待ちに待ったわが子の運動会。
3歳児だと、簡単なお遊戯を披露する幼稚園や保育園も多いですよね。
親としては、そんなわが子の運動会を楽しみにビデオやカメラの用意、場所取りのイメージトレーニングまでしているかもしれません。
お子さん本人もきっとドキドキワクワクしていたでしょうが、それ以上に親御さんのほうが緊張して運動会を迎えた方も多いのではないでしょうか。
そしていざ迎えた本番、肝心のお子さんが踊っていない!どういうこと?
パニックになってしまった人もいるのではないでしょうか。
なぜ踊らないんだろう、練習の時はちゃんと踊ったのに。
当の本人はどう思っているんだろう、疑問がたくさん湧いてきてしまいますよね。
踊らなかった子供は叱ったほうがいいのか否か、本番に弱い子が強くなる方法はあるのか、みなさんの疑問を解決するお手伝いをさせていただきます。
うちの3歳の子が運動会で踊らない!?心理や理由は?
3歳の子が踊らない理由はあるのでしょうか?
またその心理はどうなのでしょうか。
いつもとはちがう雰囲気に緊張してしまった。
運動会本番は見ているお客さんもたくさんいて、練習の時とは違う独特の雰囲気です。
そんな場所でも緊張しないお子さんもいれば、緊張してしまうお子さんもいます。
大人だってそうですよね。
人前で何かをするのが恥ずかしいと思ってしまうお子さんもいます。
初めて踊りを人前で披露する経験をしたお子さんはなおさらですよね。
でも一度経験をすることで、次の年の運動会は慣れて踊ってくれるかもしれません。
踊りが好きじゃない。
どの競技にも言えることですが、踊りが大好きな子もいれば、好きじゃない子もいます。
踊りたくないという意思表示で踊らないということですね。
周りの子に流されず、自分の意思を貫く姿もむしろカッコイイかも?
踊りを見る方が好き。
踊るのが好きな子もいれば、見る方が好きという子もいます。
そういう子は踊りを見て楽しんで満足しているのかもしれません。
興味がないわけではないのです。見ているうちに自分も踊りたくなってくるかもしれません。
練習だときちんと踊るのに本番にできないのはなぜ?
練習ではあんなに立派に踊っていたのに、と嘆くパパママもいるのではないでしょうか。
本番に弱い子の特徴は?心理は?
自己評価が低い
ちゃんと完璧に踊らないといけないなど、自分に厳しい場合です。
ちょっとでも間違える=失敗ととらえてしまう為、成功体験が極端に少なくなってしまいます。
成功体験が少ない、失敗してしまったという記憶しか残らなくなってしまいます。
そうなると自信が持てなくなってしまうので、負のスパイラルに陥ってしまいます。
他人の評価を気にしすぎてしまう
周りからどう思われているんだろう、かっこ悪いところを見られたくないなという気持ちが強すぎてしまうと本来の「踊る」目的から離れてしまい、関係ないところに意識がいってしまいがちです。
物事を大きく考えがちになってしまう
大したことないと言ってしまうと語弊があるかもしれませんが、重要なことのように考えすぎてしまって、考えもネガティブになってしまいます。
結果、不安が大きくなりすぎてしまい、本来のパフォーマンスができなくなってしまいます。
来年こそは踊ってほしい!踊らなかった子供は叱るべき?
今年は踊れなかったけれど、来年こそはお子さんが踊っている姿、見たいですよね。
踊れなかったことに対して子供は叱ったほうがいいのでしょうか?
大きな気持ちで見守ってあげましょう。
ただただできなかったことをダメ出ししたり叱ったりしてしまっては、かえって逆効果になってしまいます。
むしろできたことを褒めてあげましょう。
踊っていなくったって、みんなと一緒にお客さんの前に出られたこと。
途中でいなくなったりしないで最後までいることができた。
十分だと思います!
めいっぱい褒めてあげてください。
この小さな積み重ねが成功体験の積み重ねにもなります。
どんな小さなことだっていいんです。
それが大きな自信につながります。
来年へ向けて声掛けをするなら、完璧に踊り切るところからハードルを少し下げて、お子さんと相談しつつ挑戦できそうなことを決めておくのもいいかもしれません。
(みんなで掛け声を出す場面があれば、元気な声を出すこと、最初のポーズ、最後のポーズだけピシッとしてみる、など)
今年はできなかったけど、もう一歩だけ進んで来年は頑張ってみたいところをお子さんと相談してみるといいかもしれません。
本番に弱い子が強くなるための方法は?
本番に弱い子が強くなるための方法はあるのでしょうか。
幼稚園、保育園だけでなく、この先の人生、幾度となく緊張する場面はあるものです。
親心としては、できれば本番に強い子になってほしいですよね。
本番に強くなるための方法は?
練習するときでも本番のような気持ち、環境で練習する。
本番が「特別」なものではないと思うようにします。
同じ場所、時間、シチュエーションでするのもいいですね。
イメージトレーニングも効果的です。
ひとつのことに集中できる習慣をつける
普段の生活の中で一つのことに集中する習慣をつけるといいです。
折り紙を折ったり、絵をかいたりするときも、集中して取り組めるような環境を作ってみてはいかがでしょうか。(テレビを消すなど)
ポジティブな考えを習慣づける
~をしなきゃいけない、と考えがちな子には、何か失敗しても、まいっか、と考えられるように慣らしていく。
この間もできたし、また次もできると思うように考え方のクセをつける。
なかなか急にはうまくできないかもしれませんが、少しずつ習慣化していくことで、本番に強いお子さんになっていくことでしょう。
うちの3歳の子が運動会で踊らない!?心理や理由は?叱るべき?まとめ!
- 3歳の子が踊らない理由は、
- 慣れない雰囲気に緊張してしまった
- 踊りたくなかった
- 踊るのを見るのが好き
- 本番に弱い子は、自己評価が低かったり、人の目を気にしちゃったり、物事を大ごとに考えてしまいがちな子が多い。
- 踊らなかった子は叱るのではなく、できたことを褒めよう。
- 本番に強くなるためには、イメージトレーニング、ひとつのことに集中する習慣、ポジティブシンキングになるように習慣づける。
子供が運動会で踊ってくれないと親としてはやきもきしてしまいますよね。
私の子供も、3歳のころの幼稚園の運動会では、踊っているんだか、漂っているんだかよくわからない状態だったことを思い出しました。
でも、それはそれでかわいいんですよね。
3歳の時にしかないかわいさといいますか、ほかのお家のお子さんも踊っていない子がいましたが、やっぱりかわいいんです。
多分、何年、十何年後にはよき思い出として、また笑い話として素敵な思い出になっているんじゃないかな、と思っています。
その踊らなかった息子が年長さんになった運動会では、完璧とはいわないまでも立派に踊っていました。涙モンです。
その当時はヤキモキした気持ちばかりでしたが、年月が経てばそれなりによい思い出になっていることも実感しています。
今は今で他のことにヤキモキしてしまいますが、それはそれでまた思い出になっていくんだと思うと少し気持ちも楽になるようなならないような。
みなさんもぜひ大きな気持ちでお子さんを見守りつつ、良い思い出をたくさん作ってくださいね。
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