小学校の運動会リレーアナウンスでは、PTAの方がやっていることも多いようです。
急にリレーアナウンスを任されてもしゃべり慣れていなかったり、緊張でどう話していいのかわからなくなってしまう人も多いのではないでしょうか?
リレーアナウンスをすることになってしまった人必見!
状況別でどのようなアナウンスをすればいいのかなどを伝授していきます!
小学校運動会リレーのアナウンス原稿例! 入場編
各学年ごとで入場されるかと思いますが、そのときはどういったアナウンスが適切なのでしょう?
そのまま使える原稿例をあげていきます。
ほとんど入場のアナウンスは決まっている?!
入場アナウンスのコツは、これからどういったことが始まるのか?という説明になります。
なので、リレーの場合は、
- ○○学年リレースタートします
- 最後のプログラムになりました、チーム対抗リレーです!
といった言葉で始めるのがいいでしょう。
アナウンスで会場を盛り上げる場合は?
上記のように〇〇がスタートします、などの状況説明のみでは盛り上がりに欠けてしまいます。
学年ごとでアドリブ的な言葉を入れると更に盛り上がります。
- 低学年の場合、保護者に語りかけるようにここまでリレーの練習を頑張ってきた、という言葉を入れてあげるとより盛り上がります。
- 中学年の場合、誰が勝つのかわかりません!注目の一戦です、といったアナウンスで盛り上げましょう。
- 高学年の場合、小学校の運動会はこれで終わり、という言葉を強調すると、保護者たちもそうですが、子どもたちも「最後だから」という気持ちで全力を出し切ろうという気持ちになります。
小学校運動会リレーのアナウンス原稿例! 競技中編
リレー競技が始まったら、どういったアナウンスをするのがいいのでしょう?
まずは無難なアナウンスの仕方について調べてみました。
実況アナウンサーのように状況説明をする
リレーでアナウンサーをするときは、状況説明が大事になってきます。
とくにリレーの場合は、誰にバトンが渡っているのか?という情報があると、保護者も応援がしやくすなるのではないでしょうか?
学校全体リレーで低学年から高学年までごちゃまぜでリレーをする場合、とくに選手の名前を把握しておくことが大切になってきます。
同じような体格の子どもたちが並んでしまうと、いまいち自分の子供がどこにいるのかわかりにくいものです。
なので、今走っている選手が誰なのかアナウンスすることによって、自分の子供が走っているのか、もしくは子供のお友達が走っているのかが把握しやすくなるのです。
実際使われているアナウンスを見てみよう
こちらの動画は、アナウンサーとして活躍されていた方が小学校運動会リレーのアナウンスをしています。
やはりプロなのでしっかりとした口調でどんな状況で走っているのかがわかりやすくアナウンスされています。
競技中にやってはいけないアナウンスとは?
自分の知り合いの子供が出ていたらついつい応援したくなりますが、それでは公平性に欠けてしまいます。
アナウンスするときの注意点は、個人的に特定の選手を応援することはやめましょう。
アナウンスするときはですます調が好ましい
競技中のアナウンスで熱が入ってしまい、言葉遣いが荒くなってしまう場面もあるかもしれません。
「がんばれ!」などの声をかけるくらいなら問題ありませんが、終始そういった雰囲気だと緊張感に欠けてしまいますので、ですます調でお話することを心得ましょう。
小学校運動会リレーのアナウンス原稿例! 接戦やぶっちぎり編
運動会では基本的に紅白でチームが分かれていますが、選手の選び方によっては「圧倒的に紅組の方が早い!」などの差をつけられることがあります。
そういった場合は、どのようなアナウンスをすればよいのでしょう?
接戦の場合
- 紅組も白組もどちらも早い!これはどちらが勝つのかわかりません!
- ○年○組の〇〇さんと○年○組の〇〇さんがデッドヒートを繰り広げています!
- どちらが勝ってもおかしくなかった選手たちに大きな拍手を!
接戦の場合、どちらが勝つのかわからない、といったアナウンスが見ている人たちも盛り上がれます。
決着がついた後は、選手たちをねぎらう言葉を入れましょう。
ぶっちぎりで勝ってしまう場合
- 現在5メートル以上離されていますが、○組が追い上げにかかっています!
- 圧倒的力の差を見せつけた○組!
- ごぼう抜きで圧倒的な力を見せつけられました
ぶっちぎりでリレーに勝ってしまう場合、数字などを入れることによってさらに臨場感が増します。
一人の選手が早かったのか、全体的に早かったのか?などの情報も入れるとさらに盛り上がるアナウンスとなります。
小学校運動会リレーのアナウンス原稿例! 転んでしまった場合編
一生懸命グラウンドを走っていると、力みすぎて転倒してしまう選手もいます。
これは、子どもだけではなく、大人でも転んでしまうことがありますがどういったアナウンスをすればよいのでしょう?
大きく転倒してしまったー!
実況アナウンサーのように大きな声で転倒してしまったことを伝えるのがいいでしょう。
マラソン中継でもそういった実況をすることによって、視聴者が状況を把握しやすくなります。
ここでアクシデントが起こってしまった!
転んでしまったことをそのまま伝えるのではなく、別の言葉に置き換えるのもいい表現方法になります。
転倒した選手には優しい言葉をかけよう
転倒してしまった選手は、自分のせいでチームが負けてしまうかも…と考えてしまうものです。
なので、アナウンスではなるべく転倒したことを責めるような言い方ではなく、サラッと流して転倒してしまったけど頑張っていた、などの言葉を選ぶといいでしょう。
小学校運動会リレーのアナウンス原稿例! 退場編
競技が終わった後は退場するだけですが、どのようなアナウンスが効果的なのでしょう?
定番で使える原稿を調べてみることにしましょう。
それでは、選手たちの退場です!
選手たちが退場するのでわかりやすい言葉になっています。
ただ、この言葉だけだとちょっぴり物足りなさを感じてしまうので、付け加えた言葉を入れるほうがいいでしょう。
どちらも素晴らしい走力を見せてくれました!
リレーは勝負をしているので、どうしても決着がついてしまいます。
どちらかが勝ってどちらかが負けてしまいますが、その結果について触れる必要はありません。
なので、どのチームも頑張っていたという言葉をいれると素晴らしいアナウンスになります。
リレーのアナウンスでアドリブをいれるコツは?
リレーのアナウンスだけではなく、アドリブを入れるというのは大変なことですよね。
お笑い芸人でもアドリブが効いていると面白い、と感じるものですが、アドリブが下手なお笑い芸人だと冷めてしまうものです。
ここでは、リレーアナウンスでどのタイミングでアドリブを入れていいのか?などを伝授していきます。
基本的に話す言葉は決まっている
運動会では基本的にプログラムに従って競技が進んでいきます。
ある程度は決められた原稿でしゃべることができます。
アドリブはどこに入れるかというと、「プログラム○番、○○です!」といった後に入れることが多いようです。
その場の感情をアドリブで入れる
とくにアドリブを入れやすいのは、競技中ではないでしょうか。
競技中はアクシデントが起こりやすいですし、機械のようにプログラムで動いているわけではありません。
例えば、選手の一人が転倒してしまったり、一人の選手がごぼう抜きしたりと様々な名場面があることでしょう。
そんな時に自分の感情を入れて話すとより臨場感が出ますし、アドリブの効いた言葉が出てきます。
普段選手たちがどのような練習をしてきたのかなどを聞いておく
アドリブを入れるときは、ある程度情報が必要になってきます。
たくさん参加する選手がいる場合、一人ひとりに焦点を当てるのは難しくなってきますが、参加する選手が少なければ、その選手の特徴ポイントなどを話すとよりアドリブが高くなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
それでは、リレーアナウンスではどのような原稿でおしゃべりすればいいのかをまとめてみましょう。
- 入場の場合:リレー選手たちの入場です!
- 競技中のアナウンスは自分の感じたままにお話する
※特定の選手を応援するような言い方はNG - 接戦だった場合はどちらが勝ってもおかしくないといった表現を使う
- ぶっちぎりで勝ってしまった場合はそれを褒め称える
- 退場するときはどちらも頑張っていたという言葉で選手を送り出す
運動会のアナウンスは、話慣れていないとなかなか言葉が出てこなかったりします。
競技をやっている選手たちは、緊張などもあり、アナウンスされていてもあまり聞こえていません。
ですので、保護者向けにやっていると考えていいでしょう。
緊張しすぎてしまうとリレーの状況などが把握しにくくなってしまいます。
自分が競技で出るわけではないので、リラックスしてアナウンスできるようになれればいいですね。
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