが鮮明になります。
ここは簡単だな、ここは難しそうに見えたけど踊ってみると意外と練習すれば上手く踊れそうだな!と、踊ってみないことには分からないことが多いのです。
指導のポイント
まず練習に入る前に、生徒たちのやる気を出させることが先決です!
そこで、練習初日の入り方が大事なポイントになります。
ダメな例
これじゃあ一方的すぎて、まったくやる気が起きないですよね。
勝手に曲を決められて、踊らされるという感じですから。
いい例
まずは提案ですね。
そして、先生たちでカッコよく踊ってみせてください。
もちろん、カッコよく踊れなくてもオッケーです。
その場合は、出来るだけ印象に残る、カッコよく楽しそうに踊っている動画をまず見てもらいましょう。
その後、生徒たちに問いかけてみてください。
もちろん、生徒たちは初めてみるので、難しそう!と言う子が大半だと思います。
そこで・・・
先生たちの出番です!
どうでしょうか?
ぜひ、こんな風にモチベーションを上げてみてください!
きっと、子どもたちも、やれそう!やってみよう!となるはずです。
それでも、踊りが苦手な子は、なかなか乗り気にならないでしょう。
そこで、更に問いかけてみてください。
こう問いかけることで、得意な子が苦手な子に教えてあげよう!みんなで頑張ろう!という気持ちが出て、チームワークもバッチリになりますよ!
では、このモチベーションを保ったまま練習に入ってください!
基本の教え方
まずは、いくつかのパートに分けましょう。
その際、ひとつのパートを長くしすぎないことです。
ひとつのパートが長いと、モチベーションも下がってしまいますし、急ぎすぎてしまうと踊りが雑になってしまいます。
練習始めに
と目標をしめしましょう。
子どもたちも、よし!今日はここまでだな!頑張ろう!とモチベーションが上がります。
ミラー指導
子どもたちと対面して立ち、子どもの動作とは反対の動作で教えます。
このとき、アイコンタクトをしっかり取り、オーバーなくらい大きく踊ってください。
キュー出し
次の振付けに入る前に「次は右に回るよー」とタイミングよく次の動作を教えてください。
このキュー出しは、どうしても遅れがちで、慣れるまでは難しいかと思います。
キューを出したあとの子どもたちの様子を見ながら、スムーズに次の動作に移れていない場合は、遅かったな、次はもう少し早めにと、少しずつ慣れていってください。
なにより大事なのは、子どもたちも指導する先生も「楽しむ!」ことです。
楽しむとは、手を抜いたりふざけたりすることではなく、楽しいことも、大変な過程も共有し合い助け合うことです。
まとめ
いかがでしたか?
少しでも悩める先生方の助けになれば嬉しいです!
では、最後にポイントをまとめます。
おすすめダンス曲5選
- 嵐/ Road to Glory
子供から大人まで幅広い世代に人気の嵐。
踊りの難易度も、中学年にちょうど良いです。
- ポカリスエットCM曲/君の夢は僕の夢
ポカリダンスで人気です!ヒップホップの初歩的な動きなので覚えやすくおすすめです!
- DA PUMP/ P.A.R.T.Y〜ユニバース・フェスティバル〜
一大ブームを起こした「U.S.A」の次に流行ったダンス曲です。
このダンスは「バイーンダンス」で注目されましたね!
- ラッツ&スター/ め組のひと
懐かしの曲から一曲!昔の曲ですが、最近もブームになりました。
親御さんたちも、ついつい踊りたくなるはず?!
- Fischer’s Version/南中ソーラン
日本のダンスといえばソーラン節!ソーラン節をアップテンポにしたダンスです!
とにかく、めちゃくちゃカッコよくておすすめです!
指導のポイント
- 指導に入る前に、まず子どもたちのモチベーションを高めること!
- いくつかのパートに分け、今日はここまで覚えるよ!と目標をはっきりさせ、急ぎすぎず教えていくこと。
- ミラー指導:子どもたちの対面に立ち、子どもたちとは反対の動作で教える。
- キュー出し:次の動作にスムーズに入れるよう、ベストなタイミングでキュー出しをすること。
- 子供たちはもちろんですが、指導する先生も楽しむこと!
当日、本番前は「途中つまづいても、大丈夫!最後まで楽しんで踊りましょう!」と子供たちをリラックスさせて送り出してくださいね。
踊っている子供たちも、見ている親御さんたちも楽しめるダンスを目指して、子供たちと先生一丸となって頑張ってください!
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