昔からある運動会ではお馴染みのムカデ競争!
運動音痴の私でも唯一楽しいと思える競技でした(笑)
とは言っても、団体競技の中で飛び抜けて難しいのがムカデ競争です!
足を紐でくくったまま大人数で走る…なかなか簡単には行きません。
気が焦れば焦るほど、皆の歩幅がバラバラになって列が崩れてしまったり、倒れたまま動けなくなってしまったり…『あぁ〜これどうしたら良いの!!』なんて状況になる事もありますよね。
でも大丈夫!コツさえ知っていれば、勝利はすぐそこです。
私事になりますが…昨年、中学校の運動会のムカデ競争で娘のチームが周りにかなりの差をつけて優勝しました(笑)
ハラハラすることもなく、あっという間に走り終わって拍子抜けしたくらいです(°_°)
どうやって勝てたのか全て聞き出しましたので、そこも交えてお伝えしますね!
ポイントは6つ!
- 並び方
- 掛け声
- 早く走るための歩幅
- 転んだ時の立て直し方
- 紐やロープの結び方
- 練習方法
ムカデ競争必勝法を探している皆さん!
コツを知って、勝利を勝ち取りましょう♪
ムカデ競争の男女混合で勝つコツ!並び方は?
ムカデ競争において並び方はとても重要です。
足を固定して皆で揃って前に進む競技ですので、誰か1人でもバランスを崩してしまうと将棋倒しのように前方に倒れ込んでしまいます。
一度倒れ込んでしまったら、体勢を立て直すのに時間がかかるため、先頭を走っていたのにどんどん周りに抜かされる…なんて事も。
万が一、前のめりになってしまっても倒れ込むリスクを最小限に抑えることができるように、並び方は『背の高い順』にしましょう!
前方を背の高い体格のいい人で固めることによって、全体が崩れてしまうのを防ぐことができます。
前に引っ張られるようにして皆で進む競技なので、一番先頭の人は全員のリズムを汲み取れるリーダーシップがある人がお勧めですよ。
男子・女子がそれぞれ背の高い順に並んだら、交互に間に入るようにしましょう。
- 先頭 → → 背が高く足の速い、リーダーシップのある人!
- 真ん中 → 背の高い順!(背の高さが同じくらいの時は体格の良い人、足の速い人から並びましょう)
- 後ろ → → 声の大きい人!(後で詳しく説明しますが、掛け声もとても大切です!)
ムカデ競争で速く走るための掛け声は?
大人数で同じペースで走らなければならないので、うまく息を合わせるために掛け声はとても重要です!
昨年の娘の運動会では、皆で星野源さんの『恋』を大声で歌いながら走っていました(笑)
息ピッタリ!ぶっちぎりで優勝しました(*´∀`)
シンプルに『1.2! 1.2!』でも良いですし、リズムの取りやすい歌を話し合って決めるのも良いですね♪
そして大切なのは、全員が大きな声を出すことです!
先頭の人がリーダーとして列を引っ張っていく形になりますが、掛け声は後ろには伝わりにくいので、並び方でお伝えした通り一番後ろの人は大きな声で皆んなのリズムをまとめましょう!
声を出す事によって、体がつられて自然と動きます。
こうなると、転倒のリスクも減りますしスムーズに速く走る事もできます!
良い事尽くめですね(笑)
ムカデ競争で速く走るための歩幅は?
ムカデ競争で早く走るには、足を高くあげないといけないんじゃないの?と思われる方も多いと思います。
普通に走ると前後の人に足がぶつかってしまったり、歩幅が合わなくなるようなイメージがありますよね。
実は、早く走るためには普通に走るような感覚で足を動かすのが一番です。
足の動きを意識し過ぎると、リズムを崩してしまう原因になります。
実際、ムカデ競争で早く走っている動画がありますので、ぜひご覧ください!
参考動画:【ムカデ競争400mリレー 市民運動会 奄美市】
『これ、ムカデ競争…??』と疑ってしまうくらい早いですよね。
私一人でも、こんなに早く走れないです(笑)
普通に走っても大丈夫なのか不安になるかもしれませんが、リズムさえ揃っていれば大丈夫です!
全員が同じタイミングで足を前に出しますので、自然と歩幅も合ってきますよ。
姿勢は前傾姿勢で揃えましょう。
風の抵抗も減らせますし、心理的にも前へ進みやすくなります。
ポイントは、前のめりになりすぎないこと!
足並みが揃っているか気になってつい足元を見てしまいたくなりますが、視線は前方に向けましょう!
足元ばかり見ていたら周りの状況がわかりませんし、足の動きがぎこちなくなってしまい転倒の原因にもなります。
もう一つ動画をご紹介します♪
こちらも息ぴったり!安定感抜群です。
参考動画:【神南中学校、ムカデ競争】
ムカデ競争でころんだ時の立て直し方は?
並び方・掛け声・走り方、全てに気をつけても本番では何が起こるかわかりません。
万が一、転んでしまった場合に一番してはいけない事は『焦る』事です!
落ち着いて全員が立ち上がるのを待ちましょう。
【ここからスタートだ!】と気持ちを切り替えることが大切です。
焦ってしまい皆の準備ができていないのに進もうとすると、必ずまたすぐに転んでしまいます。
体勢を立て直すのに時間がかかって、他のチームとの差が開いてしまっても心配する事はありません!
焦らず落ち着いて再スタートをきることができ、皆のリズムが揃っていれば自然とスピードアップしますので追い抜かす事も十分可能です!
でも、一番良いのは転ばずに最後まで走る事ですよね。
転ばないポイントは手の位置です。
前の人の肩を持つのではなく、腰を持つようにするのがお勧めです。
肩だと走った時の振動がダイレクトに伝わりますので、どうしてもバランスが崩れやすくなります。
その点、腰はブレが少ないので安定しやすくなるんですね。
転んだ時の対処法を頭に入れつつ、転ばないように一致団結して走りましょう!
ムカデ競争でひもやロープの結び方は?
ひもの結び方のポイントは【長すぎず、短すぎず】です。
ひもに余裕がありすぎると踏んでしまったり、絡まってしまったりして転倒の原因になりますし、短すぎると引っ張られてバランスを崩しやすくなります。
『小さく前にならえ!』をした状態の前後の間隔を目安にひもの長さを決めましょう。
リレー形式で行う場合は、ひもを外して次の人達に渡さなければならない場合もありますよね。
固く結んでしまったら解くのに時間がかかりますので、蝶々結びか固結びがお勧めです。
結び目が地面につくと、踏んでほどけた!なんて事になりますので、長さを調節して結びましょう。
ひもではなくムカデ競争用の下駄を履く場合は、慌てずに速やかに前の人から順に足を入れていけばスムーズに全員が履くことができますよ。
ムカデ競争で圧勝するなら練習しかない!
ムカデ競争で勝つには練習は必要不可欠です!
実際に昨年の運動会で圧勝した娘に聞いたところ、朝・休み時間・放課後と少しでも時間があれば練習をしていたようです。
実際に並んでみんなで声を出し、その場足踏みでリズムを体に覚え込ませた事で本番でもスムーズに走ることができた!と言っています(≧∀≦)
その場足踏みなら教室でもできますね。
並ぶ順番・掛け声・前後の間隔がつかめたらあとは練習あるのみです!
何度か練習を重ねて、皆のリズムが合うようになったら実際に走ってみて改善した方が良い所がないか確認しましょう。
ムカデ競争はスタートが肝心です。
スタートの合図の後に一拍遅れる事になっても『せーの!』と掛け声をかけて全員の第一歩を揃えることができるように、スタートダッシュの練習もしておきましょう。
最後に
ムカデ競争の男女混合で勝つコツ!いかがでしたか?
ポイントをまとめます♪
- 並び方は?
- 早く走るための掛け声は?
- 早く走るための歩幅は?
- ころんだ時の立て直し方は?
- ひもやロープの結び方は?
- ムカデ競争で圧勝するなら練習しかない!
大人数で息を合わせなければならない難しい競技ですが、コツを知っていれば心配する事はありません!
並び方、掛け声を決めたらあとは練習あるのみです。
どうせやるなら観客を驚かせるような走りを見せちゃいましょう(≧∀≦)
この記事が皆さんのお役に立ちますように♪
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