おおいに盛り上がり、全力を出し切った体育祭も終わった後、学校によっては振り返りなんて言う名の行事ごとに書く作文があることがありますよね。
私もよく頭を悩ませ書いた記憶があります。
作文というと難しそうとか、大変そうと身構えてしまう子も多いと思います。
今回はそんな作文に苦手意識のある子や、体育祭の作文っていったいどんなことを書けばいいの?と悩んでいる子のために、体育祭の作文の書き方のコツやポイントについてまとめてみました。
コツをおさえたら案外サクサク書けちゃうかも?!
ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。
体育祭の作文の上手な書き方中学生編!
上手な作文ってどんな作文だと思いますか?
作文だからと難しい言葉を使ったり、たくさん文章を書けばいいという考えは間違っていて、「誰が読んでもわかりやすい文章」で書かれた作文が上手な作文と言えます。
つまり文字を読めるようになった幼児にも読める、例えば絵本を書くようなイメージで書くと、誰が読んでもわかりやすい作文ということになりますね。
注意したいのは絵本のようにと考えすぎて、幼稚な文章になってしまうことです。
それを防ぐためには、中学生として勉強してきたことを活かすのです。
習った漢字はきちんと書く、まとまりのある文章を書くというちょっとしたことに気を付けるだけで、読みやすいながらも、幼稚にならない作文が書けます。
中学生向け体育祭作文におすすめの内容3選 その1:体育祭で身についたこと
次に書く内容について紹介していきます。
まずおすすめなのは、体育祭で身についたことをテーマに書く作文です。
中学生になると身体も大人へと成長します。
小学生の頃のように身軽に動くことができなくなった子も多いでしょう。
そんな、小学生の頃の自分と中学生になった今の自分との違いについて気付いたことを作文にまとめます。
成長について気付くこと、気付いたことで何が変わったのかについて書くと、自分について客観的に見ることができていると評価されるでしょう。
中学生向け体育祭作文におすすめの内容3選 その2:体育祭という行事の大切さ
続いておすすめする内容は、体育祭という行事を行うことの意味や、大切さについて書くことです。
体育祭はリレーなどの個人種目もありますが、クラスメイトと一丸となって行い集団で活動することをひとつの目的としています。
集団で活動することは、一人で活動するときとは違い、いろんな考えの人の中で動きます。
その中で何が大切か学んだことや、もし体育祭がなかったらどうかという自分なりの考察を作文にまとめるのはいかがでしょう。
中学生向け体育祭作文におすすめの内容3選 その3:仲間との絆
最後におすすめする内容は、仲間と団結することや、絆を感じて頑張れたことや熱くなれたことについて書く作文です。
仲間の応援の声に支えられたことや、負けても励ましてくれたなどエピソードを交えながら書くとさらに良いでしょう。
例文つき!みんなが悩む「書き出し」と「結び方」
いざ作文を書こうとしても、つまづきがちなのは「書き出し」と「結び」(終わり方)です。
いくつか実例を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
例.1)
「書き出し」
中学生になって初めての体育祭、そこで私は(僕は)小学生の時とは違う身体の変化に気付きました。
「結び」
体育祭で自分の身体が日々成長していることに気付くことができました。その成長とともに、心も強くたくましく成長していきたいと感じました。
例.2)
「書き出し」
1年に一度の体育祭を終え、なぜ体育祭を行うのかということを考えました。
「結び」
体育祭という集団での活動を通して、集団で動くことの大変さ、成し遂げた時の喜びの大きさを実感することができました。この経験はこれから大人になっていくときに必要なものになるのだと私は(僕は)思います。
例.3)
「書き出し」
「がんばれ!負けるな!」仲間の叫ぶ声が胸に響きました。
「結び」
競技の間聞こえてきた仲間の応援は、あきらめかけていた私の(僕の)力になり支えられました。体育祭に限らず、学校生活においても仲間の力になれるような声かけができるような人間になりたいです。
いかがですか?
「書き出し」と「結び」を先に考えるとあとは間の文章を考えるだけで作文は完成します。
流れとしては、内容のテーマを考える → 書き出し → 結び → 間の文章の順で考えていくと、案外スラスラと作文が書けるようになりますよ。
悪用厳禁!?参考になる体育祭作文の書き方がわかるサイト3選!
実際に中学生が書いた作文が公開されているサイトを参考までに紹介します。
あくまでも参考にするだけにしていただき、当然ですが丸写しはNGです。
大事なのは、どんな作文を書こうか悩んでこのページにたどり着いたあなたの経験した体育祭について書くことです。
隣の芝生は青く見えるということわざがありますが、自分以外の人の書いた作文がよく見えても、自分自身が経験した体育祭は自分でしか言葉にすることはできません。
以下で紹介するサイトでは、文章の構成や流れを参考にして、自分なりの言葉で作文を完成させましょう。
- 中二生 体育祭感想
- 3年 体育祭感想1
- 学校だより「1年体育祭」
まとめ
体育祭の作文の上手な書き方のポイントは
- 誰が読んでもわかりやすい文章を心がける
- 書くテーマを考える
- 「書き出し」と「結び」の文章を考える
- 間の文章を考える
の4つです。
作文を書くというとつい身構えてしまいがちですが、紹介してきたポイントやコツをおさえれば案外スムーズに書くことができるようになるでしょう。
私自身も学生時代よく悩まされた作文ですが、こういうポイントを知っていたらもっと良い文章がかけたのになぁと思います。
現代を生きる中学生のための参考になれば幸いです。
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