保育園の運動会、まだまだ幼い子どもたちが元気に走ったり踊ったりする姿は最高にかわいいですよね!
そこで気持ちを盛り上げてくれるのがアナウンスです。
担当になったものの、「何を話せばいいかわからない」「緊張しそうだな」と考えているお母さんや、中には「その日に子どもたちを見ながら話せばなんとかなるんじゃない?」と思っているお母さんもいることでしょう。
私が人前でアナウンスすることがあった際には、「何とかなるだろう」と軽い気持ちで引き受け、簡単に書いた紙を持参し話したことがあります。
結果、焦ってしまってものすごく後悔したことがあります。
保育園は0歳から5歳まで幅広い年齢の子どもたちがいるので、入場行進も年齢別に組を分けている園が多いと思います。
元気に腕をふって入場してくる子どもたちをお父さんやお母さんは楽しみにしていることでしょう。
特に入場行進は運動会の最初にありますし、カメラを構えたご家族もたくさんいることでしょう。
そんなときアナウンスする言葉がどのクラスも同じでは少し寂しくありませんか?
よかったと思える運動会にしたいですよね!
では、今回は入場行進でのアナウンスを年齢別におさえていきましょう。
きっといい運動会のスタートになりますよ!
運動会アナウンス!保育園編!コツや担当ぎめは?
保育園には0歳児から5歳児まで年齢が離れた子たちがいて、見た目も年齢ごとに違ってきます。
でも、まだまだ幼い園児たちに対してアナウンスするんですから話し方は考えなければいけません。
緊張するお母さんもいるでしょうが、早口で話したり、小さな声で話すと園児だけでなく、見に来てくれた家族も心配になります。
園児たちの背中を優しく押すような気持ちで入場行進のアナウンスをしましょう。
そうイメージすると話しかたのコツが見えてきます。
- 優しい声で話す
- ゆっくり丁寧に
- マイクから少し体を話して大きな声で
マイクに口を近づけすぎると音割れしてしまいますから、まずは心を落ち着かせ体を少し離しましょうね。
優しい声はこちらのアナウンスを参考にしてみてください。
小さい子も安心できる声で、ゆっくり丁寧にアナウンスしています。
原稿は年齢のクラスごとに分けておくことをおすすめします。
クラスごとの特徴(服装や色などの見た目)で分かるように書いておけば入場行進の際に焦らずに済みます。
色で分けられているのならクラスごとに色を塗っておくのも手ですよ!
担当は先生やお母さんの場合があるでしょうが、どちらも話し合いがあるかと思われます。
クラスごとでアナウンスの担当が変わる場合は、自分の子どものクラスを立候補しておけば話しやすいですよね。
早めに自分の意見を言うことは自分のやりやすい担当ができるだけでなく、しっかりとしたイメージが付くので是非とも実践してみてください。
運動会入場行進アナウンス保育園のクラス別原稿例!0歳児クラスの場合
何もかも初めての0歳児クラス。
大きな音やいつもより賑やかな音にそわそわしている子もいることでしょう。
そんな様子を思い浮かべながら考えていきましょう。
「0歳児クラスさんの入場です。」
「保育園では新しいことがいっぱいの毎日。運動会も初めてです」
「楽しみな子、ドキドキでいっぱいの子もいます」
「お父さん、お母さん、温かく応援してね!」
安心できるような声でアナウンスすることを心がけましょう。
運動会入場行進アナウンス保育園のクラス別原稿例!1歳児クラスの場合
次に1歳児クラスの子どもたちです。
歩き出す子や少し話し出す子も増えてきますね。
1歳児だと特に色々な子がいると思いますので、成長していることをアピールしたアナウンスにするといいですね。
「1歳児クラスさんの入場です」
「元気いっぱい!お友達と毎日色々なことを学んで大きく成長しています」
「できることが増えてきた1歳児クラスさん」
「成長した姿をみんなで応援してください」
あちらこちらをそわそわと見ている子もいるでしょうから、落ち着いた声で丁寧に話すといいと思いますよ。
運動会入場行進アナウンス保育園のクラス別原稿例!2歳児クラスの場合
2歳児クラスの子は、歩いたり走ったりとできることが増えてくる時期ですよね。
ダンスも手の動きが細やかになったりと、去年と比べると新たな発見がある年ですね。
「2歳児クラスさんの入場です」
「園内で元気に走ったり、お友達や先生とお話ししたりしています」
「踊りやダンスも大好きです」
「去年より一段と元気な姿を応援してください」
元気さに負けないように声をしっかり出しましょう。
運動会入場行進アナウンス保育園のクラス別原稿例!3歳児クラスの場合
3歳児はお箸やハサミを使える子や、考え方がしっかりしてくる子が出てきて見どころが更に増えてくる年です。
日頃の姿を紹介するのもいいでしょう。
「3歳児クラスさんの入場です」
「できることが増えて、チャレンジすることもいっぱい!」
「毎日色々な発見を報告してくれる3歳児クラスのみなさんです」
「頑張る姿を応援してあげてください」
具体的に園内でしていることを紹介するようにアナウンスするとおじいちゃん、おばあちゃんたちも子どもたちの成長に注目してくれるかもしれませんね。
運動会入場行進アナウンス保育園のクラス別原稿例!4歳児クラスの場合
4歳は年中さんという表現があるように、乳児から幼児になっていきます。
見た目だけでなく、内面にも色々な変化がある年だと思われます。
自分の気持ちを伝える子もたくさんいることでしょう。
「4歳児クラスさんの入場です」
「体がだんだん大きくなって走るのも速くなってきました」
「園内ではボールを投げたり、片足飛びをしたり色々な動きが増えてきました」
「今日はかっこいい姿を披露するから応援してね!」
それぞれの成長を知れるのも運動会ならではなので、アナウンスでもできるようになってきたことを話すのはいいことですよ。
運動会入場行進アナウンス保育園のクラス別原稿例!5歳児クラスの場合
5歳にもなると入園時とは見るからに違っていることでしょう。
最後の運動会、家族も感慨深い一日になってきます。
いままでのことを感謝する気持ちでアナウンスするのもいいでしょう。
「5歳児クラスさんの入場です」
「入園時からたくさんのことを学んで、本当に大きくなりました」
「仲良くなったお友達と頑張ります保育園での最後の運動会です」
「お父さん、お母さん、そして○○先生、応援していてね」
入園時からのことを思い出すきっかけになる一日になるといいですよね。
年長のクラスから紹介している動画も参考にしてみてください
それぞれのクラスの特徴を説明してくれているので、とても聞きやすいですよ!
運動会アナウンスでアドリブをいれるコツは?
運動会は予想できないミラクルやハプニングがあって楽しいですよね。
そういう時にアドリブでコメントを入れると更に盛りあがります。
でも言葉を考えておかないと「あの時こう言えばよかった~!」と後悔するかもしれません。
ハプニングとして予想されるのは、園児が転んだ場合とそして泣き出した場合が多いのではないでしょうか。
「○○組さん、少しドキドキ緊張しています」
「暖かく見守ってください」
「お父さんお母さん、みんなが応援してくれているよ」
「あと少し!ゴールまで頑張って」
「今日はたくさんの人に見られてびっくりしちゃったね」
というように優しい言葉をアナウンスすると子どもも安心して運動会に臨めますよ。
かけっこでは転んだりのハプニング、0歳児クラスなどの低学年では泣き出す子がいることを想定しておきましょう。
コメントを用意しておけば焦ることなく、むしろアドリブを入れるチャンスになりますからね!
まとめ
1.アナウンスのコツ
- アナウンスのコツは優しい声で、ゆっくり丁寧に、マイクから少し体を話して大きな声で
- 原稿はクラスごとに分ける。色分けで見やすく工夫
- できそうな箇所を早めに立候補したほうがやりやすい担当になれるかも
2.年齢別アナウンス0歳児
- 0歳児クラスのアナウンスは安心できる声を意識して
3.年齢別アナウンス1歳児
- 1歳児クラスは成長をアピール
- 丁寧なアナウンスを心がけて
4.年齢別アナウンス2歳児
- 2歳児クラスは去年よりできるとが増えたことを伝える
- 元気な子どもたちに負けないようなアナウンスを
5.年齢別アナウンス3歳児
- 3歳児クラスは細かい作業ができるなどの普段の生活を知らせて成長をアピール
6.年齢別アナウンス4歳児
- 4歳児クラスは見た目も大きくなり、いろいろな動きができることをアナウンスする
7.年齢別アナウンス5歳児
- 5歳児は保育園での集大成
- 家族だけでなく、先生に感謝する気持ちでアナウンスを
8.ハプニングなどのアナウンス
- 転んだ場合、泣き出した場合を想定してコメントを考えておく
0歳児から5歳児、大人から見ればまだまだ小さいですが、年齢別にアナウンスを考えてみるとやっぱり年々違ってきますね。
年齢別の違いや子どもたちの成長や変化を知っておけば、アナウンスしたときに保護者も成長を意識してくれることでしょう。
入場行進をいいアナウンスでスタートし、大人も子どもも楽しめる運動会になるよう祈っています!
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