台風の目と聞くと秋のイメージですね。
最近では春に行われることも多くなった運動会ですが、まだまだ9月、10月ごろの秋に行っている学校も少なくないことでしょう。
「台風の目?うちの学校は違うなあ」と思っているあなた。
実はこの競技は色々な呼び方があります。
私の住む地域でも台風の目とは呼ばれておらず、鳴門の渦潮と呼ばれていました。
先生の中にはタイフーンや台風の目と言いながら競技練習していたので、とにかくグルグル回る競技なんだなと認識していました。
地域性が出るこの競技名、学校によってクラスで競技名をアレンジして決める所もあるのではないでしょうか。
「ネーミングやアレンジと言われても…」と困っている方もいることでしょう。
今回は台風の目のネーミングやアレンジを見ていきましょう。
実際の流れを想定してアナウンス例も考えてみましたので是非競技練習の参考にしてみてください!
クラスの団結力が深まるこの競技、ネーミングを知ってアレンジすればもっと楽しい運動会になりますよ!
運動会の台風の目ネーミング・アレンジアイデア5選!その1:○○(学校名)ハリケーン
この競技は、4~5人で棒を持って走ってコーンを1つか2つ回ってゴールし、待っている仲間がその棒をジャンプし終えた後、交代する競技です。
団体で頑張る競技ですね。
せっかく一緒に頑張るのだから、自分の学校にちなんでつけた名前って更に印象に残りやすいのではないでしょうか。
将来大きくなった時に「うちは台風の目じゃなくて○○ハリケーンだったよ!」なんて話せたり、思い出話にできたりするかもしれませんね。
せっかくのネーミングなので思い出になるよう、クラスで曲を決めて流してもらっても面白いですね。
みんなが知っている曲でも記憶に残りそうですよね。
例えばT.M.Revolutionの「HOT LIMIT」は激しい曲なので盛り上がるのではないでしょうか。
ポピュラーな曲ですし、これを聞くと運動会でのことを思い出せるかもしれませんよ。
運動会の台風の目ネーミング・アレンジアイデア5選!その2:台風一過
なんだか一気に過ぎ去っていきそうなネーミングですね。
自分たちが台風の気分になれそうで楽しいのではないでしょうか。
実際に台風一過という名前で競技している学校があります。
少し回り方に違いはありますが、コーンのところまで走って回るのは大体同じです。
ゼッケンをつけている生徒が最初のコーンから遠いところで回っていますね。
足の速い子は外側を回ってたくさん走ると早く回れるので、ゼッケンをつけておくとチームを引っ張る意識も高まるかもしれませんね!
運動会の台風の目ネーミング・アレンジアイデア5選!その3:鳴門の渦潮
徳島県の鳴門海峡の渦潮をイメージしたネーミングです。
四国やその周辺の地域の学校に多いネーミングかもしれません。
台風はなにかとトラブルの印象が強いですし、台風の被害が多い地域はこういった名所の名前を使えばマイナスイメージに繋がらないと思います。
似たようなネーミングなら渦潮レースでもいいですね。
地域性が強いネーミングですので、競技中や卒業後にも話題にできそうですね!
運動会の台風の目ネーミング・アレンジアイデア5選!その4:タイフーンレース
台風の目って競技の内容が少しイメージしにくいと思いませんか?
タイフーンもよくあるアレンジ名だし、レースってつけて分かりやすくしてもいいかと思います。
タイフーンは英語で「typhoon」です。
日本語の「台風」と似ていて少し驚きですね!
意味も「storm」より強い台風の意味を持っているので是非名前として取り入れて、力強く勝利をつかみたいですね。
動きのアレンジとしては力強い台風ということで動きに意識してみましょう。
コーンに近い人が踏ん張ることで、遠心力がついて回りやすくなるのでその点に重点的に意識すると早くゴールできるかもしれません。
上手に踏ん張っている動画があるので紹介しておきます。
コーン側でしっかり支えているのが印象的です。
団体で走る競技ですから、動いている間はアレンジが少し難しいかもしれません。
最後のアンカーが棒を回収して立てるところにあるカラーコーンに、台風の目を描いておくのもいいアレンジ方法の一つだと思いますよ。
運動会の台風の目ネーミング・アレンジアイデア5選!その5:旋風
旋風とは竜巻のように渦巻いた風のことです。
すばしっこいイメージがあって運動会ではいい競技ができそうなネーミングですね。
他のネーミングは横文字が多かったので漢字を使いたい場合に使えそうです。
運動会の看板に龍や虎を使っていたりする学校もあるでしょうから、和の雰囲気にも合いそうですね。
鳴門の渦潮にピンとこない場合にも使えそうです。
勢いよく走ってなるべく小回りを意識できそうなネーミングですので
この動画を見て小回りの参考にしてください。
色々な回り方をしています。
円が小さいほど、回るのもゴールするのも速くなります。
台風の目の競技につかえるアナウンス原稿!
入場から退場までの流れをみていきましょう。
競技のイメージしやすくなりますし、実際にアナウンス担当になっている方は是非参考にしてみてください。
ここでは競技名を台風の目で紹介しますね。
入場
「次は○年生徒による台風の目です。元気いっぱいに回ってクラスが一丸となって頑張る姿を応援してください」
競技中
「いっせいにスタートしました」
「まずは○組、速いです。続いて○組も追い上げていきます」
「ジャンプがクラスでまとまっている○組、速いです」
「○組、回りが速いです」
「○組、アンカーになりました」
「○組がゴールです」
退場
「どの組も素晴らしい走りでした。一丸となって台風のように回っていましたね」
「○年、退場です」
この競技では、転ぶこともあるかと思いますが、回っている時に棒から外れる人が出ることもある競技です。
その際は、「速い回転に手が離れてしまいます」「素早いです」などひと声送れるように考えておくのもいいですね。
まとめ
- ○○(学校名)ハリケーン 思い出にも残るネーミングに
- 台風一過 ゼッケンをつけて引っ張る子を決めておく方法もある
- 鳴門の渦潮 地域性が出てくるしマイナスイメージに繋がらない
- タイフーンレース 力強く踏ん張るイメージで
- 旋風 竜巻のように素早く、小回りをきかせて
- アナウンスは回る時に起こりやすいハプニングを想定しておく
台風の目は、クラスが一致団結して頑張れる競技の一つです。
一緒に並んで走ってチームワークを駆使して協力していくので、ネーミングを一緒に考えたりすると更に仲間意識が強まりますね。
私もクラスの仲間たちと一緒に並んで走るのは、練習でも一緒に行動するのでリレーより楽しかった思い出があります。
楽しい思いで作りができるとともに、一致団結して勝利をつかめるよう祈っています!