運動会が終わって一段落、ホッとしているところで感想文の宿題!文章が苦手なあなた、どうやって書いたらよいのかお悩みのことでしょう。
この記事を読めばその悩みも解消です。
これから紹介する記事では小学生の学年別にポイントを示して、おすすめのテーマについて考えます。
どのように考えて、構成をすればスラスラかけるようになるのか?誰もが悩んでいる感想文の書き出し・締めの文章について解説していきます。
数分で読めてしまう内容なので、読み終わった時にはスッキリ!
感想文の課題に安心して取り組むことができるでしょう。
運動会の感想文を書こう!学年別のポイント
小学校の運動会の感想文、学校によりさまざまでしょうが、学校からの広報誌や学校新聞にのせたり、ホームページに載せたり、楽しかった運動会をふりかえることで、いい思い出として参加したみんなの記憶に残ります。
せっかく感想文を書くのですから、あたなの感想文をクラスの代表として選んでもらいましょう。
それでは、学年別の感想文のポイントについてみていきます。
学校により枚数や文字数は指定があったりするでしょうが、高学年になるほど、文章も具体的になり詳細についてもしっかりした文章が求められるでしょう。
おのずと、文字数の指定が増える学校もあるでしょう。
低学年
特に1年生は小学校にはいって、はじめての運動会です。自分の気持ちを文章にあらわすのも、まだ、難しいかもしれません。
シンプルにテーマをしぼって、感想を書くのがよいでしょう。
2年生はコロナの影響がなければ2回目の運動会ですね。参加する競技や練習も少しレベルがあがっています。
当日感じたことを表現してください。
中学年
低学年よりさらに競技のレベルがあがります。練習もたくさんするでしょう。当日のエピソードもより、具体的に表現しましょう。
高学年
高学年になると下級生の面倒をみたり、準備をしたりと運動会をサポートする役割もでてきます。
6年生は最後の運動会になりますし、これまでとは違った感覚で運動会を楽しむことができたでしょう。
団体競技の仲間の絆や感謝の気持ち、学んだことを文章にしていきましょう。
学年別おすすめ運動会の感想文テーマ
では、学年別に感想文に書くおすすめテーマです。
1日に参加した競技を順番に書いていくよりも、一番心に残った事を掘り下げていく方が、読む人にも伝わりやすい文章になります。
ここではテーマを競技に結びつけて紹介していきます。
低学年
1年生と2年生では1年の経験で差がでるところですが、テーマは同じです。
テーマごとに質問をいれました。自分の気持ちを文章に表現できるとよいですね。
「たまいれ」…たまをじょうずにかごにいれることができましたか?まわりの友達の様子はどうでしたか?先生がたまを1つずつ数えて最後に勝った(負けた)時の気持ちはどうでしたか?
「かけっこ」…本番までに練習できましたか?「よーいドン」の合図がなるまでどんな気持ちでしたか?走っている時の気持ちは?まわりの声は聞こえましたか?ゴールした時はどうですか?結果は?
「演舞」…練習はうまくいきましたか?ちゃんと覚えることができましたか?友達とは仲良く話しましたか?本番はどんな感じでしたか?演技を終えたあと、どんな気持ちでしたか?
中学年
低学年に比べると競技のレベルがあがります。チームワークを活かしての競技、意識も必要になってきますね。
「対抗リレー」…練習はできましたか?チームで練習しましたか?自分ひとりでも努力しましたか?本番前の気持ちは?まわりのメンバーはどんな感じでしたか?バトンはうまくいきましたか?仲間との絆は深まりましたか?
「徒競走」…本番までの準備は万全でしたか?工夫した点やシューズ選びなどはどうですか?本番の気持ち、まわりの風景を感じることができましたか?来年への抱負はありますか?
「演舞」…演舞の題目をどうやって決めましたか?練習ではどうやって振りを覚えましたか?クラスで話し合った事、エピソードはありますか?本番前の緊張感は?本番を終えた後の気持ちは、クラスの反応は?
高学年
団体の絆や協力といったような気持ち、感想がメインになるテーマです。
「組体操」…プログラムを決めるまでのエピソードは?一番の課題は?練習での気持ちは?本番の空気は?本番を終えた後の気持ちは、クラスの反応は?
「騎馬戦」…試合前の必勝法は?本番は作戦どおりに進めることができた?チームとしの勝利は?戦いを終えての感想は?
「係活動」…裏方としての準備はどんな準備?運動会を成功させる為に苦労した事は?無事運動会を終えての感想は?
学年ごとのテーマについて質問形式でまとめました。おすすめの理由としては質問内容そのものです。
運動会で感じたその時の気持ちを思い返して、文章にしてください。
感想文をスラスラ書くコツ
感想文のテーマは決まりましたか?
テーマが決まったら、その構成について考えましょう。構成は次の3つの文章に分けて考えてください。
こうすれば、誰にでもわかりやすい文章が書けます
- 「書き出しの文章」
- 「締めの文章」
- 「書き出しの文章」から「締めの文章」につながる文章
「書き出しの文章」、「締めの文章」はこの後、見ていきますので、あとは「書き出しの文章」から「締めの文章」につながる文章を次のポイントにしたがって、書いていきましょう。
「書き出しの文章」から「締めの文章」につながる文章
- 五感(視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚)に関わる表現を文章にいれることで、運動会のまさにその時、どんな感覚をもったのかを伝えることができます。
- 具体的なエピソードをいれましょう。
- 本番までの練習で苦労したことをいれると本番を終えた時の喜びがより伝わります。
誰もが悩む感想文の書き出し・締めの文章は?
それでは、「書き出しの文章」、「締めの文章」のポイントと例文について紹介します。
「書き出しの文章」ポイント
当日の天気からはじめる
(例文)
昨日までの天気がうそのように秋晴れの晴天となり待ちに待った運動会がはじまりました。
運動会当日はあいにくの天気となりましたが、この日の為に準備万端、いよいよこれからと気持ちが高まります。
朝、起きた時の気持ちからはじめる
(例文)
テーマの競技が始まるまでの練習や気持ちの高ぶりを書く
(例文)
たくさん練習してきたにも関わらず、競技があと、2つ、1つと近づくごとにドキドキ感が高まります。いよいよ競技のはじまりです。
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