運動会や陸上部でのリレーはだれが見てもドキドキハラハラして盛り上がりますよね♪
抜かし抜かされのデッドヒートだったり、他を引き離してのダントツ一人勝ちだったり、どんなシチュエーションだったとしても観客みんなを惹きつける花形の競技ですよね。
そしてそのリレーの勝敗は、バトンパスに全てが掛かっているといっても過言ではありません。
走力で劣るチームが華麗なバトンパスによって逆転するという事も多々あります。
それがまた感動を呼ぶのです。
今回は、そんなリレーの肝ともいえるバトンパス中学生向けの練習方法についてお伝えしたいと思います♪
また、バトンパスの歩数や種類についても書いていきたいと思いますので、中学生にご指導なさっている先生方、ぜひご覧になってくださいね。
リレーはバトンパスが命!
リレーではバトンパスが本当に大事なんです!
足が速ければ勝てると思いがちですが、実はそうではありません。
こちらの動画をご覧ください。
短距離走など、走力だけを競う競技ではまだまだジャマイカやアメリカなど世界の強豪国と差がある日本ですが、リレーとなると決勝まで残るだけではなく、優勝争いにからめるレベルですよね!(^^)!
現にこの動画でも世界第三位という結果を残しています。
その理由の一つは紛れもなく、日本チームの世界トップレベルである華麗で無駄のないバトンパスの技術によるものだと言われています。
他国チームがバトンパスのタイミングで少し減速してしまうのに対し、日本チームはスピードを落とさずに次へバトンを渡せるのです。
この日本チームのバトンパスの技術は世界でも絶賛されているんですよ♪
このようにリレーにおいて、バトンパスはその勝敗を左右するほどとても大事なのです!
バトンパスには種類がある!
ところで、バトンパスに種類があることをご存じですか?
バトンパスは主に「オーバーハンドパス」と「アンダーハンドパス」の2種類があります。
オーバーハンドパス
こちらは、バトンの貰い手が手を後ろに高く上げながらバトンを受け取る方法です。
このやり方が一般的に採用されているバトンパスですね。
私も子供のころ体育などでリレーを行った際は、このバトンパス方法だった覚えがあります(^^)
この方法は、バトンパスの時に貰い手と受け手がお互いに手を伸ばすことから、そのぶん走らない距離がうまれます(利得距離)。
ですからその分だけタイムを短縮できるのです!
そしてパスのタイミングも取りやすいのがこちらのパス方法になります。
ただ、受け手が後ろに手を高く伸ばすという少し無理な体制をしてからのスタートになるため、走り出しのスピードが落ちてしまうデメリットもあります。
アンダーハンドパス
こちらはあまり一般人にはなじみのないパス方法かもしれません。
日本代表チームが取り入れているバトンパス方法です。
受け手は手を後ろ下方向に手を出し、渡し手がその手にバトンを押し付けるような形になるやり方です。
双方が思いっきり手を伸ばしあうオーバーハンドパスと違い、二人の距離が近いのであまり利得距離はかせげません。
しかし、無理な体制になることなく、お互いがトップスピードでのバトンパスが可能なため、スピードを落とさずにバトンを繋げられるという利点があります。
それでは中学生にオススメのバトンパスはどちらでしょうか。
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