小学校運動会の開会・閉会校長先生の挨拶例文!春・秋・室内・延期の場合は?

校庭の挨拶台

小学校の運動会など、行事ごとでは校長先生のあいさつが欠かせません。

しかし、いざ校長先生となるとなにをいっていいのか困ってしまいませんか?

ここでは「小学校での運動会」に焦点を当てて、校長先生のあいさつのコツを伝授します!

校長先生として、カッコいい姿を見せてあげましょう!

小学校運動会の開会・閉会での校長先生のあいさつのポイントは?

point

まず、校長先生のあいさつで押さえておきたいコツは3つ紹介します。

長さ

運動会は暑い中、屋外で行われることが多いです。

最近では猛暑のなか話を聴いていて熱中症になってしまい救急搬送される例も出てきています。

そのような事態にならないために、できるだけ簡潔に短く済ませるようにしましょう。

話の対象を明確にする

全員に向けて話そうとすると話がまとまらず、グダグダになってしまいます。

小学校の運動会は生徒だけでなく、保護者・来賓・地域の方々など、様々な人が出席します。

あいさつをするときは話の対象を明確に区分しましょう。

保護者や地域の方など、協力者に感謝を述べる

運動会は学校主体の行事ですが、保護者や地域の方々の協力が必須となります。

保護者の方や地域の方へメッセージを送れる機会は多くないので、普段からの感謝も含め、伝えるようにしましょう。

生徒にエールを送る

運動会の主役はもちろん生徒です。

運動会もさまざまな練習を重ねてきています。

開会式ではいままでの練習を称賛し、期待をたっぷり込めたエールを送りましょう。

閉会式では運動会を無事に終われたことに加え、頑張った生徒たちを称賛し、楽しく運動会を行えたことを伝えてあげましょう。

ここで一つ意識したほうがいいことは、生徒相手にはお高くとまらず、フレンドリーなあいさつをすることです。

できる限り生徒に近い感覚で話すほうが、生徒たちに言葉が響きやすいです。

以上のことを意識して、文を組み立てていきましょう。

文の構成は、

  1. あいさつ
  2. 来賓、保護者、地域の人へのあいさつ
  3. 生徒たちへのエール

とするのがオススメです。

しかし、この型にとらわれず事情に合わせてアレンジしてみるのも一つの手です。

次に、カンペは必ず用意しましょう。

ここで注意したいのは、文を書いたカンペではなく、要所をまとめたカンペにすることです。

見てすぐに考えた内容を思い出せるカンペが理想です。

カンペは用意しますが、実際に挨拶をするときには見ない方がいいです。

私の経験談ですが、カンペばかり見てあいさつをしていた先生に対して全く話が入ってこなかったと言っていた友達がいました。

話をするときは出来る限り聴衆に目を向け、多少文が崩れようとも前を向いて伝えることが大切です。

そのため、用意したカンペは本番前に復習としてみるようにしましょう。

そして、普段からあいさつの練習をしておくことも大切です。

運動会は他の式典と異なり、そこまで堅いあいさつは求められません。

感謝の部分はきちんとしなければなりませんが、その他の部分は楽しく、盛り上げる感じで話しましょう。

小学校運動会の校長先生の挨拶例文! 春の運動会の場合

校長先生

開会式

皆さん、おはようございます。今日は春らしい晴天に恵まれ、絶好の運動会日和になりました。

本日は公私ともにご多忙の中、○○様を含め多くのご来賓の方にご出席賜りましたこと、誠にありがとうございます。また、朝早くから準備にご協力いただいた保護者の皆様や地域の皆様、普段より学校教育に協力いただいているご家族の皆様、この場を借りて心より感謝申し上げます。生徒たちは本日まで一生懸命運動会の練習をやってきました。ご家族のみならず、生徒たちに皆様の声援や応援をよろしくお願い致します。

さて、児童の皆さん、ついに運動会の日がやってきました。一年生からすると入学式を終えたばかりで、まだ学校に慣れていない子もいるとおもいます。緊張せず一緒に楽しみましょう。そして、六年生は小学校最後の運動会です。ぜひこの運動会を全力で暴れ、楽しんでほしいと思います。各学年、今日まで様々な練習を積み重ねてきました。運動会は赤組、白組の対抗戦で行われます。どちらもその真価を発揮し、かっこよく、面白いものになることを期待しています。今日は暑くなることが予想されます。きちんと水分補給をし、全力で思い出に残る運動会を作り上げましょう。

今回の運動会では、「○○○○」がテーマに決められました。このテーマでは、(以下テーマの説明)。

開催に際しまして、生徒の皆さんだけでなく、保護者の方々、そして地域の皆様の力が一つになり、運動会が素晴らしいものとなることを期待しまして、私からのあいさつとさせていただきます。

このあいさつでは、初めての運動会の一年生と最後の運動会の六年生に焦点を当てています。

特に六年生は最後になるので、特別な運動会にしてほしいという思いを込めましょう。

テーマはとても大切です。

ここは例文ではなく各学校で考えてみてください。

そして、春といえども晴天では暑くなります。

生徒たちの安全が一番ですので、そこも考慮してあげてください。

閉会式

みなさん、暑い中お疲れ様でした。優勝した赤組の人たち、素晴らしいものを見せていただきました。負けてしまった白組は最後まで赤組に屈することはなく、対抗し続け運動会をとても盛り上げてくれました。双方の健闘を称えたいと思います。

それぞれの学年のパフォーマンスもすばらしかったです。対抗競技では見ることできないような迫力がありました。

(ここで時間があれば1~6年生まで各学年の講評をする)

今日の運動会で思ったことや感じたことを今日だけで終わらさずに、今後の生活に生かしてほしいと思います。そして、共に頑張った仲間やライバルとして戦った相手、全員で作り上げた運動会です。お互いに感謝しあい、ありがとうという言葉が出ると先生はうれしいです。

最後になりましたが、ご来賓の皆様、保護者をはじめ地域の皆様、最後まで運動会を見守っていただきありがとうございました。皆様の協力もあり、生徒たちが全力で競技に励むことができました。重ねて御礼申し上げます。生徒たちは今日の運動会で全力を尽くし、とても良いものにしてくれました。保護者の皆様、帰宅後もぜひお子様を称賛してあげていただきたいと思います。

本当に良い運動会でした。生徒の皆さん、素晴らしいものを見せてくれてありがとう!

以上で、私のあいさつを終わらせていただきます。

閉会式では、生徒の健闘を褒めてあげましょう。

勝ち負けはあれど両者頑張った結果ですので、負けた方も勿論ほめてあげた方がいいです。

運動会はその時限りのイベントですが、経験はそのあとに生かせるので、先生らしくそこにも触れましょう。

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