学校の体育祭で、「3人4脚」の走者に選ばれたけど、どんな練習をすればいいかわからない…。
と練習の段階で悩む方も多いです。
- どうしたら速く走れるのか
- 転ぶのが怖い
- 勝つためには何をしたらいいか
など、やはり「勝つためのコツ」を知りたいですよね?
そして、出来れば転ぶことなく優勝したい!本番で転倒だけは避けたい!
と考える方も多いのではないでしょうか。
2人3脚よりもさらに難易度が上がってくる三人四脚の必勝法について、
- 3人4脚の基本的ルール
- 勝つためのコツとポイント
- 転んでしまう理由と立て直し方
- 足を結ぶ最適なもの
- 結び方のコツ
- 効果的な練習方法
について順番に書いていきます。
すぐ実践できるものもありますし、サクッと読める内容ですので、是非一度読んでください。
それでは、3人4脚必勝に向けてスタートです!
運動会の人気競技「3人4脚」!どんなルール?
3人4脚は、3人で1チームとなります。
3人で横並びとなり、双方隣り合った足を紐で結びます。
真ん中の人は両足が結ばれているため、両端より難易度が上がるので注意。
あとは、息を合わせて走る事が一番大切です。
リレー形式が多いので、バトンのつなぎ方など、全体の練習も必要ですが、一番重要なのは、組んだ3人で息を合わせて走る事。
これが勝利への近道です。
次の章では、勝つための具体的なポイントをお話します。
3人4脚で勝つためのコツ・ポイントとは?
3人4脚で一番大切なのは、3人の息を合わせて走ることです。
そのため、仲の良い人や話しやすい人と組むのがおススメです。
気持ちを合わせる事が大切になりますので、是非グループ分けの時も意識してみて下さい。
他にもいくつがあるのでご紹介します。
①掛け声は短く言いやすい言葉で
息を合わせるため、声を出して意思疎通をすることはとても重要です。
「イチ、ニー、イチ、ニー」など言いやすい短めの掛け声にして、イチでどっちの足から出すのか?も決めておきましょう。
そうするころで、バランスを崩しにくく転倒防止にも繋がります。
②並び方の順番で走りやすさは変わる
同じくらいの背丈の人と組めるのが一番いいですが、身長差がある場合は、背の高い人を真ん中にするとバランスが良いです。
真ん中の人は、両サイドの人の肩をグッと引き寄せて両サイドの人は真ん中の人の腰に手をまわし服をぎゅっと握しっかり固定しておくと走りやすさがアップします。
ちなみにですが、真ん中の人は両足が隣の人の足に固定されるので、難易度がすこし上がります。
苦手な方は、真ん中は避けた方がおススメです。
③足を固定する紐も重要な役割
足を固定するとき、きつすぎたり緩すぎたりするのは、走りにくかったり転倒につながるのであまりおすすめしません。
結び方のおススメは、8の字結びです。
適度に余裕があり、安定して固定できるところと、解きやすさも利点です。
上記の章でリレー形式で競い合うのが多いとお伝えしましたが、中には、紐を解いて次のチームに渡すというルールの学校もあります。
その際、結びやすくて解けやすいのは時間短縮にもつながりますので、かなり重要になってきますね。
以上のポイントをしっかりと抑え、バランスをとりながら一丸となって練習しましょう。
走るペースをあわせる事で、格段にレベルアップできます。
3人4脚で転んでしまった時の立て直し方は?
3人4脚で走っている途中で、転んでしまうとケガにも繋がりますし、本番で転んでしまうと痛いし、なにより恥ずかしいですよね。
転んでしまう理由や、転んだ時の立て直しかたをお伝えします。
まず、転んでしまう原因ですが、バランスを崩すことにあります。
理由は
- 走るペースが合ってない
- 紐の結び方が緩いまたは、きつすぎる
- 靴のサイズが合ってない
などが上げられます。
①走るペースは、足の遅い人に合わせること。
そして歩幅は無理をせず、小さめで走る事で安定したペースで走り切る事ができます。
②紐の結び方は、緩すぎず、きつすぎない8の字結びがおススメです。
適度な余裕があることで、足首が柔軟に動くため走りの邪魔をしません。
③靴のサイズは、自分の足にしっかりあったものにしましょう。
脱げてしまったり、足に合わず痛かったりすると転倒に繋がるので気を付けましょう。
では、転んだ時の立て直し方は?
3人の内誰かが転びそうになったら、一度止まりましょう。
一時停止です。
そのまま走り続けてしまうと、大きなケガに繋がります。
真ん中の人は両サイドの人の肩をしっかりとつかみ、両サイドの2人は真ん中の人の腰辺りの服をしっかりつかんで、転びそうになったら、グッと支えあいましょう。
もし転んでしまっても焦る必要はありません。
紐が解けていないか?靴が脱げていないか?確認して立ち上がり、掛け声を掛けながら落ち着いてスタートしましょう。
転んでも焦らず立って、息を合わせてペースを戻していく事を意識して下さい。
3人4脚紐ストッキングの作り方は?
足を固定する紐も、おススメしたいものがあります。
ハチマキや、縄などいろいろありますが、ストッキングを編んでつくる紐ストッキングがおススメです。
が上げられます。
では実際にどの様に作ればいいのか?をお伝えします。
- いらないストッキングを2枚用意
- 2枚のストッキングをひとまとめにして結ぶ(この時、足が入る部分を下に垂らし腰側を結ぶこと。③で足の部分を三つ編みとして使います。)
- ストッキングの足を4本あるうち1本を切り、残りの3本を三つ編みする。
- 編終わりを一つに結び完成。
参考動画 ≫
(補足:この動画はお掃除用として三つ編みストッキングの説明をしています。動画ではストッキング1枚を半分に折り三つ編みしていますが、3人4脚で使うには短すぎるので、2枚用意してください。)
次の章では結び方について説明していきます。
3人4脚脚紐ストッキングの結び方は?
走っている途中で、紐が解けてしまったことありませんか?
筆者は紐がほどけた事により、大きく転倒してケガをしたことがあります。
原因は紐が緩くて解けてしまったから。
痛さよりも恥ずかしさが勝ってしまい、はやくゴールしなきゃ!と焦りまくった記憶があります(笑)
そんな思いはしてほしくないので、結び方のコツをお伝えします。
これを抑えるだけで格段に変わりますよ!
リボン結びではほどけてしまう。
固結びでは解くとき大変。
一番最適なのは、8の字結びです。
どんな結び方かは、下記の参考動画をご覧ください。
参考動画 ≫
8の字の2つの輪の中に隣り合っている足を1本ずつ入れて結びます。
動画ではロープの余った部分はそのままにしてますが、3人4脚では、余った紐は互いの足の間で結んでおくと、そこが クッションとなりより走りやすくなります。
3人4脚の練習方法は?
本番で失敗しないために、練習を積んでおくのは大切です。
効果的な練習方法をご紹介しますので、ぜひ今日から取り入れてみてください。
体育祭や運動会にむけて、できるだけ息を合わせることに注力して見ると短い時間でも効果的な練習ができます。
- スタートの時のタイミング
- 歩幅あわせ
- 紐を結んで解く練習
- 掛け声とスピードを合わせる
スタートの時のタイミング
よーいドン!とともに一斉にスタートしますが、スタートでつまづいてしまうとそこからペースが崩れてしまいます。
どの足から出すのかを決め、スタートと同時に一定のぺースを保てるよう練習しましょう。
歩幅あわせ
3人いれば身長差もあり、歩幅の大きさもバラバラです。
早く走る事ばかり意識しても、歩幅が合っていないとバランスを崩します。
3人で無理のない歩幅を合わせて走る練習をしましょう。
紐を結んで解く練習
3人4脚のルールの中では、結んだ紐を解いて次のチームに渡すルールもあります。
そういった場合、紐をスムーズに結んだり解いたりする練習は不可欠です。
ここがまごまごしてしまうと、時間ロスになります。
そして、転倒してしまったときや走っている時解けてしまった時も、練習して置くと安心です。
掛け声とスピードを合わせる
息を合わせて走るために、掛け声に合わせて走る練習も必要です。
「いち、にー、いち、にー」など短い掛け声に合わせて、左右どちらの足から出すか決めて、ベストなペースを見つけて練習しましょう。
3人が1体となり走る事できるようになると、速度も上がりますよ!
まとめ
最後に、ここまで3人4脚について、いろんな視点でコツやアドバイスを書いてきました。
最後にまとめますが、これを実行することで格段に3人4脚が上達します。
- 3人4脚は3人1チームで、リレー形式で競います。
息を合わせて走ることで勝利に近づきます。 - 勝つためのポイントは
-
- 掛け声
- 並び方の配置
- 足を固定する紐
がキーポイント!ここに注意して練習すると結果が変わってきます。
- 転んでしまう原因は、バランスが崩れてしまっている事が原因。
走るペースと、各自靴のサイズを見直し、固定する紐の結び方を変える事で防げます。 - 固定する紐は、ストッキングでつくった紐ストッキングがおススメ!その伸縮性が勝敗を分けます。
- 8の字結びで足を固定すると、走る時の安定感、そしてほどけにくさに繋がるので、ペースを落とすことなく走り切れます。
- 効果的な練習方法は、3人の走るペース、歩幅をあわせバランスを崩さない様に掛け声をかけて走ることです。
貴重な練習時間を効果的に使いましょう。
筆者の私は、3人4脚でバランスを崩して転倒し、とても恥ずかしい思いと申し訳ない思いでいっぱいになった事があります。
練習の段階から、ポイントを抑えて練習していればよかったなと反省したものです。
これを読んでいるあなたは、この記事を参照に、本番に挑んでいただきたいなと思います。
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