高齢者施設での運動会は、日頃のリハビリの成果や、普段と違うにぎやかな雰囲気の中で、利用者さん同士や利用者さんと職員のコミュニケーションを取れる絶好の機会です。
でも、色々な利用者さんがいる中、競技を考える職員の皆さんは頭を悩ませてしまいますよね。
しかし、そんなに考えこむことはありません!
選手宣誓や競技のやり方をひと工夫すれば、様々な状態の利用者さんも一緒になって楽しめる運動会を作ることが出来るんです!
今回は、高齢者施設の運動会での、選手宣誓の例文とおすすめの競技をご紹介します!
利用者さんに運動会を楽しんでリフレッシュしてもらっちゃいましょう!
高齢者施設の運動会選手宣誓! 誰が行う? 決め方は?
選手宣誓をやってもらう人を決める際は、各チームひとりずつ代表を決めて、選手宣誓をしてもらいましょう。
選手宣誓をする人数が何人かいると、緊張もほぐれますし、お互いの選手宣誓を見合うことで、施設の仲間とのコミュニケーションにもつながります。
誰にやってもらうかは、立候補があればもちろんその方で構いませんが、みんなに聞こえるような声が出せ、宣誓時に腕が上がる方だと選手宣誓の際に、からだに負担がかかりません。
できれば本番の日にいきなり行うのではなく、数日前から練習行うといいでしょう。
宣誓文の内容は、利用者さんに考えてもらうと、手作り感が出ます!
普段のリハビリの成果を強調したいのか、ケガ無く楽しむことを強調したいのかの方向性を職員が示してあげると、利用者さんが考えやすくなりますよ!
高齢者施設の運動会選手宣誓例文!
選手宣誓では、日頃のリハビリの成果、運動会に臨む意気込みが出せると良いですよね!
参加者のやる気がアップしそうな高齢者施設の運動会の選手宣誓の例を3つご紹介します!
高齢者施設の利用者さんが普段行っているリハビリの成果をみんなで実感しながら楽しもうという、運動会の参加者みんなの心に響く宣誓文です。
短くてシンプルなので、宣誓する利用者さんが覚えやすいのも良い点です!
競技の結果は二の次! ケガをしないで運動会を楽しむことが何よりの目標。
楽しかったという思い出を作ることができれば、この先のリハビリのやる気にもつながってきますよ!
運動会と言えど、参加者は普段リハビリを一緒に頑張っている仲間同士!
いつものようにお互いを励ましあって笑顔を絶やさないことがやはり運動会の意義なのではないでしょうか。
仲間を応援することで、自分自身も元気になります!
選手宣誓で和やかなムードが作れれば、利用者さんにリラックスして運動会に参加してもらうことができますね!
高齢者施設向けおすすめ競技5選! その1:玉入れ
みんなが参加できて、運動会らしい競技と言えばこれでしょう!
車いすの利用者さんもいる場合は、みんな座ってテーブルの上に玉を置いて行います。
玉を入れるカゴは、テーブルの上にそのまま、大きめのボールや鍋を置けば大丈夫!
玉があたってカゴがセンターからずれてしまった場合は、随時職員さんが元の位置に戻してあげましょう。
この競技のいいところは、玉を入れることに一生懸命になるため、他の人のうまい下手を気にしないところ笑!
結構な運動になりますので、時間は短めで行いましょう。
高齢者施設向けおすすめ競技5選! その2:風船バレーボール
次に紹介するのは、「風船バレーボール」です。
バシッと強く打ってしまっても、風船なのでスピードが出ませんし、なんせ当たっても痛くない!
力の加減が必要ないので、簡単なのに、思っている以上に盛り上がるんです!
やり方は、間を開けずにテーブルに着いてもらって、落とさずに何回風船をつけるかを競います。
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