綱引きに勝つためには、どういった練習が必要になってくるのでしょう?
ある程度一緒に綱を引くチームメイトと息の合ったやり方を身に着けていないと勝つことは難しくなってしまいます。
まずはどういった練習法をすれば勝てるのか、考えていきましょう。
勝つための練習方法は?
1.ロープを斜め後ろに引く練習をしましょう。
慣れていないと中々ロープを斜め後ろに引くのは難しいようです。
なので、練習するときは、まず自分の体重をかけるようにして後ろに引っ張るようにしてみましょう。
2.軍手はしないほうがいいです。
軍手をして綱を引くと握力が落ちてしまい、逆に引っ張ることができなくなってしまいます。
素手で掴んでいると綱が擦れて痛い場合もありますが、力が入りやすいのは、やはり素手でつかむことです。
3.綱の握り方を練習しよう!
綱の握り方は、右利きの人だと左を前にして右を後ろに持っていったほうがより力が出やすくなります。
人によっては逆のほうがいいと感じられる場合もあるので、握り方は自己流でもOKです。
大切なのは、自分が握った時に力の出しやすいやり方を見つけることです。
4.綱は自分の脇に引き寄せましょう。
綱を握ったら、脇に綱を挟むようにしましょう。
そうすることで力がより出しやすくなります。
足も踏ん張りやすくなるので始まったらすぐに脇に綱を挟むことをおすすめします。
5.靴はグリップが効くものを選びましょう。
現在では綱引き用の靴も発売されています。
綱引きをするときの靴の選び方は、普段履いているサイズよりも0.5~1cmくらい小さな物を選びましょう。
力を入れた時に靴が遊んでいる状態だと、踏ん張りが効きにくくなります。
購入された時に足が痛いと感じられる場合は、中敷きを取って履いてみてください。
靴は伸びたりするものなので、サイズに圧迫感が感じられなくなったら、また中敷きをひいて調節しましょう。
どうやって練習をする?いつする?
綱引きの練習となると、大人数でやっているイメージがあるかと思います。
一人で練習する場合は、ロープが固定できるものに巻きつけて後ろに引っ張ったり、脇に挟めて引っ張る練習をしましょう。
全体で練習するときは、まずチームメイトたちの動きを見ましょう。
練習はいつやってもいいですが、なるべく運動会が行われる2~3日前くらいにはやっておきたいものです。
また、綱引きはとても力を使う競技ですし、疲れが元になって集中力が切れて怪我をしてしまう恐れもありますので、練習をするときは休憩をはさみながらやったほうがいいでしょう。
綱引きの練習は全員が同じタイミングで力を出すことが重要!
綱引きは一人で頑張るものではありません。
チームメイト一丸となって力を合わせないと、中々大きな力を発揮することはできません。
一人の人間が引っ張っていても他の人間が何もしていない状態だと簡単に綱は相手側に引っ張られてしまうことでしょう。
まず最優先に練習しなければならないのは、掛け声などで引っ張るタイミングをみんな同じく合わせることになります。
一人が違うタイミングで引っ張ったとしても勝率は上がりません。
リズムを合わせてタイミングをつかみ、縄を引っ張りましょう。
保護者競技で心を一つにするには?
保護者競技で綱引きをするときは、まず心を一つにすることが大切になってくるでしょう。
とくに綱の引っ張るリズムやタイミングで変わってきます。
一人ずれてしまうとそれだけで勝つことが難しくなってしまいます。
その中でも有効的に心を一つにすることは、やはり一人ひとりが声を出していくことです。
声を出すことによって「この人は今引くタイミングを教えてくれている」などの情報がわかりやすくなるためです。
まずは恥ずかしがらずに大きな声でまわりとタイミングを合わせるようにしましょう!
綱引きで使う靴は?体育館とグランドはどちらがやりやすい?
PTAのレクリエーションなどで綱引きをするときは体育館でやることが多いかと思いますが、だいたい小学生の運動会だとグランドでやることが多いでしょう。
綱引きで使う靴は、どういったタイプの靴を用意すれば勝ちやすいでしょう?
靴の種類はもちろん、滑りにくいものを用意されたほうがいいです。
陸上選手が練習用に使用されているアップシューズと呼ばれているものが適任です。
現代では、綱引き用のスパイクシューズも売られている靴屋がありますので、見に行ってみるのもいいかもしれません。
グラウンドと体育館では、グラウンドのほうが綱引きをしやすい環境です。
ある程度湿度があるグランドのほうが床よりも踏ん張りが効くため、やりやすいのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ここで綱引きに勝つためのポイントをまとめてみましょう。
- 掛け声は大きな声で!
- 掛け声を出したら歯を食いしばることも大切!
- 身長が高い人から低い人、そして最後は男の子が綱を持とう!
- 練習では集中力を切らさないように!怪我の元になってしまいます。
- 靴は少し小さめで0.5~1センチ小さい方が踏ん張りやすい。
様々なポイントで勝つ要所がありますが、いちばん大切なことは、みんなと心を一つにして綱を引っ張るということではないでしょうか?
小学生が練習するときは、とにかく声のタイミングが合っているのか?
綱を引っ張るタイミングが合っているのか?
を重点的にやったら勝ちやすくなるでしょう。
保護者の綱引きでも同様のことが言えます。
保護者の場合は、大きな声を出した後に歯を食いしばって引っ張るのが重要となってきます。
ただ、小学生も保護者にも言えることですが、あまり練習しすぎてしまうとマメができて、血が滲んで痛い思いをし、お風呂の中でも痛くなってしまうので、練習は程々にしたほうが良いでしょう。
ぜひとも綱引き大会で参考にしてみてくださいね。