一年に一度、学校全体で盛り上がる中学・高校の行事にも色々ありますが、その中でも盛り上がるのはやっぱりスポーツの行事!
球技大会は、体育祭と一味違って「クラス」が意識される行事です。
勝利に向けて一生懸命取り組む姿は、同じ教室にいながらあまり関わったことのないクラスメイトや、親友の意外な一面が見られますよね!
見たことはあっても、実際にやってみるとなかなか難しい種目や、思っていたより面白い種目など球技も色々。
球技はその種目が多いだけに、球技大会を計画する時には、天候や、試合のタイムテーブルなどを組み合わせて、種目を選ぶだけで一苦労。
生徒が楽しんでくれるかも気になりますよね。
そんな方のために!
球技大会のおすすめ種目や、ユニークな球技大会の種目を教えちゃいます!
各種目の参加人数の目安もご紹介しますので、補欠の人数を調整したりして、盛り上がる球技大会の計画を立てちゃってください!
球技大会の種目おすすめ5選! その1:バレーボール(プレイヤー:6人)
まずはなんと言ってもバレーボール!
男女混合でチームを作ることもでき、クラスの一体感を高めるのに、うってつけの種目です!
両チームの間にはネットがあるので、体のぶつかり合いも無く、怪我の心配もあまりありません。
ルールが分かりやすいので、応援も盛り上がりますよ!
球技大会の種目おすすめ5選! その2:キックベース(プレイヤー: 基本は11人 9・7・5人と少なくても可)
ルールは野球と同じですが、キックベースのいいところはバット、グローブといった用具の準備が要らないところ!
また、球も大きく、自分の足でボールを飛ばすのでヒットになるかは別としてとりあえず足には当たります!
動き続ける必要がないので、それほど体力に自信がなくてもどうにか試合は進行します!
球技大会の種目おすすめ5選! その3:卓球(プレイヤー:1人 ダブルスの場合は2人)
地味で簡単な競技に思えるかもしれませんが、意外と難しい卓球。
しかし短時間でも目に見えて上手になる競技でもあるんです!
ネットを越えるのもやっと。という状態から、相手のコートに球が入るようになり、次第に、狙った所に打てるようになってくるんです!
同じレベル同士の戦いとなると、打ち合いというよりはラリーを続けることが楽しくなってきます。
運動神経というよりは集中力が大切なので、文化部の生徒も楽しめる競技です!
試合を行う人数は少ないですが、卓球台の数だけ同時に試合を行えるのも良いところですね!
球技大会の種目おすすめ5選! その4:バスケットボール(プレイヤー: 1チーム5人)
バスケットボールは、ドリブルがあまり得意でなくてもパスでゴールを目指すこともできる競技です。
お互いに助け合ってプレーすることでチームが団結します。
やけくそで投げたボールがゴールするなんていうミラクルが起きたりもするので応援も楽しめます!
メンバーを交代しながら行うので、それなりの人数が参加できます。
室内競技なので雨が降っても行えるのもいいところです!
球技大会の種目おすすめ5選! その5:フットサル(プレイヤー:5人)
11人制のサッカーだと、コートを一面しか取れないために、なかなかトーナメントが進みませんが、フットサルなら複数の試合を同時に進めることができます!
体育館でも試合ができるので、雨が降っても中止せずに行えます。
フットサルはボディタックルが禁止なので選手同士の怪我の心配も少ないですね!
面白い・変わり種の球技アイデア3選!
1.シッティングバレー
座ったままで行うバレーボールです。
馴染みのないスポーツなので、スパイクを打つ、というよりはいかにボールをつなげるかが楽しめるポイントになります!
思うようにプレーできないこともありますがチームで協力して試合を行うので、チームが団結します!
普段使わない筋肉を使うので、次の日はかなりの筋肉痛になるかも!?
2.くるくるバットPK
皆さんご存知のくるくるバットとサッカーのPKを組み合わせた競技です。
運動神経はほとんど関係なく、ボールにたどり着くだけでも一苦労の競技です。
競技している本人よりも、応援している人のほうが楽しめる種目かもしれません!
回転の回数、ボールからゴールまでの距離などを調整してみてくださいね。
3.減点玉入れ
棒に得点用、減点用の高低差をつけた2つのかごをつけて玉入れを行います。
得点になるのは高いかごに入った玉、低い方のかごに入ってしまったものは減点となります!
上のかごに届かなかった球や、上のかごを外れてしまった球が下のかごに入るので、コントロールのいい人が一人いるだけでは簡単に勝利がつかめません。
この競技では、うまい人だけでなく、あまり上手でない人にも脚光が当たって盛り上がります!
球技大会と体育祭の目的の違いは?開催日は?
同じ運動をする行事でも、体育祭と球技大会を分けて行う場合が多いですよね?
これは、その目的がそれぞれ違っているからなんです。
体育祭は、チームで活動することで、
- 仲間との関わりを学ぶ
- 自分から進んで活動する気持ちを育てる
という主な目的があります。
では球技大会はどうなのかというと、スポーツを通して、
- ルールや規則を守ることの大切さを学ぶ
- 他学年・他のクラスと対戦することにより、クラスの団結と友好を深め、他学年・クラス交流する
という目的があるようです。
「スポーツの秋」という言葉があるように、運動の行事は秋に行われるイメージがありますが、それは、
- 農家の収穫が終わった秋に開催されていた
- 第18回夏季オリンピック東京大会が10月に行われた
という背景があるからなんです!
しかし最近では、
- 練習時期の熱中症対策
- 文化祭と日程が近いため、行事の分散化
- 受験に向けての準備
などの理由で、秋以外に行う学校も増えているようです。
もちろん秋以外に行うときでも、
- 梅雨などの天候
- クラスがまだまとまっていない
などの悩みはあるようです!
まとめ
体育祭とは違い、クラス単位で団結する球技大会。
クラスメイトの普段とは違う一面を見ることができたり、みんなで応援することで、行事のあとのクラスの雰囲気も変わってきそうです!
そんな球技大会のおすすめ競技は、
- バレーボール
- キックベース
- 卓球
- バスケットボール
- フットサル
の5つでした!
また、少し変わったユニークな種目としては、
- シッティングバレー
- くるくるバットPK
- 減点玉入れ
をご紹介しました!
仲間との関わりの中で自主性を育む体育祭とは違い、球技大会には、
- ルールや規則を守ることの大切さを学ぶ
- 他学年・他のクラスと対戦することにより、クラスの団結と友好を深め、他学年・クラス交流する
という目的があることもわかりました。
日程を決める際には、
- 文化祭や受験などの他の行事とのバランス
- 熱中症予防や梅雨といった天候面
なども考慮に入れて計画してみてくださいね!
競技の結果だけでなく、一生懸命なクラスメイトの姿を見ると自分のやる気も何故か湧いてきます。
球技大会が、仲間を互いに尊敬しあえるクラスづくりの、一つのきっかけになることを祈っています!
全校行事の計画は大変だと思いますが頑張って計画してくださいね!
応援しています!
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