この「Massenturnen」とは、19世紀のドイツで行われていた、号令によって一斉に体操する合同体操のことです。
その後、旧チェコスロバキアやオーストリア、スイスなどに体操の有意義さを訴え、体操を普及するためのツールとして、見せ物としてマスゲームが発展していきました。
発展したマスゲームが日本にも伝わり、日本で行われたマスゲームを北朝鮮が見て、自国でも行うようになりました。
ここから、マスゲームといえば北朝鮮と言うように、北朝鮮のマスゲームが世界中に広まっていったのです。
マスゲームは、集団における連帯性の高さを来場者に示すパフォーマンスとして、大型のイベントなどで集団遊技として行われています。
最近では、6年生の運動会の演技としてマスゲームを行う小学校が増えています。
小学校生活最後の運動会は、これまでの学校生活で学んだ集団行動の集大成を保護者や先生、下級生に見せる絶好の機会と言えます。
小学校のマスゲームの指導方法は?練習期間は?
マスゲームは全員がきれいにそろっていなければ、成り立たない演技です。
そのため、練習時間はしっかり取る必要があります。
ただし、練習の期間を長く取ると、毎回同じことの繰り返しになり、子どもたちも飽きて集中力が落ちてしまいます。
期間は短く、内容の濃い練習時間をしっかり取ることが大切です。
指導者は、必ず毎回の練習に子どもたちに何をしてほしいのか、どういう動きをするのかという明確なイメージと目標をもって取り組みましょう。
たくさんの子どもたちを一斉に指導するわけですから、日ごろから、指導の声が行き届く環境づくりも必要になってくるでしょう。
子どもたちのモチベーションが下がらないよう、運動会本番までの雰囲気づくりも大切にしてください。
まとめ
小学校の運動会マスゲーム向けのテーマとおすすめの曲5選
①Hero
「Hero」安室奈美恵
②絆~こころをひとつに~
「Into the Unknown」Idina Menzel, AURORA
③一致団結
「Here -Main Title‐」
④Best Performance
「Shake It Off」Taylor Swift
⑤威風堂々
「Don’t Stop Me Now」Queen
演技する子どもたちや保護者、そして指導する先生にとっても最高の運動会の思い出ができるよう、最高のマスゲームになることを願っています。
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