車いすを使っている利用者さんも自分の手の届く範囲で手を伸ばすことができるので、みんなで楽しむことができます!
注意したいのは、競技に集中するあまり、風船をつこうとした手が隣の人にぶつかってしまうこと。
周りで見守る職員さんは、次に風船をつく人の名前を言ってあげるなど競技を助けてあげましょう!
高齢者施設向けおすすめ競技5選! その3:輪投げ
団体で行う競技だけでなく、個人種目もご紹介します。
「輪投げ」は、回数を重ねながら、力加減や投げる軌道などを自分で工夫しながら行う競技なので、脳のトレーニングにもなります。
輪投げは職員が行っても、標的に輪をくぐらせるのはなかなか難しいもの。
なので、『入るか入らないか』を競うのではなく、標的を近くに置いて『いくつ』入るかを競いあった方が楽しんでもらえます。
標的は、水を入れたペットボトルで十分!
ラベル部分をイラストなどで装飾するだけでにぎやかな雰囲気になります。
輪投げの輪は、新聞をくしゃくしゃにして輪っか状にするだけでOK!
大きさも自由に変えられますよ!
高齢者施設向けおすすめ競技5選! その4:大玉はこび
運動会の大玉転がしに代わる競技として、高齢者施設の運動会では、「大玉はこび」が盛り上がります!
一列に椅子に座ってもらい、その列の上を大玉を運ぶ競技です。
団体戦の雰囲気が一気に高まります!
使う玉は、健康グッズのバランスボールなど、柔らかくて軽いものを使いましょう。
わざわざ用意するのが難しい時は、風船でも構いませんよ!
高齢者施設向けおすすめ競技5選! その5:借りもの競争
高齢者施設での借り物競争は、車いすを使っていたり、歩行時に転倒の危険のある利用者さんもいますので、少しルールを変えて行います。
そのルールはと言うと、利用者さんが引いた紙に書かれているものを、職員が探して持ってくるのです!
利用者さんと職員のコミュニケーションも生まれて盛り上がりますよ!
サングラスやお姫様のティアラ、ハワイ風のレイなど、借り物のお題は、利用者さんに身に着けてもらえるようなものだと記念写真にもなって後で見返しても楽しいですよね!
まとめ
いかがですか?
高齢者施設の運動会でみんなが楽しんでいる姿がイメージ出来てきましたね!
最後に、もう一度高齢者施設の運動会のポイントをおさらいしましょう。
選手宣誓
- 各チームひとりずつ代表を決め、練習は数日前から行う
- 宣誓文の例
- 「宣誓! 今日は日頃のリハビリの成果を十分に発揮し、最後まで戦い抜くことを誓います!」
- 「宣誓! 今日は参加者一同、ケガせず無理せず、運動会を最後まで楽しむことを誓います!」
- 「宣誓! 我々は、今日もお互い励ましあって、助け合いながら笑顔を忘れずに参加することを誓います!」
おすすめ競技5選!
- 玉入れ
- 風船バレーボール
- 輪投げ
- 大玉はこび
- 借り物競争
年に一度の運動会は、普段行っているリハビリにイベント性が生まれて、運動会の後の利用者さんのリハビリへの取り組み方が変わってきます!
利用者さんひとりひとりの体の状態、性格なども考慮して競技を工夫できると、みんなそれぞれに達成感を感じてもらえます。
運動会が、利用者さんの心のリフレッシュ、利用者さんと職員のコミュニケーションの良い機会になることをお祈りしております!
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