パン食い競争をご存じですか?
知らない方はいらっしゃらないと思います。
では、パン食い競争の競技に出たことは?
私はパン食い競争に参加したことがありません。
もし私が競技に出たら、大体の想像がつきます。
パンの下で、ぴょんぴょん、パクパクもがいている自分の姿が・・・
同じような悩みを抱えてらっしゃる方大勢いると思います。
『パン食い競争に出るんだけど最後まで残ってパンがとれなかったらどうしよう。』
『走るの遅いけど、どうしよう。』
『あれ?準備って何が必要だったっけ?』
「見ているのは楽しいけど、競技に出るとなったら、どうしたらよいの?」
知っているようで知らない、パン食い競争に迫ってみようと思います。
- パン食い競争のルール、起源について。
- パン食い競争は英語でなんて言うの?海外でもパン食い競争はあるの?
- パン食い競争の準備をしよう。
- パン食い競争必勝法。
- パン食い競争のアナウンスの仕方。
この記事を読んだら、パンの下でパクパク、そんな醜態をさらすことはありません。
準備だって、あっという間にできあがりです。
パン食い競争のルール、どんな競技?起源?いつから定着している?
パン食い競争のルール
徒競走のコースの途中に、パンを吊るした障害物があります。
走者は手を使わずに、口でパンをくわえてゴールを目指します。
パン食い競争の起源
パン食い競争の有力な起源は2つあります。
- 1896年(明治29年)の札幌農学校で開催された「遊戯会第15回大会」での「食菓競争」説
- 1874年(明治7年)築地の海軍兵学寮「競闘遊戯会」で失敗した「あんパン」を譲りうけてパン食い競争が始まった説。
100年以上前からパン食い競争は行われていたんですね。
しかしながら、パン食い競争の人気に火をつけたのは、1945年の太平洋戦争敗戦後、深刻な食糧難です。
1946年9月の運動会ではパン食い競争が人気種目に躍り出たそうです。
パン食い競争は英語で何と言う?英語圏でもパン食い競争はある?
パン食い競争=Bread eating competition
辞書で調べてみました。
なんだか仰々しく、国際会議のような風格をかもし出していますね。
Bread eating raceくらいがちょうど良いのではないかと思います。
残念なことに、英語圏ではパン食い競争は存在していないようです。
ヨーロパッでは、ハロウィーンの時期に行われる“Apple bobbing”というゲームがあります。
水槽にリンゴを浮かべて、手を使わずに口でリンゴをくわえとるゲームです。
パン食い競争に似ていませんか?
パン食い競争で使う、あんパンやジャムパン、クリームパンなど日本特有のパンです。
甘くて、くわえやすく手に入りやすいものが、海外ではりんご、日本ではパンだったのではないでしょうか。
パン食い競争の準備をしよう
準備するもの
- 洗濯ばさみ
- ビニールひも(麻ひもでも、毛糸でも大丈夫です)
- 170㎝くらいの棒2本(競技者が小さな子供の場合は必要ありません)
- 棒を支える人2名
洗濯ばさみにひもを通し、適当な長さに切って結ぶだけです。
パンを吊るすひもの長さは、走者の身長差もあるので色々な長さにしても良いでしょう。
作るのが手間な時はこんなのもおすすめです。
パン競争用ロープ(アマゾン)
5mくらいに切ったひもに、洗濯ばさみの付いた紐を競技の人数分結べば出来上がり。
あとは、両側で紐を持つなり、棒にくくりつけ、棒を持てばパン食い競争はいつでも始められます。
忘れてはいけないのは“パン”
吊るすときは袋に入ってるパンが好ましいです。
保管もしやすいし、万が一落としてしまっても食べられますよね。
パンを食べることにこだわるなら、ゴールしてからパンを食べ終わるまでが競技としても良いですよね。
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