体育祭といえば、学校行事のなかでも大変盛り上がる行事です。
生徒も家族も先生も、全員が一つになるスポーツの祭典!
そんな体育祭の準備と言えば、種目決めがありますが、最近は、インパクトのある種目名がじわじわと人気なようです。
学校によっては大喜利やネタ祭りのようになっていて、体育祭前から盛り上がっています。
種目のネーミングも、体育祭の盛り上げに一役買っているようですね!
今回は、体育祭の中でも人気の【騎馬戦】のネーミングについて書いていきます。
種目の中では花形の、かっこいい騎馬戦。
せっかくなら、ネーミングもひとひねりしたいところ。
ここでは、騎馬戦のネーミングをタイプ別でご紹介してますので、一つの参考としてご覧ください。
中学体育祭騎馬戦ネーミングアイデア20戦!2021を使ったネーミング5つ!
最初は、今年【2022年】を盛り込んだネーミング案をご紹介します。
やはり、その年の年号はネーミングに入れておきたいところですね!
①2022〇〇の陣(〇〇には学校名を入れます。)
~の陣という言葉はよく使われますが、陣という言葉には、【戦・合戦】という意味が含まれています。
騎馬戦というくらいなので、戦のイメージはピッタリですね!
②川中島2022
歴史上大変有名な、武田信玄 VS 上杉謙信 の戦。
5度にわたる戦の末、なかなか決着がつかなかったことも伝説となっている戦なので、なかなか決着のつかない接戦を連想させる良いネーミングですね!
実際に、北九州の方では「川中島」という名前の種目がありますよ。
③風林火山2022
まず聞いた瞬間強そうです(笑)
そして、誰もが知っている言葉ですね。
風のように早く動き、林のように静かに構え、火のように一気に侵略し、山のようにどっしり構える。
戦いに置ける4つの心構えを表した四字熟語です。
騎馬戦は、動きの素早さも、どう動くか冷静に考える頭も必要ですし、時に一気に攻めこみ、相手に攻められても動じない強さも必要です。
まさにピッタリすぎます!
④進撃の2022
大人気漫画の進撃の巨人をもじったネーミング。
進撃という言葉は「前進しながら攻撃をする」という意味もあるので、前進し相手チームから勝利を勝ち取る!という強い意味をもっています。
立体起動装置で巨人を駆逐していく調査兵団のように、相手チームをばっさばっさと倒しましょう!
⑤疾風迅雷2022
素早く激しい様を表す四字熟語です。
相手チームの陣地に一気に攻め込んで、勝ちに行く!
速さと勢いで圧勝を勝ち取る意味が込められています。
ものすごい盛り上がりそうなネーミングですね。
中学体育祭騎馬戦ネーミングアイデア20選!令和を使ったネーミング5つ!
2022を使ったネーミングときたら、やはり新元号である令和も外せないでしょう!
昨年から引き続き、まだまだ新しい令和を使ったネーミング案もご紹介します。
①令和BASARA
大人気ゲーム「戦国BASARA」を令和バージョンに変えたネーミングです。
チーム名を〇〇軍にして騎馬戦をしたら、盛り上がりそうですね!
②令和一騎打ち
騎馬と騎馬がぶつかり合って戦う様子は、まさに一騎打ち!
新しい時代の勢いで勝負にも勝てそうです。
③騎めつの令和
いま一番勢いのある漫画「鬼滅の刃」をもじったネーミング。
アニメも始まり様々な年代から大人気ですよね。
旬な話題を盛り込むと盛り上がるのでおススメです!
④〇〇の変~令和時代~(〇には学校名を入れます。)
歴史上、「〇〇の変」はいくつかありますが、一番有名なのは本能寺の変ですね。
織田信長が家臣の明智光秀に襲われ、結果自害した事で有名なお話。
標的を決めて討ち取りにいく激しさを表しています。
やはり歴史ものは、騎馬戦のネーミングにしっくりきますね!
⑤令和の乱
変ときたら、次は乱!
騎馬戦は、チーム事に騎馬を配置して一気にお互いの陣地に攻め込む種目なので、「乱」というネーミングもしっくりきます。
校庭の砂が舞い、騎馬と騎馬が激しく戦う様子が目に浮かびますね!
歓声やBGMも相まって白熱している騎馬戦の様子もご覧ください。
参考動画:ひばりゆきさん (雲雀丘学園中高等学校の騎馬戦の動画)
中学体育祭騎馬戦ネーミングアイデア20選!英語を使ったネーミング5つ!
英語でかっこいいネーミングもいいですよね!
騎馬戦は直訳するとMock cavalry battleといいます。
戦とつきますから、やはりBattleなんですね。
ちょっと激しいイメージもありますので、Battleがつかない英語のネーミングもご紹介します。
①Just do it!
有名スポーツメーカーのスローガンにもなっていますが、「行動あるのみ」「とにかくやれ」というような意味の言葉です。
前進してどんどん攻めていく騎馬戦にはおススメです。
②Burn it up!
簡単にいうと「燃えろ!」という言葉ですが、チームと会場が一丸となって熱く盛り上がる意味も込められています。
③Go ahead
「前進する」「ためらわずに進む」という意味があります。
躊躇せず、一気に進むイメージが騎馬戦にピッタリではないでしょうか。
掛け声にもなりそうですね!
④Chicken fight
チキンファイト??と思う方もいると思いますが、体育祭以外でもプールなど水辺で行われる騎馬戦のことを、英語ではChicken fight(ニワトリの戦い)と呼びます。
面白いですよね。
インパクトはあります。
これはなに?と興味を引きそうなネーミングですね!
⑤Checkmate
チェスの用語で、相手のキングを大手詰めする事を意味する言葉です。
必ず相手を追いつめて勝利に導いてくれそうなネーミングです。
中学体育祭騎馬戦ネーミングアイデア20選!面白いネーミング5つ!
①〇〇ダービー(〇〇には学校名を入れます。)
騎馬と競馬を掛けたネーミング。
ダービーと聞くと、なんだか少し戦い感が消えて柔らかい印象になるので、戦いを連想させたくないな。という方針の学校の場合はおススメです。
②騎馬がくる
大河ドラマの「麒麟がくる」をモジったネーミングです。
その年のドラマや、はやったものはネーミングとして使いやすいのでおススメです。
③KBSN
騎馬戦の頭文字(KIBASEN)をとったネーミング。
この頭文字を取るのは定番化していますね!
昨年はASMRも流行ったので、騎馬戦もKBSNと読んでみましょう。
④女の修羅場(男の修羅場)
すごいネーミングです(笑)
学校によっては、女子だけの騎馬戦もあります。
騎馬戦を修羅場に例えた面白いネーミングです。
確かに修羅場っぽくもありますよね?
体育祭のプログラムにこれが書いてあったら、何????と目引くのでインパクト大です!
男子は男の修羅場にしても面白いかもしれません。
ネーミング候補はどうやって募る?誰が決める?
種目名を決めるとき、
- 誰がどう決めるのか?
- 生徒だけで決めていいのか?
- 先生と意見が割れた時はどうするのか?
迷いどころだと思いますので、実際にどんな決め方があるのか3つご紹介します。
①体育祭実行委員が決めている
これが一番多いのではないでしょうか?
全校生徒にアンケートを取ったりすると膨大な時間と労力がかかります。
各クラスから抜擢された体育祭実行委員が会議をして、決めてプログラムを作ったり、全体的な準備を進めているのが代表的な例です。
②生徒達で決める
生徒達メインで考える学校が増えてきているようです。
この場合は、一度各クラスでネーミング案を出し合って、体育祭実行委員または体育委員が吸い上げてまとめると効率が良いですね。
流行に敏感な生徒達が考えることで、ユニークなネーミングをつける学校が増えてきています。
③先生と意見が割れたときどうする?
体育祭等の行事は生徒主体で動いている学校も多いので、そんなに意見が割れることも無いのでは?とも思いますが、意見が割れた場合、先生の目線からみた考えからあるので、まずは、なぜダメなのか?という事を聞いて話し合いましょう。
- ちょっと過激な名前になってしまっている
- 内輪ネタすぎて周りの人がわからない
- ふざけすぎてしまっている
何てこともあるかもしれません。
体育祭は、生徒と先生で準備をします。
先生は生徒の皆さんの裏で色々と動いてくれています。
先生の考えも聞き、どうしても生徒で考えたネーミングを使いたかったら、なぜそのネーミングにしたいのかという考えや思いを話してみましょう。
不適切なネーミングにならないように避ける表現や言葉は?
せっかく楽しく盛り上がる体育祭なのに、残念なネーミングで盛り下がるのはもったいないですよね!
みんながクスっと笑ってくれたり、騎馬戦のイメージがつくようなネーミングにするのがおススメです。
ふざけているのと、面白いをはき違えると事故が起こります。
事故を起こさないための4つのアドバイスをお伝えします。
①学校内の特定の誰かをネタにしない
当然の事ではありますが、特定の誰かを想定する様な事は、不快な思いをさせてしまったり、いじめに繋がるのでやめましょう。
②内輪でしか盛り上がらない内容はやめる
危険なのは、体育祭実行委員だけで盛り上がった内容で決めてしまい、他の生徒がついてこれない事態です。
はっきり言って寒いのでやめましょう。
みんなが知っていること、盛り上がりそうなネタを基準に考えましょう。
③過激すぎる内容は避ける
暴力的、政治的、性的な事を連想させる表現は避けましょう。
不快な思いや、嫌な思いをする人が多いジャンルです。
④昔すぎるフレーズは使わない
お笑いのネタや、流行語など一時期はやったフレーズを使うのはいいですが、昔すぎると「古っ!!」と思われますので、避けた方が無難です。
しかし、この場合は一周回って面白い可能性もあるので、その時は相談するのがベストです。
まとめ
体育祭の中でも花形の騎馬戦のネーミング。
2022年や令和を盛り込んだ現在を表すものや、少し変わった英語、面白ネタなどご紹介してきました。
「騎馬戦」というくらいなので、やはり戦を連想させたり、攻めの姿勢を表すフレーズが多く使われていますね。
コツは、みんなが知っている事や旬なネタ、定番ネタを盛り込むのがおすすめです。
ネーミングはプログラムを飾り、体育祭自体も盛り上げてくれる重要なポジションにあります。
中学生の柔らかい頭と柔軟な考えを出し合って決めてください。
そして先生にも意見を求めて見ると、意外と面白い答えが帰ってくるかもしれませんよ?
生徒と先生で一丸となって体育祭を盛り上げて下さい。
思い出に残る行事になるように、少しでも参考になればうれしいです。
是非インパクトのあるネーミングで体育祭を盛り上げて下さい!
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