保育園でたくさんの行事の中で、一番盛り上がるのは運動会です。
保育園は0歳~年長まで幅広い年代の子供がいるので、かわいい子供たちの成長が見られる楽しみがありますよね。
運動会に向けて子供たちを盛り上げるためのスローガンを考えるのに、毎年悩む方も多いのではないでしょうか?
近年はコロナの影響もあり、たくさんの不安もありましたね。
だからこそ、不安を払拭するような盛り上がる運動会にしたい!と考えていると思います。
そこで今回は保育園の運動会に使えるスローガンを作るコツを紹介したいと思います。
保育園の運動会を盛り上げるスローガンのコツは?
そもそもスローガンとは?
まずはスローガンってなんだろう?と思う方もいらっしゃると思うので、スローガンの説明をしたいと思います。
スローガンとは団体理念や目標を短い文で表したものです。
学生時代にもありましたよね?
「文武両道」「初志貫徹」なんて掲げられていましたが、企業をみても、簡潔に誰もが覚えやすいものが多くて、おなじみの某コンビニもメロディーに乗せて、「♪~あなたとコンビニ~♪」や「セブン~♪イレブンいい気分~♪」というのがありますが、それもスローガンです。
スローガンの意味
前述したとおりにスローガン=目標となりますから、運動会を通じて、園児に何を学んで欲しいか?
その学んで欲しいことが目標となりますが、園児でも覚えやすくて簡単なフレーズの目標を作るのが良いと思います。
スローガンは何のために必要?
スローガンを作ることによって、お友達と一緒に頑張ろう!という気持ちが芽生えます。
生まれて初めての集団生活で、人と関わり集団生活のルールを学び、思いやりや助け合い、お友達と一つのことをやり遂げようという協調性が芽生えます。
保育園らしいスローガンとは?
保育園のイメージとはどんなでしょう?
笑顔・明るい・無邪気・可愛らしさなどポジティブなイメージですよね?
かけっこの時に、先生に手を引かれてゴールしても観客が一斉に拍手して、誰もが微笑ましく見守るのが保育園の運動会です。
勝ち負けよりも楽しい雰囲気があるスローガンの方が盛り上がると思います。
保育園の運動会スローガン:コロナ
- えがおはじける うんどうかい
- 力を合わせて頑張ろう!
- 全集中!!パワー全開!
2020年はコロナ禍で大変な一年でしたね。
我が子の学校も数々のイベントが中止になり、この一年は学校にいる姿を見ることができないのが現状です。
感染対策をし、運動会を行うことができるなんて喜ばしいことですよね。
その喜ばしさや、お家時間が増えて持て余している力をスローガンにしてみてはいかがでしょうか?
例文を3つあげてみましたが、なぜ上記の例文が保育園らしいのか説明していきます。
えがおはじける うんどうかい!
シンプルイズベスト。
保育園児が覚えやすいフレーズです。
子供の笑顔って見ているだけで癒されますよね?
園児がニコニコ笑顔でかけっこにダンスと頑張っている姿は、それだけで幸せな気持ちになれます。
運動会も盛り上がると思います。
力を合わせて頑張ろう!
手を抜いているわけではありませんよ。
こんなご時世だからこそ、ストレートな表現が必要になってきます。
難しいことは必要ないと思います。
みんなで力を合わせて頑張ろう!おー!
それだけで大人も子供も元気になれそうですよね。
全集中!!パワー全開!
その年の流行った言葉を、使用するのも園児が覚えやすいのではないのでしょうか?
全集中!!とは2020年もっとも流行った鬼滅の刃のフレーズです。
全集中してパワーを全開!なんて強くなれそうじゃないですか?
子供は元気になれる言葉や、強くなれる言葉が大好きです。
力強く頑張れると思います。
保育園のスローガンアイデア:四字熟語
- 笑門来福(しょうもんらいふく)
- 喜色満面(きしょくまんめん)
- 和気藹藹(わきあいあい)
園児に四字熟語は難しいと思われる方も多いと思います。
確かに、和気藹藹の藹藹は、私でも読み書きできません。
じゃあなぜ、保育園の運動会のスローガンで四字熟語?と疑問を持たれる方も多いと思いますので、説明致します。
早い子で年少から、遅くとも年長の頃には「字」に興味を持ち始めます。
「これはなんて読むの?」「どういう意味?」と聞いてくることも多いと思います。
この頃の子供はたくさんの事柄に興味を持ち始め、たくさんの事柄を吸収していく年代です。
たとえ、読み書きできなくとも、子供は言葉を、まずは「音」として覚えるので、四字熟語でも問題ありません。
運動会のスローガンに、四字熟語を使用したきっかけで、四字熟語に興味を持ち始めて、学習する子も出てくると思います。
そうなると面白いですよね。
では、オススメの四字熟語について説明します。
笑門来福
笑う門には福来るということわざから来た四字熟語です。
意味は「笑いの絶えない家には、自然と幸福が訪れること」ということですので、保育園の運動会では、園児も保護者も、みんな笑顔になることから、園に通う家庭に幸福が訪れますようにと願いを込めて、この四字熟語を例文にあげました。
喜色満面
意味は「喜びの表情が心の中で包みきれず、顔じゅうにあふれ出ているさま」です。
保護者も子供の成長が見られる運動会では、自然と笑顔になりますよね。
他の人が、我が子をあやしていて我が子が笑ったら、自然と自分も笑ってしまっていた経験はありませんか?
「ママをあやしているわけじゃないのに、ママも笑ってるね」と私はよく言われました。
そのように嬉しさが、顔ににじみ出て隠し切れない様子の四字熟語です。
先生も園児も保護者も喜色満面になる運動会になることでしょう。
和気藹藹
意味は心と心が通じ合い、和やかな気分が周囲に満ちあふれている様子です。
一人だけ楽しんでいる時には使わない四字熟語ですので、冒頭でも触れたように、「お友達と一緒に思いやりや助け合い」運動会を盛り上げてくれるよう願いを込めました。
保育園のスローガンアイデア:英語
次は英語で作るスローガンを紹介いたします。
- Never give up(決してあきらめない)
- just do it!(行動あるのみ)
- One for all All for one(一人はみんなのために、みんなは一人のために)
今は、英語の授業がある園も多くなって来ているので、長文にならなければ、園児にも伝わる、かっこいいスローガンになるのではないのでしょうか。
では、それぞれ説明していきます。
Never give up
「決してあきらめない」「がんばって!」という意味です。
どんな意味?と園児に聞かれても、わかりやすいですよね。
まさに運動会にぴったりなフレーズだと思います。
just do it!
「行動あるのみ」スポーツブランドNikeで有名なフレーズですね。
短文なので、園児も覚えやすいと思います。
それでいてパワフルな響きなので、「頑張るぞー!!」と力がみなぎると思います。
One for all All for one
ラグビーの言葉として認識されている方が多いのではないでしょうか。
「一人はみんなのために、みんなは一人のために」自分だけの力ではなく人と協力して大きな力を得る大切さを知る。
これからの成長でも、人の力を借りることがたくさん出てきますので、みんなで力を合わせてやり遂げることを学んで欲しいと思います。
まとめ
- 勝ち負けよりも楽しい雰囲気を出す。
- わかりやすい事。
- 目標に向かって頑張る気持ちになるためのもの。
- 簡単なフレーズで楽しい気持ちになれる事。
スローガンを作るのにルールはありません。
今はコロナ禍もあり、先行きが見えない中で不便な暮らしをされている方もいらっしゃると思います。
みんなが笑顔になり、思いやりや助け合いの気持ちを持ち、園児のみならず保護者の皆様が前向きにお過ごしになれるような文例をあげてみました。
文例を参考にしていただき、気分の上がるスローガンを考えて、園児が元気に、そして大人も園児から元気をもらいながら、運動会を盛り上げて下さいね。
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