小学校・中学校の運動会は全校生徒が色々な競技に参加しますよね。
小学校では高学年になってくると、運動会のアナウンスは放送委員の生徒達に任せている学校もあります。
実際、私が小学生だった時、放送委員はとても人気の委員で、運動会では大活躍でした。
また、中学校によっては放送部があり、運動会や行事でのアナウンスを任せられることが多いのでは無いでしょうか。
運動会でも特に、騎馬戦は観客も巻き込んで盛り上がる種目です!
だから、アナウンスでカッコよく盛り上げたい!
でも、「マイクでどう喋って良いかわからない。」、「緊張して上手く喋れるか不安。」と心配になる生徒さんもいらっしゃると思います。
でも、安心してください!
この記事では、騎馬戦で上手く盛り上げられる例文をご紹介します!
まずは騎馬戦の簡単なルールから見ていきましょう。
騎馬戦のルール
騎馬戦では、4人1組(騎馬役3人・上に乗る人1人)になり、上に乗る人が相手チームの帽子/はちまきを奪い合います。
団体戦
残っている騎馬と帽子/はちまきをかぶっている騎馬の多い方が勝ち。
大将戦
- 大将同士一対一の勝負。
- 全員で行い、先に相手チームの大将を倒した方が勝ち。
大将戦は、大将同士の一騎討ちの場合と、先に相手チームの大将を倒した方が勝ちと言う場合とあります!
それでは、アナウンスの例文を見ていきましょう!
運動会の騎馬戦をアナウンスで盛り上げよう!小学校の団体戦例文!
競技開始前アナウンス例
- プログラム○番、○年生による騎馬戦です。
- みんなこの日の為に毎日、一生懸命練習してきました。
- 迫力のある戦いをぜひご覧ください。
- それでは団体戦を始めます。騎馬用意。スタート。
小学校では運動会が近づくとほぼ毎日練習をするので、保護者のみなさんや来賓の方にも頑張りが伝わるように、毎日頑張って練習したことをアナウンスするのがいいでしょう。
騎馬戦は小学校では6年生が参加する事が多いと思います!
彼らにとって最後の運動会になるので、その場合は
- 今年小学校最後の運動会となる、6年生による騎馬戦です。
- お父さん、お母さん、僕たちの頑張りを見てください。
などと付け足してみてはいかがでしょうか。
競技中のアナウンス例
- ○組も、○組も一斉にスタートしました。
- ○組の騎馬が落ちてしまいました。
- ○組が攻めています。
- ○組、あと○騎です!○組負けるな!頑張ってください!
小学校の運動会は来賓の方や保護者の方などたくさんの方が見に来てくれると思います。
在校生だけでなく、みんなを盛り上げる為にも「今、勝負はどうなっているのか」を実況した方がわかりやすいですし、盛り上がります!また、低学年の生徒にもわかるように、あまり難しい表現はしないように注意しましょう。
競技終了のアナウンス例
- ただ今の結果、○組○騎、○組○騎、よって○組の勝ちです。
- 両組、見事な戦いでした!
退場のアナウンス例
- それでは○年生の退場です。
運動会の騎馬戦をアナウンスで盛り上げよう!小学校の大将戦例文!
競技開始前アナウンス例
一騎討ちでない場合
- 次は、大将の騎馬の帽子を取った方が勝つ大将戦です。
- ○組も、○組も大将騎馬を守ることができるでしょうか?!
一騎討ちの場合
- 次は、○組大将騎馬と○組大将騎馬同士の一対一の戦いです。
- 大将同士の戦いをご覧ください。
共通のアナウンス例
- ○組大将○○くん/さん、○組大将○○くん/さん。
- どちらが勝つのでしょうか?!
- みなさん、応援よろしくお願いします。
- それでは大将戦を始めます。騎馬用意、スタート。
大将同士の一騎討ちとなるので、ハラハラドキドキ、盛り上がりますね!
騎馬の上に乗る大将を「○組大将○○くん/さん」とアナウンスしてあげると、より盛り上がるでしょうし、参加している側もやる気が出ます。
競技中のアナウンス例
- さぁ、一斉にスタートです。
- ○組が○組の猛攻撃を受けています!○組負けるな!
- ○組落ちそうです!耐えました!落ちません!頑張ってください!
運動会の騎馬戦をアナウンスで盛り上げよう!中学校の団体戦例文!
競技開始前アナウンス例
- プログラム○番、○年生男子/女子による騎馬戦です。
- それでは一回戦目の開始です。騎馬用意、始め。
中学校からは男女別に分かれてする事が多いと思います。だから「○年生男子/女子」と言った方が良いですね。
また、もし簡単なルールを入れるのであれば、
- はちまきを取られるか、騎馬がつぶれた場合は負けになります。
- 勝敗は、残った騎馬の数で決まります。
などと説明すればいいでしょう。
競技中アナウンス例
- 両チーム、一斉にスタートです
- どちらが勝つのか、この戦いの行方はどうなるのでしょうか。
- 現在、○組が有利に見えます、○組にはなんとか挽回して欲しいところです。
- さあ、混戦になっています!頑張れ○組、押し切れ○組!
中学校の運動会の場合は、あまり子どもっぽい表現よりかは、大人向けのアナウンスの方がいいでしょう。
運動会の騎馬戦をアナウンスで盛り上げよう!中学校の大将戦例文!
競技前のアナウンス例
一騎討ちの場合
- 続きまして、1対1の大将同士の対戦です。
- ○組、大将○○さんと○組、大将○○さんによる一騎討ちです。
一騎討ちでない場合
- 大将の騎馬のはちまきを取った方が勝つ、大将戦です。
- ○組、大将○○さん、○組、大将○○さん。
競技中のアナウンス例
- さあ、両チームとも睨み合っています。
- どちらも一歩も譲らない、激しい戦いになっています。精一杯頑張ってください。
一騎討ちでない場合
- それぞれが陣を張って守っています。
- 激しい戦いの中、大将騎馬を守っています。
騎馬戦のアナウンスでアドリブを入れるコツは?
時にはアドリブを入れて運動会を盛り上げたいですよね!
ただ、アドリブに慣れていれば、言葉が出てくるので問題ないかもしれませんが、状況を伝えるのが1番ですので無理に「アドリブを入れなきゃ!」と思わなくて大丈夫です!
騎馬戦で、もしアドリブを入れるのであれば、
など、今起きている状況を実況するといいでしょう。
まとめ
- 小学生の運動会には、来賓の方や保護者が見に来ていることを考えてアナウンスする。
- 大将戦の場合は「○組大将○○くん/さん」とアナウンスしてあげる。
- 小学校のアナウンスでは低学年のことも考えて、あまり難しい表現はしない。また、中学校の場合は大人向けのアナウンスをする。
- 無理に「アドリブを入れなきゃ!」と思わなくてO K。
- 今目の前で起きていることを実況することを心がける。
運動会には様々な競技がありますが、中でも騎馬戦は激しい戦いが行われます。
「アナウンスするのは難しい。」と思われるかもしれませんが、基本的にはありのままをアナウンスすれば大丈夫です。
アナウンスもテンションを上げて観客と一緒に騎馬戦を楽しむように実況しましょう。
大切なのは、“状況を正確に伝える”ことです。
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