秋は学校行事がたくさんあります、中でも体育祭は大変盛り上がるイベントの一つです。
せっかくの体育祭、競技や応援だけでなく仲間と衣装を揃えたり、かわいい髪型やメイクをしていつもとちょっと違う気分で楽しみたいですね。
どのような衣装がいいのかわからない、どのようにしたらいいのか悩んでいる人は韓国の体育祭はとても参考になります。
Twitterやインスタの画像もたくさんあげられていて、衣装やメイクはとてもキュートな画像があります。
韓国はアジアの中でも日本に近く、旅行も気軽に行くことができますし、韓流のアーティストもたくさん日本で活躍してます。
様々な分野で共通するところがある韓国はなんだか身近に感じられますね。
今回は韓国の体育祭で参考になる衣装やメイクを紹介します。
日本と韓国で似ているけれどもそれぞれ違う文化もありますので、韓国との違いや独自の文化も合わせて紹介していきます。
韓国の体育祭の衣装がかわいい!
韓国の体育祭は日本のように体操着で参加するということはまれで、クラスごとに自由に衣装を決められます。
そのため、かわいい衣装で参加している画像がたくさんあります。
クラスでおそろいのTシャツを着ています。
プリントの文字には自分の名前だったり好きな文字やイラストなどをプリントすることが多いようです。
とてもかわいい衣装です。
お揃いのジャージにプラカードをぶら下げています。
韓国では友達を応援するためにプラカードを作成したりします。
日本でもスポーツ観戦やライブでプラカードを作成して応援に行ったりしますね、韓国の体育祭は本当にお祭りのような雰囲気ですね。
こちらはアニメの道着を着てきます。
これからはじまるのは体育祭ではなくて武道会なんじゃないかと思わせるくらい自由に衣装を決めています。韓国の体育祭はもはや楽しんだ者勝ち、大いに盛り上がることでしょう。
動きやすいためサッカーやバスケットのユニホームのようなTシャツが人気のようですが、他にも着ぐるみを着ていたり、もんぺをはいている画像の投稿などもあります。
なんにしてもみんなでお揃いの衣装を着るととてもいい思い出になりますね。
韓国の学生の体育祭用の髪型もかわいい!
韓国の体育祭は日本とは異なりお祭りのようなイメージがあります。
なので、髪型も普段とは違い編み込みをつくったり、お団子にしたりとおしゃれでかわいい髪型にして参加することが多いです。
定番といえるお団子スタイル、ピンとゴムだけでできるので簡単にヘアアレンジを楽しめ友達と一緒にするととってもかわいいですね。
ハーフアップでまとめたり、一部分だけまとめたりアレンジの方法も自由にできるのもおススメです。
地味なイメージのあるおさげヘアですが緩さを持たせることでとてもかわいい仕上がりになり、韓国でも人気を集めています。
チームカラーのリボンを一緒に編み込めばさらにおしゃれにアレンジできます。
玉ねぎを吊り下げたようなヘアスタイルで、「ヤンパモリ」といいます。
かわいい中でも活発的なイメージがるので体育祭にとてもあう髪型です。
二つ結びにすればさらに個性的なヘアスタイルになります。
体育祭は学生にとって特別なイベントです、韓国風ヘアをしていつもよりかわいく自分をアレンジしてみてはいかがですか。
参考動画:
韓国の体育祭と日本の体育祭の違いは?
共通するところが多い韓国ですが、体育祭はどんな感じなのか気になります。
韓国の体育祭も秋のシーズンに行い、체육대회(チェユッテフェ)といいます。
体育祭の定番の競技をいくつかご紹介
- 이어달리기(イオタルリギ) /リレー走
- 줄다리기(チュルタリギ) /綱引き
- 줄넘기(チュルロムキ) /縄跳び
- 피구(ピグ) /ドッジボール
他にもサッカーやバスケットボールなど日本では球技大会で行うような競技もあります。
日本のように全校で行うところもあれば、学年ごとに日程を変えて行う学校など様々です。
韓国の体育祭は平日に行われることが多いですが親の観覧は可能で、子供のでる競技が来たら競技場へ行き立ち見のままカメラに収めるというのが一般的。
日本のように朝早くから並んで場所取りをして座って観覧するようなことはほとんどありません。
何か月も前から体育祭の準備をする日本とは違い、韓国は体育の授業の延長程度の印象です。
学歴社会の韓国、勉強の精神が強くあるのかもしれません。
しかし、体育祭のためにクラスで衣装を揃えたり、髪型やメイクをアレンジしてみたり楽しむときはしっかりと楽しんで思い出作りを大切にしているように感じます。
韓国の高校生はどのような日常を過ごしている?
すぐお隣の韓国、体育祭を見てみるだけでも日本と違いがありましたが日常生活ではどうでしょうか。
学歴社会で有名な韓国の高校生はどのような日常を過ごしているのでしょうか。
1.韓国の高校生活
日本の高校生は、1時間目~6時間の授業。
私は、そのあとアルバイトをしていましたが、部活動に勤しむ人も多くいます。
昼食は持参し、教室で食べる人が多いのではないでしょうか。
しかし、学歴社会である韓国の高校生は少し違います。
韓国では午前中の授業を終えて昼食、そのあと6時間、いやいやなんと8時間目まで授業があります。
8時間目が終わったら夕食を食べて、塾や習い事など勉強に関する理由がない限り半強制的に参加する「ヤジャ(夜間自立時間)」という自習の時間に突入します。
日本では昼食は教室で食べる風景をよく見ましたが、韓国では昼・夜の2回給食がでて食堂で食べるのが普通です。
そのため授業終了のチャイムと同時に給食の場所取り合戦がはじまることもしばしばあります。
部活はあるにはありますが、日本のように盛んではなくやりたい人だけ昼休みに体を動かす程度のものです。
なので、韓国の学生は漫画やアニメのように部活動や委員会活動が盛んな日本の高校生活に少なからず驚きの感情があるようです。
2.韓国のメイク・ファッション
韓国の制服はタイトなデザインで細見に着こなすのが韓国流、ダボっと着ない印象です。
大きめのリュックにスニーカーが基本のスタイル。
リュックの中には勉強道具はもちろん、メイク道具や鏡も必須アイテム、中にはコテや私服まで持参している人もいます。
最近はそうでもないようですが、カラーが禁止、化粧にも厳しい校則の学校がほとんど。
なので、体育祭ではメイクしても良しとしている学校が多いので、いつもよりかわいくおしゃれに決めているのかもしれませんね。
ヤジャがない日や模試などで授業が早く終わる日は、鏡の前でメイクして帰るのが普通。
学校帰りはカフェに行っておしゃべりしたり、屋台で食べ歩き、カラオケやショッピングを楽しむ。そんなところは日本の高校生とあまり変わらないですね。
3.韓国の恋愛事情
韓国の学校はほとんどが男子校・女子高、共学でも男女でクラスが別れている学校が多いので、学校に恋愛を求めることはあまり期待できません。
出会いの場としては、塾や習い事、紹介で恋愛するのがほとんどです。
平日は勉強に追われているので会うことができないので週末にデートを楽しみます。
定番のデートコースとしては、おいしい店に行ったりカラオケに行ったり、テスト前なら図書館やカフェで勉強するカップルも多いです。
日本の高校生と比べるととにかく勉強優先の生活を送っている韓国の高校生ですが、空いている時間を上手に使って恋愛やおしゃれを楽しんでいます。
韓国は超学歴社会!日本の学生が驚く受験の実態とは?
11月に行われる「スヌン(大学修学能力試験)」がとても過酷であることは日本のメディアでも取り上げられているので韓国は超学歴社会であることはご存知の方も多いのではないでしょうか。
過酷な受験戦争の実態には以下の理由があります。
歴史の影響を強く受けているため
韓国は古くから、ヤンバン・ソンビという理想像があります。
ヤンバンとは科挙試験に受かった文官・武官のこと、ソンビとは学者にあたり、朝鮮時代では武官よりも文官の地位が高く、武を極めた強者より学問を収めた優秀な人材の方が高く評価されていました。
江戸時代の日本での官僚は武士が行っていました。
このことからも日本では文より武が高く評価されていたようですが韓国はこの逆です。
なので、子供を学者にさせようとする習慣が色濃く残り、学問を収めることに対して強い思い入れがあるのです。
受験が一度しかないため
韓国では日本のように小学校・中学校・高校には基本的に受験がありません。
なので、大学が初めての受験になるため、小さなころから塾に通い、夜遅くまで勉強して念入りに準備を進めていきます。
受験で人生が決まるから
韓国は高学歴社会ですのでいい大学に入ることで一流企業に就職でき華やかな将来が約束されるということになります。
なので、大学受験の失敗は人生の失敗に直結してしまうため、勉強していい大学に入るということが当面の目標とされます。
韓国の受験システムは、「スヌン(大学修学能力試験)」と「各大学の入試試験」に分かれます。
スヌンの結果が大学入試の採点の6割を占めるため、スヌンでよい成績をとることが大学入試成功のための重要なキーパーソンとなっているのです。
まとめ
今回韓国の体育祭の衣装・髪型、高校生の日常生活の事情などを記事にしました。
韓国の体育祭は、クラスごとに衣装を決めるためかなり個性的なものが多くあります。
髪型やメイクも普段とは違うキュートなものが多く体育祭を思いっきり楽しんでいますね。
開催は平日に行われ、日本のように何か月も前から準備するようなことはありません。
学歴社会の韓国らしく体育祭より勉強を優先して考えています。
韓国の過酷な受験事情
- 歴史の影響を強く受けている
- 受験が一度しかない
- 受験で人生が決まる
韓国の過酷な受験事情にはこのような理由が強くあります。
とにかく大学受験に成功することが今後の人生を左右するといっても過言ではありません。
なので、学生は小さなころから塾に通い、夜遅くまで残って勉学に励むようです。
日本と違いとにかく勉強優先の韓国ですが、休日や放課後は日本同様にしっかり楽しんでいました。
校則が厳しいがゆえに、体育祭など遊ぶときはおもいっきり遊ぶ、とても上手に青春していますね。
韓国学生を応援しつつ今までで以上に韓国を好きになってくれると嬉しいです。
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