運動会の季節になると準備や練習で忙しくなりますね。
小学校では一日の本番のために何日も前からリハーサルをしたり練習をしたりと、本番に近づく程バタバタしてそわそわしますよね。
流れを一通りやる日があるとリレーも本番のように走ったり、選手宣誓も行われたりしていよいよとなってきます。
そしてリハーサルをしていて気づくのが、いつの間にか選手宣誓の人が決まって、宣誓をしっかり行っているのです。
「いつ決まったんだろう…」「上手に話すなあ」といつも思っていました。
でも、きっとみんなの前に立っている本人は重大なプレッシャーのはずですよね。
クラスの仲間だけでなく他クラスや他学年の人達、更にはお父さんお母さん達も運動会に来て選手宣誓を聞くのですから緊張するのはもちろんです。
そして何を話せばいいのかもよく分からない人もいるでしょう。
引き受けたからにはいい選手宣誓で運動会をスタートしたくありませんか?
色々なパターンの選手宣誓を知っておけば自分に合う宣誓の言葉もあることでしょう。
- かっこいい選手宣誓
- 感動する選手宣誓
- 面白い選手宣誓
- 令和を使った選手宣誓
今回はこの4つの選手宣誓について考えてみました!
これで運動会の宣誓もばっちりです!
小学校の運動会選手宣誓!誰が行う?決め方は?
選手宣誓を行う人は、特に立候補がない場合は体育委員、スポーツが得意な人、大きな声が出る人、クラスで誰がするのか話し合いで決める場合、推薦とさまざまでしょう。
運動が得意な子が宣誓を行う傾向が強いですが、話すことが得意な人、皆を笑わせたい人が担当するとこになるのもいいでしょう。
きっと楽しい気持ちで運動会をスタートできるからです。
私が小学生の頃は全国大会に出た同級生の女の子が選手宣誓を行っていました。
大きな声が出る子でもあったので、クラスの人たちからの推薦もあったのかもしれません。
選手宣誓の文章は友達と考えるのもいいですが、困った時には先生に話してみましょう。
なぜなら先生は毎年運動会をしているからです。
色々な運動会を経験し選手宣誓も聞いていると思いますので、いいアドバイスをもらえることだと思います。
ベテランの先生になるほど運動会を経験している回数は多いはずなので、長年勤めている先生に聞いてみてもいいですね!
小学校の運動会選手宣誓!かっこいい例文!
かっこいい選手宣誓を考えてみましょう。
運動会のスローガンやテーマ、学校の校訓などを選手宣誓で話しても締まってかっこいいと思いますよ。
「宣誓、僕達はスポーツマンシップにのっとり、正々堂々運動会を行うことを誓います。力強く走り、頑張る仲間を応援し、今回の運動会のテーマの○○を忘れず、誇れる○○小学生であるよう努めます。どの組も優勝目指して頑張ることを誓います」
「また、全力で一日走りぬけ、楽しい運動会にすることを誓います」
また、どの宣誓でも言い終わった後は
「令和○年〇月○日、学年クラス、名前」の順に締めましょう。
今日頑張ることを選手宣誓で伝えましょう。
自分の学校がいい学校だと思えるような運動会にしていきたいですね。
小学校の運動会選手宣誓!感動する例文!
「宣誓、私たちはスポーツマンシップにのっとり、正々堂々と運動会を行うことを誓います。いい競技ができるよう仲間と練習を重ねてきました。こうやって運動会に参加できることを本当に嬉しく思います」
「日々競技の練習を一丸となってやって来ました。今日一日、仲間と共に頑張り抜くことを誓います」
仲間を意識して話すといいですね。
また、本番までに練習で経験したことを話すと深みが出ます。
生徒も一緒に頑張ろうという気持ちになれますし、お父さんお母さんも応援する気持ちが強くなることでしょう。
小学校の運動会選手宣誓!おもしろい例文!
最初の真面目な話はしっかり入れておきましょう。
面白い話だけしようとすると、ただのふざけたあいさつになってしまいます。
いつもお世話になっている先生たちを出すことで、皆が知っている先生ならではのあるあるをアナウンスすると共感できて面白いですよね。
動いて表現しても面白いと思いますよ。
小学校の運動会選手宣誓!令和を使った例文!
令和になりましたし、せっかくなので新元号にちなんだ宣誓も考えてみましょう。
「宣誓、私たちはスポーツマンシップにのっとり、正々堂々運動会を行うことを誓います。令和という新たな時代になりました。令和という元号には人が美しく心をよせ合う中で、文化が生まれ育つという平和で穏やかな意味あいがあるそうです」
「私たちも仲間と助け合い、正々堂々と行い、仲間との絆を深めていける運動会にすることを誓います」
令和ならではの例文です。
仲間を思いやる気持ちを忘れず頑張りたいですね。
令和の意味参考:
選手宣誓をかっこよく決めろ!
色々な選手宣誓を紹介しましたが、話し方はどれもかっこよく決めましょう。
同級生から家族まで見ている場です。
かっこよく話してもおもしろく話しても、決める所は決めないと運動会も気持ちよくスタートできません。
- 声はハキハキと大きな声で
- 姿勢は美しく
- 宣誓の時の手は上にまっすぐ
この3つは絶対守りましょう。
どのパターンの話し方でもこの3つが守れていれば、しっかりした選手宣誓になります。
これらができていれば、学校の印象もよくなると思います。
学校を代表して宣誓するのですから大切なことですね。
緊張してしまった場合のために、心配な人は話すキーワードを書いておきましょう。
全部書いているとずっと見てしまって前を見て話せないですし、カンペがあると思ったら安心して練習せず本番を迎えてしまうかもしれません。
せっかく選手宣誓を任されたのだから、練習はしっかりして、カンペもキーワードを書いておく程度にしましょう。
緊張する人は、練習の時に家族や友達の前で話したりして感覚を身に付けておくといいかもしれませんよ。
素晴らしい選手宣誓を見て参考にしよう!
色々な選手宣誓やコツを知ったうえで、素晴らしい選手宣誓やユニークな選手宣誓を見てみましょう。
生徒の立ち振る舞いや、話し方は参考になるはずです。
まずは小学校の選手宣誓から。
赤組白組で二人が宣誓しています。
大きな声で、組の色にちなんだ物を取り上げています。
例えたものがかっこよくやる気が出てきます。
中学生の選手宣誓ですが、マイクがいらないくらい大きな声でよく聞こえます。
腕もしっかり伸び、気持ちが引き締まる宣誓です。
こちらはユニークな宣誓です。
高専生になりますが面白いです。
先生の話から入り、運動会の競技を面白く話していますね。
誰かをいじるような笑いでないので聞いていて楽しいですね。
まとめ
選手宣誓の決め方は?
- 選手宣誓は誰がなっても大丈夫
- 文章に困ったらベテランの先生に相談してみること
- 校訓、運動会のテーマを使って締めて
- 頑張ることをアピール
- 本番まで仲間と頑張ってきたことを織り込む
選手宣誓をつくるには?
- おもしろい宣誓をする場合は真面目な宣誓を最初にしっかりしておく
- みんなが知ってる先生の話だと共感できて面白い
- 新元号にちなんで話す場合は意味を調べて運動会と関係させる
- 素晴らしい、ユニークな宣誓を参考にしてみる
選手宣誓をするときは?
- 声はハキハキと大きな声で
- 姿勢は美しく
- 宣誓の時の手は上にまっすぐ
こうやって見ると運動会の選手宣誓は色々な話し方があって、話す人によって個性が出てくるのがわかりますね。
思えば、「上手に話すなぁ…!」と思っていた宣誓は色々試行錯誤して話していたものだったのかもしれません。
自分に合った宣誓を参考に、いい運動会の幕開けに役立てたら嬉しく思います。
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